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この夏休みに東北三省(黒龍江・吉林・遼寧)を駆け足で旅して来ました。満洲帝国時代から残る近代建築を主に見て回りましたが、丹東以外はすべて旧ヤマトホテルに宿泊し、ノスタルジックは雰囲気に浸っていました。また、北朝鮮との国境地帯にある丹東にも足を運び、久しぶりに北の香りを味わってきました。<br /><br /><日程><br />★8/11(水) 関空→大連→ハルビン<br />★8/12(木) ハルビン→長春<br /> 8/13(金) 長春→瀋陽<br /> 8/14(土) 瀋陽→丹東<br /> 8/15(日) 丹東→大連<br /> 8/16(月) 大連→関空

東北三省 旧満洲の旅(1)~哈爾濱1 南崗区~

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2010/08/11 - 2010/08/16

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旅行記グループ 東北三省 旧満洲の旅

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トンガリキ

トンガリキさん

この夏休みに東北三省(黒龍江・吉林・遼寧)を駆け足で旅して来ました。満洲帝国時代から残る近代建築を主に見て回りましたが、丹東以外はすべて旧ヤマトホテルに宿泊し、ノスタルジックは雰囲気に浸っていました。また、北朝鮮との国境地帯にある丹東にも足を運び、久しぶりに北の香りを味わってきました。

<日程>
★8/11(水) 関空→大連→ハルビン
★8/12(木) ハルビン→長春
 8/13(金) 長春→瀋陽
 8/14(土) 瀋陽→丹東
 8/15(日) 丹東→大連
 8/16(月) 大連→関空

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  • ANAの特典航空券で関空から大連まで向かいます。右側には北朝鮮が遠くに見えています。大連に11時半頃到着し、2時間後の南方航空でハルビンに向かいます。

    ANAの特典航空券で関空から大連まで向かいます。右側には北朝鮮が遠くに見えています。大連に11時半頃到着し、2時間後の南方航空でハルビンに向かいます。

  • ハルビンに15時ころ到着し、リムジンバスでハルビン駅に向かいます。

    ハルビンに15時ころ到着し、リムジンバスでハルビン駅に向かいます。

  • この日の宿はハルビン駅の目の前の龍門大厦貴賓楼。ロシアが1904年に東清鉄道付属地に建設したホテルが最初で、その後満洲帝国時代に大和ホテルとなりました。今回の旅のテーマの一つとして、「旧ヤマトホテルに泊まる」を掲げましたので、まずは一つクリアです。このホテルは龍門大厦のホテルと貴賓楼が入口も場所も分かれており、予約時は貴賓楼(スィート)としておかないとここには泊まれません。ネットで探しましたが、中国の英語版のある予約サイトを見つけて、こちらで予約しました。550元。

    この日の宿はハルビン駅の目の前の龍門大厦貴賓楼。ロシアが1904年に東清鉄道付属地に建設したホテルが最初で、その後満洲帝国時代に大和ホテルとなりました。今回の旅のテーマの一つとして、「旧ヤマトホテルに泊まる」を掲げましたので、まずは一つクリアです。このホテルは龍門大厦のホテルと貴賓楼が入口も場所も分かれており、予約時は貴賓楼(スィート)としておかないとここには泊まれません。ネットで探しましたが、中国の英語版のある予約サイトを見つけて、こちらで予約しました。550元。

  • 龍門大厦貴賓楼のエントランス。

    龍門大厦貴賓楼のエントランス。

  • 貴賓楼の階段。

    貴賓楼の階段。

  • 部屋は何と貴賓楼の中でも最も格式のある215号室でした。この部屋はその昔、張学良や溥傑夫妻(ラストエンペラー溥儀の弟と嵯峨侯爵家の長女・浩)が宿泊したそうです。バスルームはジャクジー付きで部屋に2つあり、寝室も広くスイートの名に恥じない部屋でした。

    部屋は何と貴賓楼の中でも最も格式のある215号室でした。この部屋はその昔、張学良や溥傑夫妻(ラストエンペラー溥儀の弟と嵯峨侯爵家の長女・浩)が宿泊したそうです。バスルームはジャクジー付きで部屋に2つあり、寝室も広くスイートの名に恥じない部屋でした。

  • 明日の列車のチケットを確保すべくハルビン駅に向かいます。案の定長蛇の列で30分ほど待ってようやくチケットを確保。残念ながら動車組(中国版新幹線)は満席で、硬座しかありませんでした。満席状態の硬座に乗るのは20年ぶりくらいです。<br />夕方、中央大街まで歩いて向かいます。

    明日の列車のチケットを確保すべくハルビン駅に向かいます。案の定長蛇の列で30分ほど待ってようやくチケットを確保。残念ながら動車組(中国版新幹線)は満席で、硬座しかありませんでした。満席状態の硬座に乗るのは20年ぶりくらいです。
    夕方、中央大街まで歩いて向かいます。

