2010/09/17 - 2010/09/18
15位(同エリア32件中)
おむさん
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2013/5/29追記
★キプロス共和国で撮った猫写真をグラビア4ページ掲載して頂きました!キプロスで出逢った猫の事、旅行エピソードなど稚拙ながら文章も全て書かせて頂きました。よかったら是非是非読んでやってください、よろしくお願いします
「ねこころ 2013年7月号」 /ケーズパブリッシング
http://item.rakuten.co.jp/neowing-r/neobk-1501115/?scid=af_pc_link_tbl&sc2id=251696621
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キプロス共和国”Republic of Cyprus”
去年までキプロスが国である事すら知らなかった。
去年エミレーツ航空でドバイ乗り継ぎでマルタ共和国に行った際に
飛行機がさらに乗り継ぎの為必ず立ち寄るのがこのキプロス・ラルナカ空港だったのだがその時も「此処はいったい何処の国なのかな?」とか思ってた位。
そんなキプロス共和国に今年旅行する事を決めたきっかけは単純に言うと地中海の猫のDVDの中に収録されている国だったのと
”猫がたくさんいそうだったから”
猫がたくさんいる地中海の島なら正直何処でもよかった。
というわけで色んな国の組み合わせを模索したが今回はエミレーツ航空でスムーズに2カ国旅行できるマルタ島とキプロス島をめぐる事に決めた。
とはいえ今回キプロスでの滞在はわずか2泊3日
公共交通機関が極めて不便なのもあり極力移動は避けリマソール(レメソス)に1か所滞在する事に。
目的はとにかく時間の許す限り猫探しに徹する!
しかし毎度の事ながら到着初日から道に迷いまくり大幅ロスタイム!
果たして無事キプロス猫達にたくさん出会えたのかどうか気になる方はどうぞ本編を見ていってやってくださいませ〜
※注意※この旅行記は観光名所より猫の写真が多いです、あしからず
≪今回の旅行記一覧≫
2010/9/17
地中海猫探しの旅◎リマソール1日目CyprusCATSの歓迎◎
★今ご覧頂いてる旅行記です★
2010/9/18
地中海猫探しの旅◎リマソール2日目 憧れの猫修道院◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10510206/
2010/9/18
地中海猫探しの旅◎リマソール2日目つづき 遺跡とかやっぱり猫とか◎http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10510210/
2010/9/19
地中海猫探しの旅◎Malta1日目 Sliema夜の公園猫探し◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10511201/
2010/9/20
地中海猫探しの旅◎Malta2日目 ヴィットリオーザの街を歩く◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10514140/
2010/9/20
地中海猫探しの旅◎Malta2日目つづき 猫大漁◎
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10514149/
◎旅フォトブログもやってます→「命みじかし旅せよ乙女」
http://omushimejitrip.blog71.fc2.com/
◎◎youtube CyprusスライドショーUP!◎◎
【Cyprus Cats2010!】*注意 音出ます
http://youtu.be/vwPzp9DaH3g
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9/16関空23:15出発しドバイ乗り継ぎで目指すはキプロス共和国!
