2010年バルト３国旅行第１日目：初めてのヘルシンキ空港で帰りのおみやげを物色する

2010/07/04 - 2010/07/04

2010/07/04日　成田発ヘルシンキ経由ヴィリニュス着
【ヴィリュニス泊：ホテル・パノラマ（Panorama）】

今年2010年夏の海外旅行の行き先は、10年ぶりのロシアのつもりでした。
去年の夏のウクライナ旅行の帰りにトランジットでモスクワに寄って、再訪したい気持ちがますます強まり、そのときからロシア旅行計画を心の中で温めていました。
なのに、３月末のモスクワ・テロ！
家族に大反対されて、泣く泣く行き先を変えました。
バルト３国はそのままアエロフロートで行くことも可能でしたが、ロシアへの未練を断ち切るために、フィンランド航空に変更しました。

はじめてのフィンランド航空。
はじめてのヘルシンキ空港。
そしてとっても久しぶりの成田空港第２ターミナル。

旅程の初日はどうしても、ほぼ１日空港と飛行機に缶詰になります。
今回はいつもより早く現地に到着するおかげで、空港から自力でホテルに向かうことと、もしかしたら夕食を食べに早速、町に出られることも期待していましたが、それは到着してからの話。
それまでの楽しみといったら、フライトと空港くらいです。
が、フィンランド航空と久しぶりの成田第２ターミナルでは、楽しみにしていたほどにはテンションは上がりませんでした。
去年、いつもの成田第１ターミナルで妙にテンションが上がって写真を撮りまくったのは、折紙博物館を見つけたおかげでしたが、久しぶりの第２ターミナルは、記憶の中で美化されすぎていたらしいです。
フィンランド航空も、たしか人気のフライトではなかったかと妙に期待をしすぎたようです。
エコノミー客はどこいったってエコノミー客。
それを思うと、いままで他のフライトでも特に不愉快な思いをしたわけではないので、フィンランド航空だからって何か突出して良いことがあったわけでもありません。
フライト時間が短くて、いつもより早く現地に着くのは嬉しいけれど。
今まではほとんど現地到着は夜中近かったですから。
ただ、フライト時間が短いせいか、２度目の食事がサンドイッチだけだったのにはがっかり。
この日は結局、目的地のヴィリニュスで夕方から夜にかけて大雨に降られたせいで、外出をあきらめて夕食は食いっぱぐれ。
初日の夜はひどくおなかがすいて、ちょっとみじめでした。

でも、ヘルシンキ空港は楽しかったです。
なるほど北欧だと思わせるステキなみやげ物の数々！
海外旅行へのあこがれの第一歩ってそんなみやげ物ではないでしょうか。
いつかは北欧も旅行したいと思っていますが、ヘルシンキ空港でたくさんのステキなおみやげを目にして、その気持ちがますます強まった気がします。
往路の乗継ぎは55分しかないし、ヘルシンキ空港からシェンゲン協定圏内に入ったということで入国審査がありましたし、まだ旅はこれからなので荷物を増やすわけにはいかないため、ゆっくりおみやげを物色できたわけではないのですが、ささっと写真を撮る時間くらいはありました。
帰りは１時間55分の乗継ぎだから、もっとゆっくり買い物ができるはずなので、行きは買いたいものや、多めに買ってバラまくお菓子をどれにしようか、目をつけるだけにとどめました。

もっとも帰りは、ヘルシンキ行きのフライトが30分遅れたせいで、ヘルシンキ空港でゆっくり買い物をする時間は、結局ありませんでした。
でもいいんです、きっといつか北欧にも行くでしょうから、ステキな北欧らしいおみやげは、そのときに町中で物色すれば@

成田空港では大丈夫だったのに、行きのヘルシンキ空港のセキュリティチェックでは、手荷物がひっかかって、荷物を全て広げさせられました。
カバンが空っぽになるまで全部！
怪しいものが出てこなかったから、かえって容赦なかったです。
いや、怪しいものがなかったからこそ無罪放免になったわけですが、仕方がないとはいえ、いやな気分にはなりました。
そしてホテルに到着して手荷物を広げたら、成田空港の免税店で買ったペンダントのボックスがありません！！
手荷物用のタウンバッグに確かに入れておいたはずなのに。
手荷物の中身を出したのは、ヘルシンキ空港のセキュリティチェックに引っかかったときだけです。
そのときにしまい忘れたのでしょうか。
それとも……！？
自分のドジかもしれないのについ他人を疑いたくなってしまいますが、他人を疑うのもいやな気分になります。
身につけていたおかげで中身のペンダントは無事だったのを幸い、ボックスぐらい、さっさとあきらめることにしました。
ペンダント専用のおしゃれなボックスだったけど……！

