2010/09/10 - 2010/10/16
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こまちゃんさん
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9月14日のその2。
さて、ホテルのロビーで車待ちの一行は、柳園での簡易食や飲み物を準備していました。
列車は22時過ぎですが、20時前までには柳園站に到着しているでしょうから、非常食的な準備は必要なんです。
柳園の夜に、食事が取れるかどうかも判りませんしね。
では、何もないだだっ広い戈壁灘平原を、一路柳園駅へ向けて出発します!
だらだらと景色が続きますので、こま達が駅でどうしていたかは、最後の方だけ見れば判りますね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、老余の長男が乗った車が、もう1台引き連れて到着しました!
では、早速荷物を載せちゃいましょう!
あれ?・・・むむむ!陳老師は必死でメールしています。
ま、彼はお爺さんなので、こまと周小姐で運べば良いし、気の済むまでやらせておきましょう!
あ!爺ぃが沢山の食糧を担いで戻ってきて、その様子を見て「事態が読めんのか!」と言い、ムッとしております。
時間が5時過ぎなので、隣の幼稚園には、出迎えの親たちが沢山集まっていますね。 -
では、この2台で出発進行!!
老余の長男さんは、表で手を振りながら見送ってくれています。
そうそう。
この時に、頼んでいた「材木(梨の木)」を持ってきてくれました。
広州へ送るつもりでしたが、よく考えると、こま達が戻る前に到着したらまずいので、預かっておいて貰うことにしました。
新疆旅行の途中で時間を考慮して電話するので、その時に発送して貰うように、先に住所を書いて荷物に貼っておきました。
この作品作りが上手く行けば、追加注文するつもりです。 -
5時9分に出発しました!
幼稚園前です。 -
幼稚園だけじゃなく、中国では、小学校や一部の中学校でも同じ光景が見られます。
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幼稚園に来ているオトナは、ご覧の通り大半が祖父と祖母。
若夫婦の共稼ぎが多い中国ならではの光景です。 -
中国の人達がくっついて座っているのを見ると、彼らの「絶対接近距離」がお判りになるでしょう!
日本人は手を伸ばした距離だそうですが、中国人は「−10cm」だと思います。(^灬^; -
じゃあねぇ〜!
飛天さんもこっちを向いて見送ってくれています(そんなことないない!) -
沙州北路を少し進むと、もうこんなに辺鄙です。
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柳園鎮まで127km。
もう1km程来ているようです。
駅までは、そこから役2kmなので、市内から鎮内のトータルは130km程でしょうね。 -
交番発見!
番禺の時もそうですが、交番は、一般人の住居とくっついてて、何気なく登場するので、やもすれば見落としがちでしょうね。
旅行で中国へ行かれた方々で、交番(派出所か公安◎◎所って書いてある)を見たことのある人って少ないそうです。 -
別の1台は、急に招集が掛かった為、ガソリンが殆ど無かったみたいです。
ついでなので、2台とも入れて行きます。 -
スタンドでは、みんな「下車」しなければなりません(多くの場所で同じシステムです)し、火気厳禁なので、煙草や携帯電話も禁止です。
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では、お腹いっぱいで出発〜!
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村の名前が有りますが、買った地図には載ってません。
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後ろを振り返ってパチリ!
また来るからね〜! -
のどか・・・
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一面に拡がる畑も出てきました。
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これは綿花畑ですね。
ホント遅いですね。
今頃になって、漸く綿が付き始めています。 -
色んな村を数カ所通り抜けて、、、
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この村を過ぎたら、もう何もない戈壁平原が繋がっています。
ただ途中に一ヶ所、敦煌寄りに村があります。
そこを過ぎると、7,80km程は何もありません。 -
あれだけ有名な敦煌ですが、柳園行きのこの道路は、何故か何時まで経っても凸凹です。
走っている時は、本当に撮りにくいんです。
でも、今回のレンズには「手ぶれ防止補正」が付いているお陰で、何枚か止まってくれますね! -
ピタ!
走行中にこれだけの画像が撮れたら、結構値打ちものです。 -
だだっ広〜い!!
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ひたすら真っ直ぐ〜!
陽炎まで出てきています。
♪愛は〜陽炎〜お〜束の間の命〜♪
♪激しい〜ぃまでに〜燃やし続けたい〜♪
って唄がありましたね。
こまが勤めていた会社にとって、この唄の歌詞が縁起悪かったんです。
Aiwa〜Kagerou〜o〜・・・ナンでやねん!
ってつっ込んでたら、ホンマに陽炎になってしまった・・・(;灬; -
遠くに見える祁連山脈にも、キチンとさようならを告げておきましょう。
さようなら〜ぁ〜!!必ず帰ってくるからなぁ!