ドバイからキプロスのラルナカ空港まではフライト約3時間弱
写真はその際に出てきた機内食(軽食)
ラップサンドみたいなやつが地味に美味しかったです -
9/17ラルナカ空港11:15に無事到着〜
空港内には愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)誕生にまつわる何かだろう展示がありました。
でも残念ながらキプロス一押しであろうこの観光地に行く予定はない私であった。
目指すはとりあえずリマソール!(レメソス)
空港の出口を出たら各方面へ向かうたくさん大型バスが並んでおり入口の部分では案内係のような女性もいてどのバスに乗れば良いかなど分かりやすく教えてくれます。
あらかじめ調べていたリマソール行きのエアポートシャトルリムジンバスへ乗りこむと陽気な運転手のおっちゃんともう一人の補助運転手?のおっちゃんが珍しい東洋人の乗客に興味津津な様子で「どこから来たの?」「観光?仕事?」などと矢継ぎ早に質問責めしてくる。日本から観光で来た、と答えるとかなり驚いた様子で二人口をそろえて「それはびっくりだ、何でキプロスを選んだの??」ととても不思議そうに質問しながらもとてもうれしそうだった。
目的はずばり「猫」だったが、そのまま伝えるとさらに驚かれて色々突っ込まれそうだったのでそこは適当に観光だとごまかしておいた・・。
キプロスは欧米観光客には人気の観光地のようだが日本人にはマイナーな観光地なのか〜ということをまずここで実感。
ちなみにこの大型リムジンバス乗客はなんとたったの二人
しかも偶然にも、乗り合わしたもう一人も日本人だった!こんなに日本人が珍しがられる割にはすごい確率だとちょっとびっくり。 -
エアポートシャトルバスは約45分でリマソールへと快適なリムジンバスで運んでくれる。料金は片道8ユーロ也。
http://www.airportshuttlebus.eu/
しかし・・事前に調べていて分かっていた事だが、このエアポートシャトル中心部からは少し離れた不便な場所へと到着する。
ホテルを予約した中心部へはとても歩ける距離ではない為到着後タクシーを呼ぶか市内バスに乗る必要があるのだがこれまた親切なキプロスの運転手のおっちゃんはあらかじめ私の泊まるホテルを聞き到着するやいなや迅速にタクシーを手配してくれた。
ご丁寧にタクシーの運ちゃんに「この子を○○ホテルまで連れていってあげて」と伝えて手を振ってお見送りまでしてくれた。
私だけでなく一緒に乗り合わせていた男性の行き先も聞き(彼はこのままパフォスへ向かうと言っていた)どのバスに乗ればいいかなど調べて丁寧に教えたりと至れりつくせり。
キプロスの人は親切だとは噂に聞いていたが本当に親切だといきなり感動。
ちなみにピックアップポイントは2か所あるが私が降ろされたのは写真のAgios Georgios Havouzas church前のバス発着場
青空に映えるギリシャ風の教会がとても素敵でした -
そして乗り込んだタクシーの運ちゃんからも、さきほどのバスでの一連の質問が繰り返されるのであった。
運「どこから来たの?」私「ジャパン」運「マジか!リマソールの友達でも会いに来たのかい?」私「ううん友達はいない観光で」運「ええ?!じゃなんでまたリマソールへ?!」・・・なんでって言われてもな〜
ここでも当然「猫に会いに来た」とはまさか言えなかったけど。
そしてエアポートシャトルバス発着場より10分ちょっとでリマソールの宿泊ホテル「Pefkos Hotel”ペフコスホテル”」へと到着!
私は今回55ユーロのシングルを予約していたのだが、部屋に入ってびっくり!
めっちゃ広いツインや〜ん -
テーブルにイス付の広いバルコニーに出てみると、地中海の眺め絶景なり絶景なり!この時点で長旅の疲れがどっと癒された気分。
しかも用意してくれたこの501号室、他のツインルームと比べても格段に広い!(ちょうど掃除中で他の客室も開放されていたのでチェック済み)
どうも各階に1部屋しかない広めのツインルームのようだ。
この部屋と景色を2日間独り占めできるなんてなんともお得感大
宿泊客はあまり多くないようだったのでホテル側のご配慮だったのだろうか
感謝感謝 -
ホテルで少し休んだ後陽射しがましになってきたので16時頃ホテルを出発しいざ猫探しへと出発!(遅っ!)地球の歩き方の地図では範囲が狭く全然役に立たない為あらかじめ日本からプリントアウトしてきたリマソールのグーグルマップを持って自信満々で出発したものの高度の方向音痴の私である。
目指していた方向とはまんまと逆方向へと歩き出し一人旅恒例大迷子散歩の始まり・・
そんな誤りにはこれっぽちも気付いていない私はしばらく歩いた場所で早速初キプロス猫と対面し狂喜乱舞状態。
一応現地の挨拶で「ヤサス!」と小さく挨拶してみた。 -
黒猫の近くにいた三毛猫
見慣れない東洋人に目を丸くして警戒されちゃいました。 -
そしてまた数十歩歩いたトコロでも猫に遭遇。
不規則な白黒まだらの猫さん
なんともユニークな顔の柄がいいですね〜
でもこの子もまた「なんだこの東洋人は!」といったかんじで
目をまんまるくしていぶかしげに睨まれました -
猫がいそうな住宅街を練り歩き猫探しながらもとりあえず海の方角だけ見失わないように歩いていく。
途中見つけた興味深いものもすかさずカメラに収めながら。
役目を終えた遊具だろうか・・それにしてもこのモデルになってる動物はなんだっけ?