※表紙は、バラまくおみやげ用として目をつけたムーミン・チョコ。帰りに大急ぎでコレだけ買うことができました。

※何度も利用しているのに折紙博物館をきっかけに妙にテンション上がった、去年のウクライナ旅行の行きの成田空港の旅行記
「2009年ウクライナ旅行第１日目(1)：いまさらな成田空港でウキウキワクワク@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10364577/

※ボックスはなくしたけど中身は無事だった、成田で買ったペンダントが写っている写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044403/
関連の旅行記
「2010年バルト３国旅行ハイライトその16：ゲットしたものゲットしたところなど（完）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488479/

2010年バルト３国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト３国旅行プロローグ（旅程一覧）地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト３国旅行の詳細旅程（写真付き）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港第２ターミナル到着、７時55分

フライトは11時発で、チェックイン開始は８時30分からでした。
しかし、エコノミーのカウンター前にはすでに人が並び始めていたので、８時15分には並びました。
私の前には20人ほどいて、チェックイン開始してから８時45分に終わりました。
エコノミークラスとはいえチェックイン前にこんなに待ったのは久しぶりです。
こういうときは自宅のパソコンで前日にチェックインできてしまう方がラクですなぁ。時間はたっぷりあるけれど。
チェックインすませたらさっさと出国審査まですませて、９時20分には免税エリアに出ました。
第一ターミナルよりは店舗は多いけれど、サテライトの方に出てしまうとぐっと減ってしまうんですね。

94番ゲート前と、おそらくAY74便が窓の外に

10時にはゲート前にやってきました。

94番ゲートのカウンターのムーミンたち

タオル地で抱き心地良さそう！

これから搭乗するのはフィンランド航空です。
これを見て、北欧に向かうんだなぁ、と実感がしみじみわいてきました@

これから搭乗するフィンランド航空の機体、搭乗ゲートをくぐってから撮影

デザインはシンプルですな。

10時20分から搭乗開始となりました。
エコノミー席の搭乗客はものすごい行列になるので、その行列が短くなってきて、ビジネス客のゲートもエコノミー客に開放される頃まで、ゲート前の座席に座って待っていました。
通路側の席は確保済みですし、手荷物は足下に置くカバンくらいだから、頭上の荷物置き場の確保も必要ないので、あせることはありません。

機内映画のムーミン

フィンランド語でムーミンはムーミ（MUUMI）！？

機内映画は私好みのものがたくさんでした。
昔、スクリーンでみんな同じものしか見られなかったときは、いつも興味ある映画とは限らず、むしろ機内は翌日以降の具体的な観光計画を立てたり、会話集をひっくり返したりする時間でした。
でも、最近は機内映画は各自の座席前のスクリーンで見られて、選択肢が増えたおかげで興味あるのが多くなったし、自在にストップや巻き戻しもできるから、見たいものが目白押し！
おげで、ゆっくり観光計画を立てている暇がありません。

往路では、「How to Train Your Dragon（邦題「ヒックとドラゴン」）」（日本語吹替えで）と「AVATAR」（見るのは２度目なので英語で）を見ました。
そのあとでアニメ「ムーミン」もあるのに気づいたのですが、映像の撮影にチャレンジしてたもんだから、途中までしか見られませんでした。

ムーミンとひまわり

ムーミンママとミーたち

ヘルシンキ・ヴァンタール空港、めざすはヴィリニュス行き16時15分発の19番ゲート

入国審査をすませたあとです。
急に楽しいショッピングエリアが開けました。

免税店のあるエリア、天井に蝶々

青いシカのマグカップ、気に入った！

価格は19.70ユーロまたは14.30ユーロとありますが、マグの値段はどちらかしら。
値札はフィンランド語で書かれているらしく、読めません（苦笑）。
実は、りにこれを買おうと目をつけました。
ところが、タリンでカップ＆ソーサーを買ってしまったので、こちらはあきらめました。旅先はあくまでバルト３国であって、ヘルシンキではないですもの。

タリンで買ったカップ＆ソーサーの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20044451/
関連の旅行記
「2010年バルト３国旅行ハイライトその16：ゲットしたものゲットしたところなど（完）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10488479/

ステキな陶器がたくさん！

手前のマグもすばらしいです。
ああ、マグはたくさんあるのに、いくつあっても欲しくなってしまう女心@

品揃えがたくさんのSTOCKMANNやiittalaエリア

STOCKMANNはリガにもありました。
駅の近くのバスターミナルのとなりにドーンと。

お洒落な色使いのムーミンママ・マグ

Moomin Night Sailing 65th Anniversay Mug

26.90ユーロ。
しっとりした景色でステキ！

トナカイの剥製と毛皮、さすが北欧の空港！

バラまくおみやげはコレに決めた！

マグではなくて、下に並べられたムーミン・チョコの方です。

バラまくおみやげはたいてい帰りの最終搭乗地で買うことにしています。

ムーミンならたいていの人は知っているので、これを渡すときに話のタネにしやすかったです。
「北欧に行ったの？」と目を輝かされて、「ううん、バルト３国」と言ったら、ちょっとがっかりされたときもありましたけどネ@
（その子は近々北欧に行きたかったので、参考になる話が聞けると思ったそうです。）