達者で暮らしていろよぉ〜!
あら?どこかで聞いた台詞かも。。。 -
後部座席に座りながら、フロント硝子越しに見る風景は、こんな感じで将に示すコープ張りのパノラマです。
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この辺りには、漢の長城の遺跡があります。
左手(西)に見える烽火台跡。 -
城壁の残骸も。
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右手(東)にもね!
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城廓跡と城壁跡。
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観光地化してないので、年々風化の一途。
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前方に車の塊りを発見しました!
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なんで?
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あらら、このリヤカーバイクが、こんな所に無造作に止めていたので、両車線に大型トラックの通過が重なり、瞬間的に渋滞を引き起こしたみたいです。
哈密瓜さえ売れれば、他のことはどうでも良いみたいな顔してます。 -
この辺りは、敦煌エリアの最後の村。
一寸徐行しています。 -
トラックターミナルも兼ねている感じ。
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ここで腹ごしらえしてから、出かける人も多そうですね。
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お!
郵政局もあるんですね! -
村を過ぎて暫く行くと、先行していた北京組の車を発見しました。
すると、その脇でなにか食べている2人を発見! -
「ええ〜!もう休憩かよ!」と、ちょっとウザイ感じ。
「ホンマに場の読めんオッサンじゃ!」と、爺ぃもかなり怪訝。
車から降りると、「待ってました!」と言わんばかりに蚊の大群が押し寄せてきて、そこら中を咬みます!
7,8ヶ所刺されました!!(>灬<; -
我々は、運チャンと一緒に記念撮影でもして待ってます。
-
彼らは哈密瓜を食ってました。
持ってきてくれましたが、こんな時には食べないので(手がベトベトになる)困っちゃいました。第一、歯が良くないので、メロンをかぶりつくことが出来ないって、ずっと言ってきてるのに! -
まだかなぁ〜と思っていると、、、
-
なんと今頃ションベンかい!!
ホテルでしてこいよな〜!
こんなの、なにも段取りの出来ない、タダのボケ老人じゃない!?
しかも、こんな所でやったら、蚊の大群にチンチン刺されるで〜!! -
哈密瓜(メロン)を干してます。
干すと保存が利くし、糖度が増して美味しいそうです。 -
なんにもない なんにもない まったくなんにもない〜
あ、ムッシュの有名な唄が聞こえてきそうですね
やつらの足音のバラード:http://www.youtube.com/watch?v=C9jBT93zq7A -
なんにもない なんにもない まったくなんにもない〜
生まれた 生まれた 何が生まれた?
星が1つ 暗い宇宙に生まれた -
星には夜があり そして朝が訪れた
なんにもない大地に ただ風が吹いてた -
やがて大地に 草が生え 樹が生え
海にはアンモナイトが 生まれた
雲が流れ 時が流れ 流れた
ブロントザウルスが滅び イグアノドンが栄えた -
なんにもない大空に ただ雲が流れた
-
山が火を噴き 大地を 氷河が覆った
マンモスのからだを 長い毛が覆った
なんにもない草原に かすかに やつらの足音が聞こえた -
地平線のかなたより マンモスの匂いと ともにやつらが
やって来た やって来た・・・
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/yatsuranoashioto.html
(やつらの足音のバラード:メロディのみ) -
遠くに山脈が見えてきました!
あれは・・ -
あの黒い山脈は、哈密へ向かう国道にある「猩猩峡」ですね。
ユニークな名前なので覚えています。
(猩猩峡:ゴリラの峪) -
柳園鎮は遠くないですね!
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こうしてシネスコパノラマにすると素敵です!
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電線の鉄柱が立派なので、ホント村が近いです。
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到着!
たった今、柳園鎮に入りました! -
鉄道を越えると、もう村の中心です。
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線路上には貨物が止まっていました。
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町中へと到着です。
何故だかとても懐かしい柳園の町。 -
駅に到着すると、沢山の荷物を降ろして、秘書の駅長おばさんに連絡です。
今日の到着時間が遅かったので、もう町に出て写真はムリですね。
ご参考までに、過去の町散策の旅行記をば!
2006年:柳園が敦煌駅に変わり、敦煌駅の登場により「柳園」に戻った時。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10099287/
2006年:敦煌空港脇の敦煌新駅開通月に到着!
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10097898/
2005年夏:柳園鎮の敦煌駅から嘉峪関へ出発時。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10039334/
2005年春:敦煌生活の第一歩!柳園鎮の敦煌駅到着!