ハクビシン?日本でいうと大体こういう遊具って象とかパンダとかだったりするがハクビシンってとこが意外
キプロスではハクビシンがキャラクターのアニメがあったりするのかしら? -
住宅街を抜けて海を目指すもののなかなか辿りつかず、しかも工業地帯のような人気のないさびしい道になってきた。まっすぐ進んだら行き止まり、また引き返して行き止まり・・そんな事を繰り返しながらやっとこさ青く美しい地中海が目の前に見えてきた!
しかしやっとこさ到着した海沿いの道はなんか想像してた整備された遊歩道とは程遠い未舗装の車が通り過ぎるたびに砂埃舞う人気のない閑散とした一本道・・
あちゃ〜これは完璧に道を間違ったとこの時やっと気づくが後の祭り。 -
絶対この道じゃなさそう・・と不安を感じながらも歩き続けてみるとなにやら造船所?のようなところにたどり着いた
-
製造途中と思われる木で出来た大きな船とバックの青い地中海の絵がとても美しくしばらくボーっと見入っていた。
でも人っ子一人いない閑散としたこの雰囲気はどう考えても観光客が来るような場所でなさそうなことは確かだ・・ -
こちらの船は骨組み途中のようだ。
改めて見ると船の曲線を木で綿密に作り上げていて見事なものだな〜と感心する。 -
奥に見える地中海は素晴らしく青く美しく素敵なのだが、静まり返った空気の中カランカランと揺れる鉄管がぶつかる音と風と波の音だけがただただ響き渡り、なんだかとても寂しく不安な気持ちがこみ上げてきたので道を引き返すことにした。
-
引き返す道の途中にふと視線を感じ振り返ってみるとそこには可愛い猫が私のほうをじっと見ていた。
不安な気持ちが一瞬フっと救われたような安堵のキモチに包まれる。
「ああ道に迷ってもこんな可愛い出会いがあったならラッキーじゃないか!」まあ迷子という現実は変わらないんだけど・・ -
すぐ近くにもう一匹発見!
黒ベースに部分部分茶トラ、白と不思議な柄である
でもなんだか「あんたこんな所で写真撮ってる場合じゃないわよ、もう日が暮れるよ!」と心配そうな表情で諭されてる気がして、あわててこの場を離れた。 -
引き返すして何度も地図を確認するも、どうにもこうにも自分のいる場所が分からない!