  • 哈爾浜弘報会館(現黒竜江日報)。1938年竣工。<br />

    哈爾浜弘報会館(現黒竜江日報)。1938年竣工。

  • 街中に残るロシア風のネギ坊主を乗せた建物。

    街中に残るロシア風のネギ坊主を乗せた建物。

  • 旧松浦洋行。1909年に竣工した日系資本のデパートです。

    旧松浦洋行。1909年に竣工した日系資本のデパートです。

  • 夜の中央大街。

    夜の中央大街。

  • 旧松浦洋行。

    旧松浦洋行。

  • モデルンホテル。

    モデルンホテル。

  • 中央大街にはロシア料理レストランが数軒あり、「露西亜」レストランでロシア料理をいただきました。ボルシチとロールキャベツ。ハルビン・ビールが美味しかった。

    中央大街にはロシア料理レストランが数軒あり、「露西亜」レストランでロシア料理をいただきました。ボルシチとロールキャベツ。ハルビン・ビールが美味しかった。

  • モデルン・ホテル脇のアイスキャンデー屋さん。飛ぶように売れるとは、まさにこの事です。

    モデルン・ホテル脇のアイスキャンデー屋さん。飛ぶように売れるとは、まさにこの事です。

  • 1本2元。味はフルーツとコーヒーの2種類でとても美味しく、滞在中4本近く食べました。

    1本2元。味はフルーツとコーヒーの2種類でとても美味しく、滞在中4本近く食べました。

  • 龍門大厦貴賓楼のライトアップ。

    龍門大厦貴賓楼のライトアップ。

  • 朝食の場所もクラシック。

    朝食の場所もクラシック。

  • まずは龍門大厦貴賓楼から紅軍路を南に進み、ロシア帝国の国策会社である旧東清鉄道本社のある西大直街を目指します。龍門大厦貴賓楼から道路を挟んで正面にある、旧チスチアコフ・ティーショップ。1912年竣工。

    まずは龍門大厦貴賓楼から紅軍路を南に進み、ロシア帝国の国策会社である旧東清鉄道本社のある西大直街を目指します。龍門大厦貴賓楼から道路を挟んで正面にある、旧チスチアコフ・ティーショップ。1912年竣工。

  • その南のロシア風建築は1925年竣工され、元は南満洲鉄道哈爾濱事務所でしたが、1936年以降は日本総領事館として使用されたものです。

    その南のロシア風建築は1925年竣工され、元は南満洲鉄道哈爾濱事務所でしたが、1936年以降は日本総領事館として使用されたものです。

  • 紅軍街と西大直街との交差点に、堂々と鎮座する旧モスクワ商場(現黒竜江省博物館)。1906年竣工。この交差点のロータリーにはロシア正教の中央寺院がありましたが、文革期に取り壊されたそうです。

    紅軍街と西大直街との交差点に、堂々と鎮座する旧モスクワ商場(現黒竜江省博物館)。1906年竣工。この交差点のロータリーにはロシア正教の中央寺院がありましたが、文革期に取り壊されたそうです。

  • 西大直街を西に進みます。1904年のロシア建築(現黒竜江省中医研究院)

    西大直街を西に進みます。1904年のロシア建築(現黒竜江省中医研究院)

  • 旧東清鉄道本社(現哈爾濱鉄路局)。1904年竣工(1906年改修)。

    旧東清鉄道本社(現哈爾濱鉄路局)。1904年竣工(1906年改修)。

  • 旧東清鉄道倶楽部(現哈爾濱鉄路局倶楽部)。1911年竣工。

    旧東清鉄道倶楽部(現哈爾濱鉄路局倶楽部)。1911年竣工。

  • 旧東清鉄道倶楽部から奥に入ったところには、東清鉄道の職員住宅がまだ数多く残っています。

    旧東清鉄道倶楽部から奥に入ったところには、東清鉄道の職員住宅がまだ数多く残っています。

  • その職員住宅には看板屋や工房が営業しています。

    その職員住宅には看板屋や工房が営業しています。

  • 東清鉄道職員住宅に陣取った看板屋。

    東清鉄道職員住宅に陣取った看板屋。

  • この周辺は一歩路地を入るとスラムのような街並みです。

    この周辺は一歩路地を入るとスラムのような街並みです。

  • 西大直街沿いの旧東清鉄道職員住宅。

    西大直街沿いの旧東清鉄道職員住宅。

  • 旧南満州鉄道林業公司事務所。1940年竣工。

    旧南満州鉄道林業公司事務所。1940年竣工。

  • 紅軍街と西大直街との交差点に戻ってきました。この交差点のロータリーにはロシア正教の中央寺院がありましたが、文革期に取り壊されたそうです。

    紅軍街と西大直街との交差点に戻ってきました。この交差点のロータリーにはロシア正教の中央寺院がありましたが、文革期に取り壊されたそうです。

  • 1921年竣工のロシア建築。

    1921年竣工のロシア建築。

  • 秋林公司。ロシア商人のチューリンが開業した1900年創業のデパート。チューリンブランドのソーセージ”紅腸”を駅前で購入しました。ここからタクシーに乗って、傳家甸のエリアに向かいます。

    秋林公司。ロシア商人のチューリンが開業した1900年創業のデパート。チューリンブランドのソーセージ”紅腸”を駅前で購入しました。ここからタクシーに乗って、傳家甸のエリアに向かいます。

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