2010/08/01 - 2010/08/01
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GOTOCHANさん
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中国地方最高峰で日本百名山の大山は伯耆大山とも呼ばれています。その秀麗な山容が富士山に似ていることから伯耆富士や出雲富士と呼ばれていますが、その姿は西方からのもので、南や北からの姿は荒々しいアルプスを思わせるもので、二面性を持っています。大山の最高地点は剣ヶ峰(標高1729m)ですが、稜線の崩落が激しいため登山禁止で、実質上の山頂はその西にある弥山(標高1709m)です。
そんな大山の日帰り登山に挑みました。
大山データ:標高1709.4m(一等三角点、点名:大山)、日本百名山
登山コース:登り・夏山登山道、2.8km、140分、下り・夏山登山道〜行者別れ〜元谷〜大山寺〜南光河原駐車場、4.0km、117分
登山体力度:★★★☆☆、コース難易度:★★☆☆☆(★が多いほど困難)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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自宅から2時間20分、思った以上に早く到着。南光河原駐車場に車を停めます。ほぼ満車。登山届けを出し、駐車場近くの夏山登山口から登山開始。登山口付近の標高は約780mで標高差は約930mになります。山頂までの距離は約2.8kmで標高差から考えるとかなり短い。その分相当な急な登りが想像されます。
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大山は山頂までず〜っと階段と噂で聞いていましたが、最初から階段…先が思いやられます。
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一合目通過。合目の標識は九合目まで完全にありました。この辺りではまだ快調ですが、やはり暑い。
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標高1000m。西日本最大とも言われるブナ林の中を歩きます。ここまで標高差220mを20分ほどで走破。やはりオーバーペースで、この後急にペースダウンしました。
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三合目。ここで小休止。
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大山は花の百名山にも選定されています。この暑い時期に登るのも高山植物を楽しむためでもあります。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)。三合目にて。 -
四合目通過。階段は続くよどこまでも…
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五合目で再び小休止。三合目から五合目までがこの日の登山で最もきつかった。
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五合目にある山の神。ブナ林はこの五合目あたりまでで、この上は背の低い潅木が中心となります。
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六合目。避難小屋があり休憩ポイントにもなっています。六合目の少し手前からガスがかかるようになりました。この日、米子自動車道を走っている時に見た大山はほとんど雲に隠れて見えませんでした。天気に過度の期待は抱いていませんでしたが、時間の経過とともに少しは良くなるかと思っていました。その淡い期待も消えそうです。
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七合目を過ぎ、標高1500mを超える。六合目で少し休んでから体も楽になり、ペースが上がります。気温が下がっているのも好材料です。
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本格的に高山植物の世界に入ります。色とりどりの花がちょうど最盛期を迎えているようです。
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シコクフウロ(四国風露)。イヨフウロとも言います。3cmほどの可愛らしい花です。山頂まで見ることができました。槍ヶ岳や蓼科山で見たハクサンフウロとはどう区別するのかわかりません。
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ナンゴククガイソウ(南国九蓋草)。大山の夏の代表的な花といえばこれです。
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シモツケソウ(下野草)。ナンゴククガイソウと並び大山の代表的な花です。「大山の高原の女王」と呼ばれています。
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ダイセンオトギリ(大山弟切)。大山の名前の付いた花です。
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シシウド(猪独活)。比較的標高の低いところから山頂付近まで広い範囲で咲いています。
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花弁の形が変わっていますが、おそらくシコクフウロだと思います。
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八合目を過ぎるとダイセンキャラボクの大群生があり、植生保護のために設けられた木道を歩きます。大山のダイセンキャラボクは天然記念物に指定されています。ダイセンキャラボクの群生の周りにはお花畑も広がっていますが、残念ながらガスのため見づらいです。木道の先には大山の山頂があるはずですが、ガスではっきりとは見えません。
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大山(弥山)の頂上に辿り着きました。ガスのため展望は全くありません。天気が良ければ日本海の大展望が広がっているはずです。
このプレートでは標高1710.6mとなっていますが、2000年10月に発生した鳥取県西部地震で、三角点がずれ標高が約2m低くなりました。また、大山の最高地点は弥山の東の剣ヶ峰(標高1729m)ですが、弥山から剣ヶ峰への稜線は元々崩落しており危険で、その地震以降崩落がさらに激しくなったため縦走は禁止されており、最高地点に立つことはできません。また弥山の一等三角点へも行くことはできません。したがって今いる場所が今の事実上の大山の山頂ということになります。 -
キュウシュウコゴメグサ(九州小米草)。山頂で見ました。
