2010/06/31 - 2010/06/31
116位(同エリア287件中)
シベックさん
我が家の小さな庭の花壇や庭の隅、鉢植えで5〜6月に咲いた初夏の花の幾つかをご紹介します。
写真は、鉢植えで咲くキカラスウリの花。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
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ホシクジャク
カニバサボテンとして近所から頂き、6号素焼き鉢に植えて、もう10年以上が経ちました。日当たりのよい南側の棚に置きっぱなしですが元気に育っています。
花や葉の大きさや咲き方からは、イースターカクタスに近い種のようです。別名ホシクジャク(星孔雀)。サボテン科、原産国はブラジル。我が家では5月下旬頃に咲き出します。花の全景は下記に・・。
http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/12373924/src.html -
ハゴロモジャスミン
ジャスミンの仲間は熱帯、温帯に約200種が分布。その中でも日本で普通に栽培されている種のひとつが中国南部原産の常緑で蔓性の樹木がハゴロモジャスミンです。
蔓を長く伸ばし、その先端に30〜40輪の花をまとめて咲かせます。つぼみはピンク色で開いた花は白色です。花には強い芳香があり、満開の時期には少し離れたところからでも良い香りが漂ってきます。
我が家では胴長の12号胴長素焼き鉢に料理用のローズマリーや斑入りアイビーなどと混植です。 -
ハコネウツギ
庭木としても植えられることが多いウツギ。花は5月中旬頃で、始めは白くやがて紅色に変化します。
一本の木に白、桃色そして紅色とにぎやかに咲き競います。名前には「箱根」とついていますが、箱根には自生しないとか・・。 -
箱根空木
スイカズラ科の植物の1種で、別名はベニウツギ。日本各地の海岸近くに自生する落葉低木。花期は5〜6月頃で漏斗状の花を咲かせます。
我が家では地植え、高さ1,5mほど。毎年、開花後に80cmほどに選定しています。 -
オオトキワツユクサ
南アメリカ原産の多年草で、昭和の初期に日本に入ってきた帰化植物。トキワツユクサは茎や葉裏が赤紫色で種は結実するそうですが、オオトキワツユクサの葉や茎の色は緑で結実しないそうです。 -
オオトキワツユクサ
大常盤露草。ツユクサ科の草。
花期 5〜7月で、白い花を咲かせます。
花径は約1〜2cm。
我が家では、花壇のあちこちに繁茂しています。
繁殖力はいたって旺盛・・。 -
ミニバラ
5、6年前、他の花の鉢から芽をだしたバラ・・。
葉や茎の感じは野バラに似ていました。
3年ほど前、大きくなってきたので別の鉢に植え替え、今年初めて花が咲きました。
葉や茎は白っぽい緑色、花は淡いピンクで一重のミニバラでした。 -
コバンソウ
別名はタワラムギ(俵麦)、花期は初夏。イネ科、ヨーロッパ原産の帰化植物。細い柄につり下がった穂は風にそよいでブラブラ・・。観賞用やドライフラワーの素材に使われています。
穂の形が小判に似ているところから名がついたそうです。5年ほど前、空き地で採った種を花壇に蒔き育てていましたが、どんどん増えて今では困っています。 -
ヒルザキツキミソウ
昼咲月見草は、晩春から夏咲き。待宵草を桃色にしたような花を咲かせるアカバナ科マツイグサ属の耐寒性多年草。北米からの帰化植物で、丈夫で野生化しています。葉は披針形で、葉縁に波状の鋸歯があり、互生して付きます。 マツヨイグサ(待宵草)と同属ですが、昼間開花するのでこの名に・・。日当たりのよい花壇の縁で咲いています。 -
ユキノシタ
雪ノ下・・赤いそばかす。花は5弁で下の2枚が白く大きく、上の 3 枚は薄紅色で濃い赤紫の斑点があり、長い雄しべがめだちます。葉には毛が生えています。
葉は精進料理などで、てんぷらにして食べます。花期は晩春〜初夏で、湿った半日陰地の岩場などに自生する多年草。
近縁種にはダイモンジソウがあります。我が家では北側の半日陰に群れています。 -
ヨーロッパフウロ
フウロソウ(ゲラニウム)の原産地は日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカに広く分布するそうです。
このは花は、近くの花屋さんでポット苗で購入し、5年ほど経った地植えのマクロリズム・イングワーセンズ バラエティー、欧州の産。
淡いピンク花に赤い筋が入ります。殆んど手入れなしのほったらかしですが、元気に沢山の花を咲かせてくれます。 -
アメリカフウロ
亜米利加風露は、フウロソウ科フウロソウ属の雑草。北アメリカ原産の帰化植物。現在は全国の道ばたなどによく見かけます。我が家では数年前から花壇で咲いています。種がどこからか飛んできたようです。一年草で、茎はやや倒れながら伸び、葉は大きく3〜5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれています。花は薄い紫で小さく、茎の先端に咲きますが、目立ちません。種子は御輿草に似ています。 -
アケボノフウロ・サンギネウム
花期は5〜6月。フウロソウ科フウロソウ属でヨーロッパ原産の多年草。日当たりのよい林縁や石灰岩地の草原などに生えています。
我が家では、半円のプラ鉢12号に雑草と共生。 -
曙風露
赤紫から桃色の花で濃色の脈が目立ち可憐な花。
草丈は40cm前後まで伸び横にも広がる。
種子は、ゲンノショウコより大きい。 -
アケボノフウロ
曙風露(アケボノフウロ)はヨーロッパ原産の花。
写真はその横姿。
風露の由来は、花や葉の露が風に揺れて美しい姿を見せることから名が付いたそうです。 -
ゲンノショウコ
フウロソウ科フウロソウ属の花、和名は現の証拠。日本全土の山野、道端に普通に見られる多年草。
花は夏から秋にかけて、枝先や葉の脇より長い花軸を出して咲く。色は白から赤色と一様ではなく、 北日本の花は、白色花が多いそうです。
名前の由来は、古くから下痢止めの妙薬とされていて、「現に良く効く証拠」に由来しています。古くから夏の土用の丑(うし)の日の頃になると薬草採りが行われていたそうです。別名は御輿草とも。 -
ミコシグサ(御輿草)
ゲンノショウコの開花後の種。
ゲンノショウコのロケット形の果実は、
黒く熟しまわりの空気が乾くと、
5裂して種を飛ばして巻き上がります。
その巻き上がった姿は
御神輿の屋根のような形に変化します。
この形を御輿の屋根にたとえたのが
御輿草(みこしぐさ)の名の由来。
種には遠くに飛ぶものと、
株元に落ちるものがあるとか・・。
用途で「元の証拠」と呼ばれたり、
種の形から「御輿草」と呼ばれたりする
日本産のフウロソウの一種です。 -
多肉の花・キングスター
星型の赤い花が群れて咲きます。多肉やサボテンは、連れ合いが好きで沢山集めていますが、どれも似ているようで名前はさっぱり・・。聞かないと分かりませんが、何度聞いてもメモリーされず・・。軒下の棚に並び、定位置のまま冬越しもしています。
名前判明・・南アフリカ原産のタキタス ベルス キングスター。ベンケイ草科の多年草だそうです。 -
サラサウツギ
八重咲きの花で外側が薄紅色のウツギ。更紗空木は別名をツカサウツギ(司空木)とも呼ばれます。
ウツギの中でも美しい色合いが好まれ、よく庭に植えられています。個体によって、多少色の濃淡があるようです。 -
サラサウツギ
更紗空木(サラサウツギ)は、幹が中空になっていることから命名されたアジサイ科ウツギ属の落葉低木。
初夏に八重咲きで芳香のある花を咲かせます。ウツギの仲間は、栽培が容易で毎年美しい花が楽しめます。我が家では12号胴長のプラ鉢に咲いています。高さ約1.5m。 -