海の方向さえ目指せばなんとかなる大丈夫だとタカをくくっていたのが大間違い。海は広いな〜大きいな〜である。
しかも気の向くまま住宅街を練り歩いて来たが為方向感覚まで見失いホテルまでの道のりすらわからない絶望的な状況に陥りここにきてようやく本気で焦りを感じ、目に入った薬局へと駆け込む。
冷や汗をかきながら握りしめていたクシャクシャの地図を差し出し少々テンパリながら「ホゥエアーアムアイナウ?」と二度ほどオウムのように繰り返す私。
薬局のお姉さんは珍しい東洋人の来客に少々驚きつつも丁寧に教えてくれた。しかし地図を見ながら少し困った様子で「貴方が今いる場所はこの地図から大きくはみだしていてこの地図の中にはいない」との事
思えば数年前ポーランド一人旅で迷子になった時に言われたセリフとまったく同じだ・・・。
結構な広域でプリントアウトしたつもりだったのに・・
思えばホテルを出発してからすでに1時間以上は経過、目指していた場所はまっすぐ辿りつけばホテルからわずか15分もかからんであろう距離だ。
もっと早く気付かないものかと自分自身にただただ呆れるばかり。
それでもこの薬局のお姉さん、親身になってテーブルの上で指で説明してくれ「今いる場所の目の前の大きな道路をひたすらまっすぐ左に歩いていくとこの地図のコノ部分に出るわ、一つ目のトラフィックランプがある所がココ」と教えてくれる。ただなにせ英語理解力の乏しい私、トラフィックランプってなんだろう?とキョトンとしているとお姉さんすかさず私の様子を察し「トラフィクランプはブルーランプ、イエローランプ、レッドランプよ、わかる?」と子供に諭すように丁寧に教えてくれ、ああ、信号の事かとすぐ理解できた。というわけでこの親切なお姉さんが道を教えてくれたおかげで私はなんとか目指していた方向へと軌道修正することが出来た
すっかり黄昏時 町が黄金色に染まり始めた
なかなか辿りつかず心細い気持ちをかみしめながら年甲斐もなく「歩こう歩こう私は元気〜・・」などと空元気に歌を口ずさんでみたりしながら歩き続けた。 -
薬局から20分ほど歩き続けるとお姉さんの言った通り地図で確認できる辺りまで来れたようでほっと胸をなでおろす。
写真は多分聖アントニオス教会(Ag.antonious) -
リマソールに来てモスクの象徴でもあるミナレットと言われる尖塔をよく見かける。
イスラム建築好きな私は少しアラブな雰囲気を感じられるようでなんか嬉しい。
ご存知の方も多いでしょうが1974年のキプロス紛争によりグリーンライントいうもので現在も島は南北に分断されており、島の北部は国際的にはトルコ共和国のみが承認する「独立国家」で島北部は北キプロス・トルコ共和国 島南部はキプロス共和制国家という事になっている
キプロス島の総面積は9,250 km2と四国の約半分の大きさながら3,355 km2 が北キプロス・トルコ共和国、254 km2 がイギリス主権基地領域アクロティリおよびデケリア、残りがキプロス共和国という複雑な内訳に驚きだ。
ちなみにグリーンラインを超えての国境の行き来は現在容易なものとなっている、私は今回残念ながら時間の無さから北キプロスへの入国は出来ませんでしたが、国境を越えた北のトルコ側の風景というのも見てみたかったです。 -
こちらのモスクのミナレットは純白風
美しく咲き乱れた真っ赤なブーゲンビレアとミナレットのコントラストがなんとも美しい
ヨーロッパの街かどではよくブーゲンビレアを見かけますが、このブーゲンビレアは見事な大木で息をのむ美しさでした。
しかし実際撮れた画像はコントラストがきつすぎて手前のブーゲンビレアが黒くつぶれてしまい後日かなり色調整したのでとても不自然な色合いの写真になってしまいました..(実際はもっと鮮やかだったんですけどね!) -
そして目指していたポイントの一つレメソスキャッスルへの看板がようやく見えてきた!
