DABIGAZQUEST2010(第一次・二次)

2010/07/10 - 2010/07/11

日本最古級の礼田崎貝塚、7月にはハマナタマメの花が咲くんでがんす。
暗礁が多く、本線航路の巨大船の波が打ち寄せ、豊島でも超ベテランの漁師さんしか接岸でけん難所でもあるけど、大潮の干潮時だけ礒を歩いて渡ることができる、ある面豊島の秘境ともいえる場所なんでがんす。
現代アートで島づくりとか言う人は居るけど「あるものでないものをつくる」という方も居って、やはり豊島にある礼田崎のアドベンチャーツアーとして「DABIGAZQUEST」を企画してみたでがんす。
過去3回、豊島学(楽)会としても2006年にGPS測量、2008年11月3日に犬島再発見の会の小野伸さんと大潮の干潮の礒を歩いて踏破、2009年7月には犬島貝塚調査保護プロジェクトチーム＋環瀬戸内海会議+里海探検隊合同チームによる踏破と、研究者を連れての踏破の実績を積んできたが、今回は特に考古学や生物・生態学の研究者でなく、一般の人を案内しての秘境ガイドツアーが成立するかどうかの実験も兼ねた「DABIGAZQUEST」でがんした。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

甲生から礒伝いに行くんでがんす。サンダルで来た人は、こんな場所に来たら後悔するんかもでがんす。

かなり危険な磯ぢゃけど、瀬戸内海ではもうあんまり見られんくなったイガイが着いたとこもあって、面白い場所でがんす。

カメノテも大きいんがびっしりでがんした。

逝く途中に石切り場の跡か、四角い昔風の鑿の跡が岩に打ち込まれとったでがんす。多分戦前モノの鑿の跡でがんす。

何箇所かフィリークライミングで進むけど、全くの素人でも逝けたでがんす。

貝塚の貝層は高さ17mの岩礁の上にあるんでがんす。
今回は考古学関係者でなく、全く別の分野の人を3人連れて逝くけど、さすがに岩礁の上までは登らせｒんはせんかったでがんすｗ。

考古学者は来てないけえ、今回は絶滅危惧第一種のハマナタマメをじっくり二日がかりで撮るんでがんす。

ハマナタマメの花は他のマメ科の花と違うて上下は反対に着くんでがんす。

足下の礒にはフサイワヅタがびっしり。

特大サイズのイガイやカメノテが着いとるけど、もうこんなん、今の瀬戸内海では見られんでがんす。

犬島貝塚ＰＴの人が岡山新港から自分の船で来てくれたでがんす。

復路は潮が更にひいて仏岩通過がちょっと楽でがんした。

7・11も犬島ＰＴの写真家の人といてきたでがんす。
カメラ持ってもろうて記念撮影でがんすｗ。
兎に角このツアーは大潮の干潮時だけ可能で、季節としては夏場の大潮の時が一番開催できそうでがんす。
礼田崎は考古学研究者の踏査希望が多く、ツアーを今後も試行していくでがんす。