出張で行ったボルティモア。1週間もいなかったし、前に見たものも多いので、あまりうろうろしませんでしたが、ボルティモアといえばオリオールズ。残念ながら滞在期間中は、ロードに出ていて試合はありませんでしたが、野球場の見学ツアーに帰国前日に参加しました。そのツアーを中心に旅行記を書きます。この球場は90年代以降のレトロ調の球場の先駆けになったもので、大変きれいな球場です。<br />表紙の写真はテレビの放送席から写したものです。

久しぶりのボルティモア

4いいね！

2010/04/20 - 2010/04/25

24位(同エリア59件中)

#街歩き

エリア

ボルチモア(アメリカ)

旅行の満足度: 3.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

旅行の手配内容: 個別手配

空港から市街地までの交通機関で最も安い電車を使いました。市街地では路面電車になります。
ボルティモアの観光の中心イナーハーバー、というかこの近辺しか観光するところはありません。でもその中でもこの辺りは以前来た時はまだ開発されていないところで、昔の港の倉庫街を観光地化して、ジョギングや犬の散歩をする人など結構賑わっていいます。
宿泊したホテルです。このホテルも以前来た時はありませんでした。このホテルの下の方の階にある会議室が出張先で、毎朝下に下りてレストランで朝食を取り、そのまま出張先に行くのを繰り返していました。
ここも前はこんな感じにはなっていませんでした。煙突のある建物にはハードロックカフェやバーンス＆ノーブルが入っています。
ホテルの部屋から見た港とは反対方向の町並みです。
ある朝のホテルでの朝食です。かにがチョサピーク湾では名物なので、かにを使った料理を注文しました。アメリカでは玉子は必ずといっていいほど2個でてきます。
イナーハーバーの帆船。これは以前からありました。
イナーハーバーにある貿易センタービル。今回は上りませんでしたが、この最上階には展望台があって、川崎市との姉妹都市提携した展示物があったと思います。
イナーハーバーの中心。この辺りは以前から開発されて、レストランやみやげ物店などが並んでいます。ここからアメリカ国歌の歌詞が書かれたことでもしられているフォートマクヘンリー(Fort McHenry)までのフェリーも出ています。
ボルティモアの水族館です。中には入っていませんが、建物はなかなか斬新です。
仕事も終わり、翌日の朝早く日本に向け出発する日の午後、野球場(Oriole Park at Camden Yards)の見学ツアーに参加しました。写真に写っているのが、ライトの奥に見える倉庫を改造した球団事務所がある建物です。
その建物が左、右が球場です。
いよいよツアーの開始です。参加人数は10人ぐらいで日本人は私ひとりでした。ツアーは外野スタンドの裏から球場に入りレフト方向から3塁側、ホームベース付近を通って、1塁側からライトへ戻るコースになっています。ツアーは英語で行われます(マリナーズなどは日本語のツアーもあると思いますが)ので、念のため。
ブルペンのです。この球場ではホームチームとビジターチームのブルペンが並んでいます。
レフトのスィートからの眺めです。
ぶれていて何が何かわかりませんが、オリールズの殿堂入りした人の写真です(野球の殿堂とは違います）。選手だけでなく球団職員も含まれています。日本でも活躍したD.ジョンソンの写真もありました。
３塁側のスィートからの眺めです。スコアボード左の緑の塀は、ボストンのフェンウェーパークのグリーンモンスターへの敬意を表したもので、そこで伸びている蔦は、シカゴのリグレーフィールドへの敬意を表したものだと説明がありました。
球場内の放送設備の部屋です。モニターが沢山並んでいた他、コードの多さが印象に残っています。
いよいよグラウンドに下りました。ベンチに座ったりもできましたが、芝生の部分には足を踏み入れないよう言われていましたので、芝生の感触を感じることはできませんでした。丁度、グランド整備の最中でした。この人たちの経歴も説明されました。
3塁側の選手用通路を使ってグランドへ降りて、バックネットの下を通って、1塁側からスタンドへ戻ります。このようにアメリカの球場はどこでもボールをよけるネットがありませんので、試合中は緊張感があります。
そして外野の元の集合場所へ。スコアボードにはCal Ripkenの大きな写真が載っています。
こんなものまでオリオールズ仕様です。
ライトスタンド後方の広場(最初に集合した場所)には、ホームランの着地点を示すモニュメントがあります。球団事務所のある建物にホームランボールをぶつけたのは、オールスターのホームラン競争でケン・グリフィーが当てただけで実際の試合ではまだ一度もないそうです。
勿論、相手チームのホームランも記録されています。
球場のダウンタウン方向の出入り口には、オリオールズの永久欠番の記念碑があります。この他、ちょっと歩くとベーブルースの生家があり、博物館になっていますが、以前行ったことがあるので今回は行きませんでした。ボルティモアは野球好きには本当に楽しめる街です。