ホテルを出発してからかれこれ2時間は経過しただろうか・・
長い道のりだった〜(実際の直線距離にすると全然近いのに) -
しかしレメソスキャッスルの閉館時間はとっくに過ぎており今日見学することは叶わず。
-
城の中庭で一匹の猫がこちらを見て「残念でした〜」と言っているようだった。ほんと残念〜
むしろ城より貴方にもっと近寄りたかったよ。(閉園後は城の中庭にも入れない) -
そういえば、キプロスのポストって黄色なんですね
形も昔の日本のポストに似ていて懐かしい雰囲気で好き。 -
押しボタン式の信号が多いように感じました。
押さなくても自然に信号が変るのかどうかは未確認
ボタンや信号自体が無い横断歩道もたまにあったが歩行者を確認すると速やかに車が止まってくれる事が多く当たり前の事ながら感動した。
関西ではこうはいかないだろうな・・と。
あ、でもこれまた当たり前ですが横断歩道以外の所で強引に渡ろうとしてもこの場合はなかなか車は止まってくれません(^-^; -
イチオシ
旧港海岸沿いの遊歩道にやっとこさ到着〜
早速猫レーダーを研ぎ澄ませてみると・・
木の上に気配を感じ振りかえると、キジトラ発見っ!
猫って広さよりも上下運動が大事って言いますしこんな感じにいい木があれば登ったり降りたり、爪といだりと自然界のキャットタワーといった感じでなかなかいい運動になりそうですね。 -
イチオシ
しかもこのキジトラさん自発的にフォトジェニックな場所へと移動してくれるではありませんか、なんというサービス精神
まさに撮りたいな〜と思い描いていた場所に鎮座してくれました。 -
「いいね〜いいよ〜」なんて調子よく声かけながら夢中でシャッターを切り続けていると背中に何者かが頭をこすりつけてきた
-
振りかえるとこの子がいました。
「私を撮りなさいよ」と言わんばかりに体当たりしてきてかわいすぎる。
猫とイチャつきながらさっきまで道に間追いまくり泣きそうだった気分が一気に急上昇!
こうして日没までの小一時間私はキプロス猫達の手厚い歓迎?を受けることとなる -
馴染みの猫なのか地元のお嬢さんらしき女の子がこの猫を見つけると駆け寄ってきて遊び始めた。
ニヤニヤしながらしゃがみこんで猫の写真を撮りまくる私にも興味を持ってくれたようで笑顔で「Do you like Cat?」と話しかけてくれたので私は舞い上がりながら「イエース アイ ラブ キャット!!」とすごい気迫で答えた。 -
この猫もこの女の子に懐いてるようで(もしくは誰にでも懐く猫なのか?)おなかをなでられると無防備にひっくり返って嬉しそうに悶絶していた。
外猫とは思えない無防備さだな〜見ていてなんとも癒される。
ちなみにこの遊歩道で1時間ちょっといろんな猫と戯れていたが、この子がとにかく一番人懐っこく私のそばをまったく離れることなく「ニャーニャー」と甘えた声を出しながらすりよって来たり私の膝に乗ってきたりともうハーレム状態。(私が)自分の飼い猫にすらこんなに甘えられた事ないですよ -
しばらくするとまたまた新しい猫さん登場
少しロン毛気味の茶白猫、何が可笑しいって微妙にずっとベロが出てる^^
しまい忘れてるのかこれが普通なのか分からないが見ているだけで笑いがこみあげるなんとも愛嬌あふれる表情 -
日が暮れるにつれ昼間の暑さが嘘のように涼しい風が吹き、徐々に染まる空の元猫達もまどろみ始める。
う〜ん染まっていく空といいなんともいい風景 -
うす暗くなるにつれふと辺りを見渡すと徐々にたくさんの猫達が集合してきた。猫の集会が始まるのだろうか?それとも晩御飯を待っているのだろうか?
