1994/04/29 - 1994/05/01
243位(同エリア338件中)
北風さん
オーストラリア西海岸をパースから、シェルビーチ〜モンキー・ベイ〜コーラル・ベイと北上。
うーん、海三昧の生活!
と、いうか、海しかない様な・・・
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
<SHELL BEACH(シェル・ビーチ)>
デンハム近郊にあるシェル・ビーチは、その名の通り、砂浜の砂が全て貝殻でできていた。 -
掘っても、掘っても、貝ガラが出てくる。
なんてロマンチックな浜辺だろう。
なんて素足で歩けない海岸だろう。 -
<MONKEY BEY(モンキー・ベイ)>
野生のイルカに触れるというのが、このビーチの目玉だった。
浜辺のサイレンにつられて、野生のイルカが水平線からやってきた。 -
うーん?
野生にイルカにしては、とても人なつっこい。
どうもこの国の野生動物は、ワニといい、イルカといい、俺の知っている「野生とは違う所で存在しているような・・・ -
イルカに触った。
一言で言うと、茹でたソーセージそっくりの手触り。 -
浜辺にポツンと、ぬいぐるみが置き忘れていた。
見事な作りだ。
かなり繊細な色使いで、羽毛のフワフワ感なんか、まるで生きているみたいだ。
と、目がギョロッとこちらを向いた。
・・・つまり、これは、生きているのか?
しかし、地球上の生き物で、こんな風に首を折りたためる動物がいただろうか?
おまけに、目だけが動くだけで、本体の方は微動だにしてない。
とりあえず、ゼンマイらしき物は見当たらないのだが・・・ -
旅日記
『観光客ズレしたペリカン』
海に向かって大きく口を開けたスピーカーから、サイレンが鳴り響いた。
どうやら、餌付けの時間らしい。
すると、水平線の向こうから一羽のペリカンが出現!
速い!
ものすごいスピードでビーチに向かってくる。
なんと、途中でイルカを追い越してしまった!
泳ぎでイルカに勝ってしまうなんて、尻尾にスクリューでもついているんじゃないのか?
ビーチに泳ぎ着いたこのペリカン、イルカ目当てで群がっている観光客の前で大きく羽を広げた。
左右に睨みをきかせて、開口一番!
「グワッ、グワッ」
と、威嚇する。
・・・これは、「どけ!」と言っているのだろうか?
モーゼの十戒の様に、観光客が左右に広がる中、ペリカンは全速力で餌場へと消えていった。
・・・つまり、あのサイレンは、ペリカンの食事の合図もかねていたらしい。
しかし、まるで、トライアスロンに出場した大阪ヤンキーみたいだった。
そんなに腹が減っていたのだろうか? -
<COALAL BAY(コーラル・ベイ)>
コーラル・ベイでは、魚の餌付けをしていた。
ワニといい、イルカといい、この国の人間は、餌付けが好きらしい。
パンを持って海に入ると、まだ腰ぐらいしかない深さで、魚に取り囲まれた。
小魚ぐらいなら、かわいいものだが、周りで俺を中心に回遊している魚は怖いぐらいでかかった。
自分の足のサイズから判断すると、少なく見積もっても30cm級だ。
試しにパンを一掴みつまんで、海中に入れてみた。
「ガブッ」と人差し指ごとかじられた!
一瞬あっけにとられて、魚ごときにかじられて血が出ている指を見つめる。
無性に腹が立つ。
かじったらしき魚めがけて、「タイ・パーンチ!」と、拳を突き入れるとモロにあたった。
「スズキ・パーンチ!」
「アジ・パーンチ!」
・・・全て当たる!
さすがに、これだけ的がでかいと当たりやすいのか?
それとも、オーストラリアの魚は鈍い?
しかし、心なしか魚の輪が小さくなってきたのは、気のせいだろうか?
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