ニャチャン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ホーチミンでの思い出は、有名なベトナム・ジッポーと、身体中に刻まれたまあるいアザとなって残った。<br /><br />既にこの地でやる事は無かった。<br />次の街は、海辺のリゾート地「ニャチャン」!

NYA-TRANG (ニャチャン)の海に浮かぶお椀の船 <食堂のメニューにカブトガニが載っていた日>

3いいね!

1994/08/16 - 1994/08/18

477位(同エリア227件中)

0

5

北風

北風さん

ホーチミンでの思い出は、有名なベトナム・ジッポーと、身体中に刻まれたまあるいアザとなって残った。

既にこの地でやる事は無かった。
次の街は、海辺のリゾート地「ニャチャン」!

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
  • 旅日記<br />『ニャチャンへの道』<br /><br />ボロボロのバンに、大型白人ツーリストと共に寿司づめにされて、ホーチミンを出発したのは、昼の12時だった。<br /><br />現在、「ベトナムを旅行するなら、列車がいいぞ!」と誰かが言っていた意味を、身体で悟っている。<br /><br />ホーチミンの街並みが見えなくなると、道路は途端に砂利になり、ぬかるんだ泥道へと姿をかえた。<br />道路に広がる大きな穴を通り過ぎるたびに、振動が直に背骨を走る。<br />ギャップで車が跳ねると、中の乗客も座席から身体が1cm程も飛び上がる。<br />まるで、ジューサーミキサーに放り込まれたトマト状態だ。<br /><br />本当に、車体と身体が分解する前に、ニャチャンにたどり着けるだろうか?<br /><br />それから、8時間後、バスはまだ走り続けていた。<br />陽はとうの昔に暮れてしまい、田舎のがたがた道を、たよりないヘッドライトの光が照らし出している。<br />8時間で着くといわれたニャチャンは未だに見えて来ない。<br /><br />理由は、パンクだった。しかも、3回だ!<br />まぁ、こんな未舗装の道を、使い古しのタイヤで、積載重量をとっくにオーバーするほど詰め込んで走れば、当然の事かもしれない。<br />5体満足で息をしているだけで満足するべきかもしれない。<br /><br />結局、ニャチャンに着いた時は、時計は朝の3時を示していた。<br />なんと、ホーチミンから14時間かかった計算になる。<br /><br />次に来る時は、列車を選ぼうと決心したのは、俺だけではないはずだ。

    旅日記
    『ニャチャンへの道』

    ボロボロのバンに、大型白人ツーリストと共に寿司づめにされて、ホーチミンを出発したのは、昼の12時だった。

    現在、「ベトナムを旅行するなら、列車がいいぞ!」と誰かが言っていた意味を、身体で悟っている。

    ホーチミンの街並みが見えなくなると、道路は途端に砂利になり、ぬかるんだ泥道へと姿をかえた。
    道路に広がる大きな穴を通り過ぎるたびに、振動が直に背骨を走る。
    ギャップで車が跳ねると、中の乗客も座席から身体が1cm程も飛び上がる。
    まるで、ジューサーミキサーに放り込まれたトマト状態だ。

    本当に、車体と身体が分解する前に、ニャチャンにたどり着けるだろうか?

    それから、8時間後、バスはまだ走り続けていた。
    陽はとうの昔に暮れてしまい、田舎のがたがた道を、たよりないヘッドライトの光が照らし出している。
    8時間で着くといわれたニャチャンは未だに見えて来ない。

    理由は、パンクだった。しかも、3回だ!
    まぁ、こんな未舗装の道を、使い古しのタイヤで、積載重量をとっくにオーバーするほど詰め込んで走れば、当然の事かもしれない。
    5体満足で息をしているだけで満足するべきかもしれない。

    結局、ニャチャンに着いた時は、時計は朝の3時を示していた。
    なんと、ホーチミンから14時間かかった計算になる。

    次に来る時は、列車を選ぼうと決心したのは、俺だけではないはずだ。

  • <NYA-TRANG(ニャチャン)><br /><br />ニャチャンは、ベトナム戦争時の兵士の休養地だけあって、現在でも観光ビーチには、白人ツーリストが押し寄せていた。<br /><br />なんか、インドネシアのバリ島に良く似ている。<br />しかも、このビーチには、バリ島名物「マッサージおばば」までいた。<br /><br />前日のサバイバル的な移動に、半壊した身体をビーチに横たえていると、何処からとも無く聞こえる「マッサー、マッサー」の声。<br /><br />顔を上げると、マッサージおばばに囲まれていた。<br /><br />あまりのしつこさに、場所を変えようと起き上がる俺に、1人のおばちゃんが、「うるさくない場所、あるよ」と、たどたどしい英語で話し掛けてきた。<br />指差す海には、一艘の船が浮かんでいる。

