1993/12/16 - 1993/12/16
17位(同エリア41件中)
北風さん
カカドゥ国立公園はダーウィンの観光名所になっており、あの「クロコダイル・ダンディ」のロケ地でもあるという。
その距離、ダーウィンから、東へ220km!
日本じゃ、ちょっとした長距離旅行に当たる距離だが、この国ではそれは日帰り可能な観光ツアーになるらしい。
「本当に今日中に終わるツアーなのか?」
「もう雨季に入っているから、車では無理なのでは?」
「先週からあの一帯は山火事なのでは?」
俺の全ての質問に、ツアー会社のおっちゃんは、オセアニア・エリア独特の言い回しでまとめた。
「No worry mate!(心配要らないぜ、兄弟!)」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
季節は12月、南半球では真夏!
しかも、この国では雨季を意味している。
小型ツアーバスが急ブレーキをかけた先には小川が出現していた。
既に3回目の川渡りだ。
どうやら、あと1週間もすれば本格的な雨季が始まるらしい。
バスはタイヤが半分ほども水に埋まりながら、ソロソロと再び渡り始めた。
まだ、国立公園は東の彼方なのだが、アドベンチャーは始まっているらしい。
ふと、考える。
帰りは当然もっと水かさが増しているはずでは・・・・・ -
洪水の後は山火事だった。
いや、正確には「Bush Fire」と言うらしい。
水攻めの次は、火責めなのか?
なんか、別府の地獄めぐりに来ている気がしてきた。
それとも、これは世界3大自然災害ツアーなのだろうか? -
火は既に道路脇にまで迫っていた。
これほど大きな火事のくせに、誰一人消火活動をしていないのは何故だろう?
ドライバーの言葉に答えがあった。
「消えるよ。Someday(いつか)」 -
旅日記
『ANT HILL(蟻塚)』
最初、日本の秋吉台に、ニョキニョキ生えているカルスト地形の一つに見えた。
・・・これが、蟻塚? つまり、アリの巣?
巨大なサイズには驚くばかりだが、試しにちょっと蹴ってみると、これがものすごく硬い!
一体何できているんだろう? -
ガイドが得意顔で説明を始める。
「何故、こんな形なのか?」
・・・「風で巣を冷やす為に、エンジンフィンの様な縦筋を入れて、熱放射面積を広げています」
「何故、地中に巣を作らないのか?」
・・・「日中の日差しが強力すぎて、地中の温度が高すぎます。地上なら、夜の冷気も取り込めます」
「雨季の洪水で、巣が埋没しない為でもあります」
これほど、巨大な巣なのに、肝心の蟻は・・・
いた!
足元に体長1cmもある何かが、すごいスピードで動いていた。
さすが、巣もでかけりゃ、住人も半端な大きさじゃない。
このサイズで、これほどのスピードで働けば、確かに、これだけ立派な家が建つのもうなずける。
オーストラリアで初めて出合った働き者だった。
後日、ダーウィンの街中の郵便局の庭先に、なにげに同じものがあった。
しかも、中身つき。
どうやら、荒野にだけできるものではないらしい。 -
やっと、国立公園に到着!
-
国立公園と言っても、スケールが違う。
抜けるような青空の下、「ここ地球?」と問いかけたくなる様な、荒野が広がっていた。
ガイドが言うには、オーストラリア原住民、アボリジニの故郷「アーネムランド」が地平線に広がっているらしい。
どちらの地平線だろう?
360度地平線なのだが? -
クロコダイル・ダンディの撮影地「UBIRR」にて
-
旅日記
『FLY』
ものすごい羽音が、周り中で聞こえてくる。
オーストラリアの国立公園で、必ずと言っていいほどつきまとわれるハエだ。
特にこの国立公園は異常なぐらい多かった!
車から出た途端、50匹以上のハエがとりついてきた。
カラカラに干からびたこの大地で生存する為に、ハエは水分がある目と口に集中的に飛び込んでくる。
しかも、このハエ、「噛む」!
大人の小指ぐらいの大きさがあるから、噛まれると無視できないぐらいの痛さだ。
こういうハエを「アブ」というのだろうか?
気がつくと、俺の背中はごま塩模様ができていた。
どうやら、Tシャツに染み込んだ俺の汗が目当てらしい。
背中から、「ブ、ブ、ブ、ブ」と音を出して歩いている俺の傍を、白人の観光客が遠巻きに見守っている。
それ程珍しいのだろうか?
頼むから、この雄大な自然そこのけに、俺の背中にカメラを向けるのはやめてくれ! -
<NOURLANGIE-ROCKにて>
先住民アボリジニが描いた壁画があった。
ここにも、インドネシアと同様、原始宗教があったらしい。
壁画は、精霊達らしい。 -
写真左は、悪霊の男
写真右は、雷を支配する精霊 -
<COOINDAにて>
COOINDAにあるYellow water の大湿原クルーズに参加!
Yellow Water と呼ばれているだけあって、水が濁って辺りには不気味な泡が浮かんでいる。
ここで転覆などしたら、一体どんな生物と出会える事だろう? -
湿原では、様々な野鳥が、郡をなして飛び回っていた。
目の前では、フラミンゴぐらいの大きさの鳥が、大きく羽を広げてメスに求愛している。
ナンパは、野鳥の世界でも、目立ったもん勝ちなのかもしれない。 -
旅日記
『クロコダイル』
「CROCODILE!」と、100kgもありそうな白人おばさんが叫んだ!
おばちゃん、そのまま身を乗り出してダイビングしそうなほど興奮している。
確かにワニがいた。
しかも、生まれて初めて見る生ワニだった。
体長4〜5m程もあろうか?
もっとゆっくり見たいのだが、おばちゃんのエキサイトぶりにワニが逃走を開始!
おばちゃんが音頭を取って追跡が始まる。
5分ほど追いかけ廻しただろうか?
冷静に考えてみると、俺達のやっている事は、ワニ皮密猟船がやっている事とほとんど変わらないのでは? -
やがてワ二が疲れ果て、背中の巨大な洗濯板を浮上させた。
それにしてもでかい!
こんなのが音もなく忍び寄ってこられたら、食われる前に心臓発作を起こす気がする。
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