2010/09/10 - 2010/10/16
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こまちゃんさん
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9月17日のその2。
新疆烏魯木齊市内のメッカ、二道橋にやって来たこま達は、昨日の喧嘩の気まずい空気を引き摺りながらも、新疆好き仲間の意識が勝って、何とかまあまあ楽しんでおります。
では、漸く東面の、開発された建物が並ぶ大バザーにやって来ましたので、一番高い塔に登ってみたいと思います。
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こちらにも、踊りのモニュメントが沢山あります。
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ん?
さっきも黒いリンカーンのリムジンがありましたが、今度白いリンカーンのリムジン。
こちらは将に出動中でした。
中国の結婚では、高級車をレンタルして、新郎新婦を載せて移動しますが、最近の婚莎公司(ブライダルアテンダント)が提供するサービスには、超高級車で街中を走り、それを先導車からビデオで撮るというものが付いてます。それとは別に、別の日に有名な場所へ出かけて、色んなポーズで写真撮影をするモノもパッケージになってたりします。 -
派手派手・・・
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さっきのホテル。
下層が雑貨店のテナントでしたね。 -
「白大寺」の隣にあったモスク「南大寺」。
こちら側には、更に大きなモスクがあるようですが、さて、何処でしょう・・・? -
さて、このエリアは初めて訪れた訳ではないのですが、たった一度だけですし、以前は夜間ばかり来ていましたので、こんなに早くに出かけたのは初めてみたいなものですね。
ここ、1号館と書いてます。
ところで、この全体がモスクのような立派な建物って何なのでしょう? -
建物有り〜の、塔もあり〜の、広場もあり〜の、、、
あれ?広場が無くなって駐車場になってますね!?
以前は、この広場にオープンビュフェがありまして、塔の前に大きな舞台があって、民俗舞踊が見られたんです。 -
この建物は、以前露店だった店舗を集めた団地です。
そう、あの北京天壇の紅橋と同じ感じですね。 -
しかしデカイ!
昔の露店、こんなにあったかなぁ・・・
(ビルにはいるほどの出店数は無かったような・・・) -
まん中の遠くに見えるのはモスク?
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これです。
-
さっきから気になっていましたが、こんな所のど真ん中に、家楽福(カルフール)が入っていました!
以前は全てが同じ煉瓦のデザインでしたが、こんなの入れてしまったんですね(店がヘンだとか問題だとか言うのではなく、ここじゃなくてもエエやろ!ってこと)。
デザインが崩れまくりです。 -
-
広場に面したお店は有利ですよね。
日本の旅行ツアーだと、特に中に入ってまで探す時間がないでしょう。 -
和田胡桃。
新疆南部の町「和田(ホータン)」で採れる名産の1つです。
1斤(500g)40元(520円)前後します。
高い気がするけど・・・ -
こんなに沢山のお店、どうなってんでしょ?
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民芸品や皮革製品、ご当地名産物や英吉沙のナイフなど、売り物は大抵同じものばかりですし・・・
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一番高く聳えている塔には、腹巻きのように彫刻が施されていますね。
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ぐるっと廻ってみると、予想通り上に登れるみたいなので、一寸上がってみることに。
ええ!?
・・・門票20元でした。。。(高っ!(O灬O;)
エスカレータで登ってみます。(階段もあり) -
ジャーーーン!
まあまあ絶景です。
手前のビルの屋上に、ビアガーデンのようなものが見えていますね。 -
少し右にパンしてみます。
向こうに大劇院、手前には、家楽福の入っている部分のアーケード。 -
更にぐるっと、、、(とは言っても、窓があるのでそちらに移動しているだけですが・・・)
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お!
モスクと思っていた建物の横で、信者達の礼拝が始まりそうです。 -
おお!
道路の方にはこんなに溢れています。
まだ奥に入れそうですけどね。 -
この場所には、「撒拉寺」が有るようですが、この、人が沢山群がっている横の、角が沢山ある建物がそうなんでしょうか?
では、何故中に入らないのでしょう?