    <NYA-TRANG(ニャチャン)>

    ニャチャンは、ベトナム戦争時の兵士の休養地だけあって、現在でも観光ビーチには、白人ツーリストが押し寄せていた。

    なんか、インドネシアのバリ島に良く似ている。
    しかも、このビーチには、バリ島名物「マッサージおばば」までいた。

    前日のサバイバル的な移動に、半壊した身体をビーチに横たえていると、何処からとも無く聞こえる「マッサー、マッサー」の声。

    顔を上げると、マッサージおばばに囲まれていた。

    あまりのしつこさに、場所を変えようと起き上がる俺に、1人のおばちゃんが、「うるさくない場所、あるよ」と、たどたどしい英語で話し掛けてきた。
    指差す海には、一艘の船が浮かんでいる。

  • マッサージおばばの口車にすっかり乗せられた俺は、気がつくとシュノーケリングツアーの船に乗り込んでいた。<br /><br />つまり、あのおばちゃん、ツアーの客引きも兼ねていたらしい。<br /><br />しかし、確かにここならのんびり寝転んでいられる。<br /><br />2時間ほど経った時、元気一杯にシュノーケリングを楽しんでいる白人のおね−ちゃんが「ここで何をしているの?」と尋ねてきた。<br /><br />・・言ってもわからないだろうなぁ。

    マッサージおばばの口車にすっかり乗せられた俺は、気がつくとシュノーケリングツアーの船に乗り込んでいた。

    つまり、あのおばちゃん、ツアーの客引きも兼ねていたらしい。

    しかし、確かにここならのんびり寝転んでいられる。

    2時間ほど経った時、元気一杯にシュノーケリングを楽しんでいる白人のおね−ちゃんが「ここで何をしているの?」と尋ねてきた。

    ・・言ってもわからないだろうなぁ。

  • そろそろ、引き上げるらしく船長がいかりを上げ出した。<br /><br />次には、船尾にくくりつけたロープを手繰り寄せている。<br />ロープの先には、ここら辺の漁船と同じ様に、巨大な籠がつけられていた。<br /><br />俺の不思議そうな視線を受けて、船長が胸を張って説明しだした。<br />「これが、緊急用の小船だ!俺のツアーには2つも用意している」<br /><br />・・・大丈夫なのだろうか?ただの竹で編んだ籠にしか見えないのだが・・・<br /><br />どうやって進むのかと言う疑問には、近くの船が答えてくれた。<br /><br />そこには、一寸法師のバーチャル版が、不思議な漕ぎ方で海の上を進んでいた。<br />

    そろそろ、引き上げるらしく船長がいかりを上げ出した。

    次には、船尾にくくりつけたロープを手繰り寄せている。
    ロープの先には、ここら辺の漁船と同じ様に、巨大な籠がつけられていた。

    俺の不思議そうな視線を受けて、船長が胸を張って説明しだした。
    「これが、緊急用の小船だ!俺のツアーには2つも用意している」

    ・・・大丈夫なのだろうか?ただの竹で編んだ籠にしか見えないのだが・・・

    どうやって進むのかと言う疑問には、近くの船が答えてくれた。

    そこには、一寸法師のバーチャル版が、不思議な漕ぎ方で海の上を進んでいた。

  • 旅日記<br />『カブトガニとの出会い』<br /><br />青い空に白い砂浜、<br />ビーチはいまいちきれいじゃないが、それでも水は澄んでいた。<br /><br />ひと泳ぎした後、浜辺に上がると、ゴロゴロと転がった岩の間にフライパンが捨ててあった。<br />しかも、3〜4個もある。<br /><br />不思議に思って近寄ると、なんとこのフライパン、ガサゴソ動いていた。<br /><br />不気味なフライパンだった。<br />生物の時間に教科書で見た「三葉虫」に良く似ている。<br /><br />尻尾らしきものを捕まえて、ぐるっと裏返してみると、<br />・・・気味の悪い節足動物の脚がうじゃうじゃと<br /><br />これは、日本では特別天然記念物として保護されている「カブトガニ」では?<br /><br />絶滅の危機がある貴重な生物が、この国では浜辺をわさわさ歩き回っているのか!<br /><br />この後、特別天然記念物を、レストランのぐつぐつ煮えたぎる鍋の中で発見!<br /><br />この国ではカブトガニの名前は、百科辞典ではなく、レストランのメニューに出てくるものらしい。<br />

    旅日記
    『カブトガニとの出会い』

    青い空に白い砂浜、
    ビーチはいまいちきれいじゃないが、それでも水は澄んでいた。

    ひと泳ぎした後、浜辺に上がると、ゴロゴロと転がった岩の間にフライパンが捨ててあった。
    しかも、3〜4個もある。

    不思議に思って近寄ると、なんとこのフライパン、ガサゴソ動いていた。

    不気味なフライパンだった。
    生物の時間に教科書で見た「三葉虫」に良く似ている。

    尻尾らしきものを捕まえて、ぐるっと裏返してみると、
    ・・・気味の悪い節足動物の脚がうじゃうじゃと

    これは、日本では特別天然記念物として保護されている「カブトガニ」では?

    絶滅の危機がある貴重な生物が、この国では浜辺をわさわさ歩き回っているのか!

    この後、特別天然記念物を、レストランのぐつぐつ煮えたぎる鍋の中で発見!

    この国ではカブトガニの名前は、百科辞典ではなく、レストランのメニューに出てくるものらしい。

この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ベトナムで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ベトナム最安 203円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ベトナムの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP