尾鷲・松阪訪問

2010/12/11 - 2010/12/11

伊賀上野のあとは、伊勢自動車道紀勢大内山ICから国道42号線をくねくねと1時間ほど走って尾鷲へ向かいました。
帰路には伊勢の松阪に立ち寄り、市内散策と松阪牛でもと思いましたが有名なお店をのぞいたところ一番いいお肉は100g4,000円！。100gだけ買うわけにも行かず、すごすごと退散しました。

エリア 尾鷲(三重)

国道42号線から尾鷲市内に入る所に立っている尾鷲節おどり人形塔。

JR尾鷲駅

尾鷲市観光案内図と

尾鷲節歌碑

港まで歩いてみました（駅から15分ほど）。
魚市場がありもう人は誰もおられませんでしたが、毎月第1土曜日（12月は第1・第3土曜日）には「イタダキ市」では鮮魚・干物等の販売の他各種イベントも開催されるようです。

尾鷲の港には生簀があり

鯛の養殖をしています。

尾鷲港には海上保安庁の巡視船も入港していました。

朝日を浴びて漁船が漁に出て行きます。

尾鷲神社。スサノオミコトを祀る。

尾鷲神社拝殿

樹齢1200年ともいわれる尾鷲神社大楠（三重県天然記念物）。

金剛寺（曹洞宗）山門

山門にある仁王像（尾鷲市有形文化財）。室町時代の作だそうです。

ホテルの横ではサンマの丸干しを作っていました。

熊野古道を体験できる施設「三重県立熊野古道センター」
http://www.kumanokodocenter.com/outline/index.html

熊野古道センターから見る尾鷲湾と尾鷲三田火力発電所

センター屋外には北山川観光筏が展示してあります。

館内では筏下りのビデオも放映されていて、筏に乗りながらビデオを見れば臨場感たっぷりです。

館内では、世界遺産熊野古道の自然や

暮らし等の企画展示

映像ホールでのビデオ放映等があります。
映像ホール前にあった熊野古道詣での様子

熊野古道センターの上には、紀伊半島唯一の海洋深層水の温浴施設「夢古道の湯」があります。入浴料600円
http://yumekodo.jp/index.html

尾鷲市三木崎沖415mからくみ上げた海洋深層水を使っており、保温性・保湿性に優れています。

開放感あふれる露天風呂には電気分解によるアルカリ性（手前、少し温め）と酸性（奥、少し熱め）の湯があり、酸性の湯は、古来より療養湯といわれ除菌効果、アルカリ性の湯は、お肌のすべすべ効果が期待されます。

最初に酸性の湯に入り次にアルカリ性の湯に入るとお肌がツヤツヤになってより一層美肌効果がアップするそうです。

お土産・お食事処では地元の物が取り揃えられており、

こんな風に目の前で魚を焼いてくれます。

店内では尾鷲の名産品が並んでいます。

お食事処では地元のお母さんたちが地域の素材を利用して作った数々のお料理が楽しめるランチバイキングで楽しめます。
中学生以上1,200円

この日は焼きフェアをやっているようで

地元でしか食べられないというソマガツオの焼き物初めいろんな料理が並んでいました。

食事場所から見られる景色も最高で、この景色も料理の一つといえそうです。

帰路に松阪の市内を散策。
ここはお城番屋敷といって、江戸末期に紀州藩士が松阪城警護のため移り住んだ武家屋敷です。このような組長屋は全国でも大変珍しく、今も人々の暮しが営まれています。

ここは長屋のような感じで現在でも個人が住んでおられますが、西北端の1軒は内部を公開しています。

松阪城跡。
1588年（天正16年）、蒲生氏郷によって築かれたお城。かつては三層の天守閣や兵部屋敷などがあったが、現在は桜、藤、銀杏が美しく、公園として市民の憩いの場所となっている。日本100名城、日本の歴史公園百選に選定されている。

三層の天守閣は現存していません。

城内にある歴史民族資料館は明治44年に建てられた図書館を改造したもので、松阪木綿や伊勢白粉など松阪商人に関する資料が展示されています。

本居宣長記念館。古事記伝の自筆稿本や自愛の品約16,000点が収蔵されています。
その隣には宣長が12歳まで過ごした旧宅「鈴屋」が移設されていて、偉大な国学者の当時の生活が偲ばれます。

記念館前にあった宣長の顔ハメ。