あ!入りきらないのでしょうか? -
こうして眺めてみると、結構広いんですね。
郊外には、ドンドン高層マンションが建っていますし。 -
真東の光景。
外環状(団結路の部分)が見えています。
2枚繋ぎ。
完全にカットすると、ビルの天辺が切れるので、変則的ですが、はみ出し部分を残してみました。 -
バザーの建物をアップで!
展望台みたい。 -
すると、ちょっとの間に集まってきた礼拝の人達!
和平南路側にあふれ出す信者達。
そこから下へと目をやると・・・ -
ズラズラ〜〜・・・
緑シートの方にも人が増えてる感じです。 -
でも、緑シートの方は増えてなさそうかな?
整然と並んでいる所を見ると、何か訳ありな人が座る場所?? -
そのシートの前側に人が増えていました。
2時過ぎという事で、2回目の正午の礼拝「ズフル」でしょうか?
一日5回の礼拝は、夜明け(暁)の礼拝(ファジル),正午の礼拝(ズフル),影が背丈ほどに伸びた時に行う午後の礼拝(アスル),日没の礼拝(マグリブ),就寝前の礼拝(イシャー)となっているようです。 -
最上階の6階にある展望階のテーブル。
テーブルは有れども店はナシでした。 -
ストロボシンクロで、表の景色ごとパチリ!
「これで20元かいっ!!」
‥とひとりツッコミをして、早速ですが降りることにしました。 -
降りる時は、エレベーターを止めて階段にしてみました。
階段は、毎回毎には出入り口が無く、3,2,1階しかドアがありませんでした。
その踊り場毎に置かれている絵や人形などの飾り物。
こんなに陽気なのか!維吾爾人!? -
このオブジェ同様に陽気で気さくな人種なのは、全て「モスリン同士」に於いてらしい。
こまった身勝手主義だ・・・。 -
下りに使った階段です。
途中真っ暗の所もあるので、持っていたLEDライトが大活躍! -
3階から。
だいぶんと下ってきた感じがします。
ん!? -
人が増え捲りです!
-
おおおおお!
一番前にも!
でも、鬚もじゃオヤジが少なすぎて、見方を変えるとヤンキーの総会みたいな・・・(ー灬ー; -
爺ぃがトイレに向かいます。
中国でトイレが必要な時、こま達は公衆トイレは探しません。
ホテルやマクドにKFCを探す方が早くて簡単だし、確実に清潔なので安心出来ますからね。 -
さっき見た燈台のような塔の上に、白い鳩が飛んでいました。
紀元後期70年頃、ローマ軍の侵略によりユダヤ王の神殿が壊滅的に
破壊され、この時以来、毎年ユダヤ人は崩壊後に残った壁を訪れて祈るようになりました。その祈りに応えて、神の霊が白い鳩となって共に嘆いた‥といわれていることから、白い鳩はユダヤ人の心のシンボルなんだそうです。
諸外国では、ユダヤとイスラムの不仲説が言われていますが、それは他教徒のミスジャッジで、元々、ユダヤ人が欧州他民族から迫害された理由が「イスラムのスパイ」だとされたことが原因なので、本来イスラムとユダヤは友好関係なのですよね。
http://www3.aa.tufs.ac.jp/~masato/awr_5.html
白い鳩が尊重される理由が、この辺りから息づいているような気がします。 -
爺ぃを待つ間、向こうの民芸品批発零售店に行ってみることにしました。
すると、宗教警備に呼び止められ、「今はダメだよ」の様な仕草をしています。
でも、写真有線でツカツカ・・と向かって行くと、「何や、外国人か‥」みたいな態度で無視されました〜♪ -
今登っていた展望台。
-
他の白人が来ようとしましたが、もうかなり時間が迫ってきているようで、しっかり差し止められていました。
すると、お経とも言えない声が拡声器を通して流れてきました。
すると、トイレを終えた爺ぃが来ましたが、腹を突き出して堂々と歩く爺ぃを見た宗教警備は、何も話し掛けず行かせます。
その情を爺ぃに話すと、祈福新村でもそうだし、色んな所でも同じ現象に遭うと言います。
政府の高官でさえ身分証を見せて通る場所でも、門衛(軍人)の前を「よっ!」てな感じで通過すると、何のチェックも質問もされずに通れるそうです。
そこの高官が信じないので、みんなを壁越しに待たせて入ってみせると、案の定「無質問無チェック」で入れました。
高官連中も「なんでやねん!」とビックリ。
そんな感じですから、礼拝で止める場所位なんてことないんでしょう。 -
さて、VIPオーラを振りまきながら歩いている爺ぃと、先ほど塔の上から見下ろしていた「モスク?」と思っていた所へ入ってみます。
看板には「工芸品批発零售」と書かれていますので、民芸品の卸しと小売のお店ですね。 -
あれ?