-
その中でもひときわモッチリ横綱体型のドスコイ白黒猫発見
きっとものすごい勢いで餌独り占めしてるんだろうな
わたしを見つけるやいなや、さっきの子に負けず劣らずのすりより甘えっぷりだったが、ご飯をもらえないとわかるとスタスタと去っていってしまった・・
なんとも分かりやすく猫らしい! -
イチオシ
なんて猫に夢中になってる間にすっかり辺りは真っ暗
空にはまんまるの月が浮かび上がり、夜の猫の顔へと変貌 -
あっという間の楽しい時間だったけれどこの子達のおかげで楽しいリマソールの初日を無事過ごす事が出来ました
今日は長いフライトの疲れに加えリマソールに来た事すら一瞬後悔しそうになるほど長時間の迷子で心身共にヘトヘトになったけど(全部自分のせい)そんな疲れが一気に溶けだすような素敵な時間を過ごす事が出来、改めて「ああキプロスに来てよかったよ」と思わず声に出してつぶやいた。
写真のこの子は本当に最後まで私のそばを離れずずっとそばにいて膝に乗ったり体を私にもたれかけ寄り添ってくれた。
私がご飯もなにも持っていない事は分かっていたはずなのに、本当に人間が好きで甘えたいそばにいたい、邪心のないそんな気持ちが伝わってきた。
でもほんとはそのうちご飯をくれるはずと期待していただけかもしれないし結局のところ私の憶測でしかないか・・。
しかしそんなことよりなにより一難去ってまた一難
「これまた帰りの道が分からない・・・」
地図を頼りに歩きだすものの、斜めに枝分かれしてる道が多く街灯もないうす暗い寂しい道が続くばかりで、地図もよく見えないわ、もうどう頑張ってもこれはこのまま歩いてホテルにたどり着く自信はない!と潔く判断する
仕方なく目に入ったコンビニのような商店に駆け込みシャンプーを買った後店員の若いお姉さんに地図を見せ「このホテルまで行くにはここからどうやって歩いていけばいいですか?」と訊ねてみるがまたもや困った表情で「結構遠いわよ、歩いていくには・・・道もややこしいしタクシーのほうがいいわよ」的なご回答だったので頭を下げタクシーを呼んで頂き無事自分のホテルへと帰還。チップを渡そうとするもお姉さんはかたくなに受け取ってくれず尚一層申し訳なさ全開でひたすら謝り御礼をいって店を出た。
今日はたくさんのリマソールの人や猫に救われた一日であった。多謝 -
ホテルに戻り緊張感が解けると一気にお腹がすいてきた
レストランに一人で食べにいく度胸も気力もなかったのでルームサービスを取る事に。
とりあえず地中海に来たんだからシーフードを食らう!と心に決めていた
その中でも絶対食べようと思っていたフライドカラマリ(イカフライ)を注文。これ一品で足りるかなあ?なんて寝ぼけた事を思っていたが届いた皿にはどう見ても2人前だろうといったようなてんこ盛りのイカフライにどっさりのポテトフライに加えスライスしたパンが6キレ程。
ケチャップなんかボトルごと使い放題だし。 -
ともあれ早速お目当てのイカをほおばってみる。想像以上の柔らかさとほんのり海の塩気が残るイカそのものの旨味が口の中に広がり絶品!
イカは小ぶりでホタルイカに似たような感じ、衣もいわゆるイカリングフライのような厚みや硬さは無く薄い衣でてんぷらに近い触感で私的には大ハマリの味でした。
しかしポテトの量は完全に付け合わせではなくメインディッシュのような量
これはキプロスに限らずマルタでも感じた事だが、こちらの方たちはポテトをご飯のような感覚で主食にし、おかずを食べるといった感覚なのかしら?
でもこのポテトがこれまた美味いんです。
ちょっと異国にきたから何でも美味しいと思ってるだけじゃねーの?と言うなかれ。ほんとに美味いんです。日本のじゃがいもと比べて甘みが強く冷めてもポテト本来の味が美味しいのでまったく風味が変わらず美味い!そんな感じでした。
今回も量が多すぎてとても食べ切れず冷蔵庫にストックし次の日の昼食として食べましたが十分美味しく頂けました。
VIVA!地中海と大地の恵み
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