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10038029/ -
丁度会議に入っていたので、先に荷物を積み込んじゃおうと思ったら、あらら!次の列車が来るまで閉まっていました!
丁度列車の来ない時間に当たったようで、中には誰もいません。なので、知人を呼び出して荷物を入れることも出来ませんでした。 -
日が暮れ始めると、辺りは結構寒くなってきています。
ここは敦煌より標高が高く、温度差は5度程有ります。
なのに腹出し野郎が居ましたが・・・ -
あ〜あ、仕方がないので、交代で、向こうの食堂で食事でもしてきましょう!
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交代で戻ってきた爺ぃが、なんと「面をテイクアウト」してきました。でも、中国で面をテイクアウトするのは、「ビニール袋に入れて」持ってきます。
これじゃあちょっと喰えないので、こまもレストランへ向かうことにしましたが、すると「閉店ガラガラ・・・」でした。 -
持ってきたカスタードケーキで凌ぎます。
2006年も同じような感じで、クニクニと一緒に売店で、カスタードケーキと缶珈琲を買って食べてましたね。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/pict/11405679/
この時の缶珈琲、広州で売ってました! -
漸くドアが開いたので、早速知人を捜します。
運良く「1人」居ました!他は殆どがジョブローしたそうです。
検査もそこそこに、大物荷物を全部積み込んで、手軽なものだけにしたので気が楽です。
暫くして、漸く書記のおばさんに指示を受けた女性係員が来て呉れて、こま達をVIP室へ連れて行ってくれました。 -
VIP室は、改札の向こうにあります。
改札を抜けて入りましたので、何かを買ったりするたびに、改札を出たり入ったりしました。 -
ここがそのVIPルーム。
掲示板には、こま達が載るT197次が出ています。
実は、昼間のヘドロのようなバター茶を飲み干した周小姐が、吐き気を催して苦悩していました。
しんどそうにしていましたが、ここでも陳老師はケータイメールに勤しんでおり、なんだか変な光景でした。 -
豪華な部屋ですが、彼女は横でしんどそうにしています。
21時45分頃、案内表示に「晩点(遅延)」の文字が!
予定発車時刻の変更は、22時55分でした。
40分程の遅れですね。 -
周小姐、躍って気を紛らわしたりしていましたが、余計にしんどくなったみたい・・・
-
爺ぃは、ネゴった事の副産物、絵描き作業の任務に就いているので、あとはこまが動くしか有りません。
列車が遅れてくれたので、こうなったら、出しゃばりもクソもないですので、こまがソーダ水でも買いに出かけます!
爺ぃが「列車が早く来たらどうする!」と言いますが、こまは、「遅れてるの知らんのか!?」と言って、売店の方へ出て行きました。 -
表に出ようとすると、改札で止められそうになりましたが、思い出してくれたようで、「買い物してくる」と言うと、にっこり笑って見送ってくれました。
ソーダ水は有りませんでしたが、スプライトにしました。
気休めにしかなりませんが、炭酸が少しは改善してくれると思います。
陳老師、詩を書いたり文章の校正をしたりする能力はあっても、色んな面で間抜けな野郎だったんですね。こま的には、こんな友人は居ませんし、爺ぃの友人でなければ、全くもって付き合いたくない人間です。 -
切符も撮っておきました。
すると、駅到着から約3時間、駅への誘導アナウンスが始まりました。
ここへは先に言いに来ると言っていましたが、忘れていたようですね。
表示案内のほうに「検札中」が出たのを見て判ったので、自分でホームへと向かっていると、掛かりのお姉さんがやってきて、切符に鋏を入れてくれました。
しかし、折角敦煌市に駅が出来たのに、西向きは使えないのも不便ですね。
新疆で聞いた噂では、そのまま西へコルラ辺りに抜けるとか。
南疆直行でしたら、それはそれで少し助かりますが。 -
予告通り、T197次列車は40分遅れてやって来ました。
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真っ暗なホームにどよめきが生まれます。
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係員と仲良く話す爺ぃ。
「10号車はこの辺かな?」 -
駅の様子を、柱にもたれてスローシャッターでパチリ!
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2枚とも中々上手く行けました。
場所を確認後、荷物を並べて待っていると・・・ -
列車がホームへと滑り込んできました!
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ヘッドライトで、駅名に光が差し込みました。
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乗り込む号車を知っている書記のおばさんがやって来ました。
早速挨拶をして、暗く静まりかえった車内へと乗り込みました。
持ってきていた広州の月餅を、漸く渡すことが出来ました。
さて、一晩寝れば烏魯木齊です。
事後の烏魯木齊、どんな感じになっているのでしょうか?
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