標識と19番ゲート前の待合室

19番ゲートのデスクの上に扇風機

ヴィリニュスに着いてからホテルに到着するまでのつづきはこちらの旅行記にて。
「2010年バルト３国旅行ハイライトその１：移動と市内交通編＜リトアニア＞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10483384/

そしてヴィリニュスのホテル・レポートのある旅行記はこちら。
「2010年バルト３国旅行ハイライトその４：ホテルと朝食編＜リトアニア＞」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10485075/

この旅行記へのコメント （2）

• 夏への扉さん 2010/09/09 21:08:46

  フィンエアーの機内食

  まみさん、実はフィンエアーの機内食
  昨年から比べると、すごーく落ちていたんです。
  
  昨年の機内食は私の旅行記のこちらにあります。
  http://4travel.jp/traveler/door-into-summer/album/10390299/
  
  そう、2食目はペンネだったし、1食目ももっと美味しかった。
  ヘルシンキからストックホルムまで1時間かからなかったのにサンドイッチ
  （バンズの）でたので、
  今年もヘルシンキからリガ行き、同じもの出ると思ったらジュースだけ。
  
  中距離のマドリードーストックホルムは、ちゃんとした機内食で
  美味しいハンバーグだったのに、冷たいツナパスタだけでした。
  
  エールフランスのパリーマラガ間は、コードシェアで、エア･ヨーロッパ。
  有料メニューしかなくて飢えましたから、それよりいいですが。
  
  でも、到着した夜おなか空いたなんて、まみさん。かわいそう・・
  
  今回のフィンエアー旅行記は、スペイン旅行記が終わったら
  最後に作るつもりです。
  
  記事１：機内にメガネを忘れて手元にもどるまで。
  　　２：乗り継ぎ時間がー！　パスポートコントロール割り込ませて！
  　　３：空港の人ごみの中を走り回ってお土産ゲット　などなど・・
  
  旅行記の材料、ここでも仕入れてしまいました。
  思い出すだしたら疲れました。
  
  なつ
  

  まみさん からの返信 2010/09/12 05:46:38

  RE: フィンエアーの機内食

  夏への扉さん、こんにちはー。お返事おそくなって失礼しました。
  
  > まみさん、実はフィンエアーの機内食
  > 昨年から比べると、すごーく落ちていたんです。
  
  えええええ。そうだったなんて、ショック！
  去年の料理の写真を拝見しましたが、見た目はかわらないかんじがするんですけど。そーだったのかー。
  
  > そう、2食目はペンネだったし、1食目ももっと美味しかった。
  > ヘルシンキからストックホルムまで1時間かからなかったのにサンドイッチ
  > （バンズの）でたので、
  > 今年もヘルシンキからリガ行き、同じもの出ると思ったらジュースだけ。
  
  そうそうそうそう。ヘルシンキとタリンやヴィリニュスも同じでした。
  やっぱ経費削減でしょうかね。
  
  > エールフランスのパリーマラガ間は、コードシェアで、エア･ヨーロッパ。
  > 有料メニューしかなくて飢えましたから、それよりいいですが。
  
  ああ、前は東欧行きによくエールフランスを使ってましたけど、やっぱりどこも削減していくかもしれないですね。
  エールフランスはパリと日本の間は、食事時間以外でもジュースだけでなくアイスやカップヌードルも好きにくれたものですけど、そのサービスはいまはどうなってるやら。
  
  > でも、到着した夜おなか空いたなんて、まみさん。かわいそう・・
  
  到着した日の夜が土砂降りで夕食を食べにいけなかったから〜。
  はじめは夕食を食べにいくつもりだったから、それだとしたらおなかがすいているくらいでちょうど良かったんですけどね。
  
  > 今回のフィンエアー旅行記は、スペイン旅行記が終わったら
  > 最後に作るつもりです。
  >
  > 記事１：機内にメガネを忘れて手元にもどるまで。
  > 　　２：乗り継ぎ時間がー！　パスポートコントロール割り込ませて！
  > 　　３：空港の人ごみの中を走り回ってお土産ゲット　などなど・・
  >
  > 旅行記の材料、ここでも仕入れてしまいました。
  > 思い出すだしたら疲れました。
  
  おおー、楽しみです。
  あのパスポートコントロールの混雑はいただけないですよね。
  まあ、乗り継ぎ時間に余裕がない人は割り込ませてあげるのがあそこでは当然ですが。
  係員が誘導してくれると一番いいんですけどねー。なんて、私も一度、乗り継ぎがぎりぎりで係員に誘導してもらったときはありますけど。空港間をマイクロバスで特別に案内してもらったりしてちょっぴりVIP気分でしたが、当然、おみやげなんか見てる暇なんてなくてがっかりしましたね。