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山頂には一仕事終えた人たちであふれかえっていました。風が強くかなり寒い。しばらく山頂で休んでいましたが、寒いので下山することにしました。ガスが消える希望でもあればもう少し粘るのですが、全く期待できません。結局山頂には20分程度いただけです。
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山頂付近のお花畑。登りの時はもっとガスがかかっていましたが、多少は見えるようになっています。
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お花畑で咲いていた花たち。シコクフウロ。
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お花畑で咲いていた花たち。ナンゴククガイソウ。葉っぱにピントが合っている…
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お花畑で咲いていた花たち。サラシナショウマ(晒菜升麻)。これも葉っぱにピントが合っている…
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お花畑で咲いていた花たち。ノアザミ(野薊)。
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ホソバノヤマハハコ(細葉の山母子)。八合目付近にて。登りでは、下山してくる人とのすれ違いなどで思うように花の写真を撮ることができなかったのですが、下山時にはなんとか撮影することができました。
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ノリウツギ(糊空木)。標高1500m付近にて。
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標高1500m付近を下山中、一瞬ガスが途切れ下界が見えました。
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クサボタン(草牡丹)。七合目付近にて。名前はクサボタンですが、花は牡丹とは全く異なっています。葉が牡丹に似ているからだとか。
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ソバナ(岨菜)。七合目付近にて。
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エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)。七合目付近にて。鮮やかな青で、よく目立っていました。大山では広く分布しています。ガクアジサイやヤマアジサイとの違いは?などとツッコミを入れないでください。
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七合目付近でガスが一瞬消えて大山北壁が姿を現しました。なんと荒々しい姿でしょうか。結局北壁が見えたのはこの一瞬だけでした。
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クルマバナ(車花)。七合目付近にて。
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六合目まで下りてきました。七合目の手前あたりからすれ違う登山者がほとんど韓国人でした。六合目で休憩しているこの人たちもほとんど韓国人。キムチで食事をしており、めちゃくちゃキムチ臭い。韓国人団体のようです。座る場所もないので、休まず通過しました。
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行者別れ。ここで夏山登山道と別れ、元谷へと下る行者谷コースに入ります。よく見るとここにもハングルが…
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行者谷コースも階段でした。しかも夏山登山道以上の激下り。当然登りで使えば激登り。下りもかなり怖いけど、登ることを考えると少しはましかな?
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行者谷コースで見たお花。ソバナ。標高1200m付近にて。
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ヌスビトハギ(盗人萩)。標高1200m付近にて。
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ヌスビトハギの花は小さすぎます。ズームで接写しましたが、暗いのでシャッタースピードが遅く、手ブレでどうしようもない写真となってしまいました。しかし何でこんな小さな可愛らしい花が盗人の名前を頂戴したのでしょうか?諸説あるようですが、こいつのとんでもないところは、実がマジックテープのように衣服等に貼り付くのです。鬱陶しいヤツ。
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元谷。
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歩く距離が1km以上も長くなるのに行者谷コースを下山に選んだのは理由があり、天気さえ良ければ元谷から大山北壁の絶景が真正面に見えるのです。ところがこの通りでした。
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大神山神社奥宮に到着。ここまで来ればゴールは近い。
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参道の階段を下ります。
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大神山神社奥宮の山門。
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途中、賽の河原に寄り道。
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石畳の参道を大山寺山門へ向かって歩きます。この参道は日本一長い自然石の参道だそうです。
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大山寺山門。
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この大山寺の参道を下ると本当にゴールです。さすがに疲れました。
結局この日大山の姿を見ることはできませんでした。帰りの米子自動車道から、蒜山はくっきり見えましたが、大山は雲の中でした。
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