みんな礼拝中なのに、礼拝してる人が居ると思うと、こうしてウロウロしているご老人も多いんです。
爺ぃ撮影:Canon EOS 30D -
ご老人は「礼拝免除?」って思うほど見かけます。
逆に、若者達の礼拝に対する信心度が深いように思いました。
(上から見ても若い人が多かったし)
爺ぃ撮影:Canon EOS 30D -
店の中に入りました。
子供用の民族衣装が多いですね。 -
またまた英吉沙ナイフの店。
見てると欲しくなりますし、出来れば大型で細工の凝ったのが良いですね。
でも、荷物を上手くパッキングしないと、列車は勿論、飛行機にも乗せられません。
新疆エリアだけの特別ルールだそうです。
2006年に出かけた時、喀什から烏魯木齊への列車の乗る時、クニクニの買ったナイフ(全長18cmほど)が引っかかり、見送りに来ていた人に預けました。
今回、漸くそのナイフを回収しますが、持ち帰る際の梱包方法を工夫したいと思います。
2006年の時の様子
http://4travel.jp/traveler/chinaart/pict/11510655/ -
絨毯屋でフクロウの置物を見てた爺ぃ。
-
パキスタン系のツボ。
湿気の多い日本に持ち帰ると、速攻でどす黒い褐色になってしまいます。 -
玉になりそびれた「石」。
バラン代わりに使うので買いました。
本来はマッサージに使うものです。 -
一枚板をくり貫いて繋げた果物皿。
-
あれ?
何か別のものも選んでます。
買い物をする時は、性格が「オバハン」になります。 -
ん???
え?
あれ?
この向こうは「和平南路」ですので、さっき上から見ていた礼拝で混雑している最後尾の場所ですね。
って事は、四本角のモスクのような建物の中は、全部がこんなお店ばかりですので、「撒拉寺」は何処にあるのでしょう?拝んでいる人達は、拝む方向だけ注意してて、場所は皆が集まる約束の場所って事なのでしょうか?若しくは、ここがお寺の跡地だとか、店ばかりのように見えてても、どこかの壁などにそのお寺の名残があるのか・・・?
まあ、時間が来れば、何処にいても手を止めて拝み始めるそうなので、企業の中では「居て貰いたくない人材」と見られているのも現実です。
ご老人達は、こうして店に足を運んだり散歩をしていますが、昨年の暴動で、若者の信心が高まっているのかも知れません。
この辺りでも暴動はもの凄かったんですよね。その気配を微塵も感じさせられまっせんが、当時は血の海になったそうです。
こちらで、その未公開シーンをビデオや画像で見せて貰いましたが、将に地獄絵巻と言う感じでした。
これは贔屓目じゃなく、漢族では絶対に出来ないような暴力でした。鉄パイプで頭を猛打一発、倒れた所に「上からブロックを投げつける」んです。あれじゃ確実に死にますね。
何がきっかけになったのか知りませんが、無差別に漢族を襲撃したもの。その人が、爺ぃのように同族に親切この上ない人だったかも知れませんし、「人を傷つけるな」と言う教えを同族にしか適応しないと言う、野蛮且つ文盲の成せるワザとしか言えないくらいの野蛮さ。でも、結果的には漢族も切れて暴力に訴えたのですから、お互い何も言えなくなりました。暴動の多くは、礼拝でも目立った若者が殆どでした。
あの悲惨な惨劇の後遺症がないはずはありません。でも、みんなが騙し騙し日々を送っているのかも知れません。
では、残りの広場の様子は、次の旅行記でお送りします。
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