アジサイ
外来種のアジサイ(紫陽花)ブルーダイヤモンド。
まだまだ幼い花・・。
日毎に目が覚めるような、とてもきれいな「青色」をしたアジサイに変化します。8号素焼き鉢そだち。 -
紫陽花・ブルーダイヤモンド
西洋アジサイの一種。日本のアジサイがヨーロッパに渡り、品種改良され再び日本に渡来したアジサイ。このブルーダイヤモンドもそれらの中の1つです。
我が家の七変化は、アマチャ、シチダンカ、スミダノハナビ、ブルースカイ、ブルーダイヤモンドなどを鉢植えで育てていますが、今年は、去年の選定が冬だったため蕾を切ってしまい、数種に花がついただけでした。 -
ラペイロウシア
アヤメ科の球根植物で、南アフリカ原産の小さな花。
和名のヒメヒオウギアヤメは、花がヒオウギに、葉がアヤメに似ていて小さいと言うことからつけられた名前。ラペイルージア(姫檜扇・ヒメヒオウギ)とも・・。
我が家では、鉢から逃げ出し、あちこちで自生しています。種は1mmほどで、艶やかなエンジ色・・。 -
ヒノマルウツギ
花の中心が 日の丸のように赤くなった変りウツギ。バイカウツギ・ベルエトワール、別名は、日の丸空木と言われ、日本産のように思われますが、北米原産のモックオレンジを元にヨーロッパで改良されたバイカウツギの園芸種です。
この花の特徴は、香りがとてもよいことで、オレンジに色々なフルーツを混ぜ合わせた感じの美味そうな香りがグッドです。私の一番好きな香り・・かとも。 -
クジャクサボテン
原種は中南米に10数種ほどが分布。
クジャクサボテンは、いくつかの野生種を交配して作られた雑種の園芸種。花期は5〜6月頃。花は昼咲きで、金属性の光沢があり、花色は赤、紅、紅紫、紫、桃、橙、黄、白と豊富。
花は夜開性の月下美人にも似ています。我が家では6号素焼き鉢で咲く。 -
ホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)は、キキョウ科の多年草。
初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
草丈は、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につけます。 -
ホタルブクロ
蛍袋。花には柄があり、うつむいて咲く。
花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多いそうです。
我が家では建物北側の花壇に咲く。 -
ヤエドクダミ
八重毒痛みはドクダミ科の草。名前の由来は、毒や傷みに効くということから、「毒痛み」が転じたものといわれています。
ヤエドクダミは総苞片が八重になったドクダミの変種だそうです。我が家では陶器鉢8号に植えています。 -
バラの水滴
バラの新芽に付いた水滴。
雨上がりの朝、バラの葉っぱの雫。
朝日を受けて虹色に輝く・・。 -
バラの葉の水滴・余剰水?
大雨が降った翌朝、1ヶ月ほど前に剪定したバラの枝の新芽から、樹液が噴出し葉の先端や葉の上に水滴となって光っていました。
湿度もかなり高かったので、バラの余った水分がたまったものかと思われます。雨上がりなどに時々目にする光景です。 -
オカノリ
中国原産のオカノリの花。昔、葉を海苔の代用として焼いて食べたそうです。オカノリの謂れは、江戸時代から栽培され、海苔の風味があるということから岡の海苔、 「おかのり」 と云われる様になったそうです。
アオイ科の1〜多年草。茎は丈夫で硬く直立し、分枝は少なく、草丈は1〜2mにもなります。 -
オカノリの花
葉を海苔の代用のほかに、味噌汁の具、おひたし、ゴマびたし、酢の物、胡麻和えなどにでき、塩漬けにもする。洋食では、新芽が美しいので、デザートのつまや飾りにして多く用いられるとか。
岡海苔の葉は、柔らかくて食べやすく、独特のヌメリがあって、これが腸の掃除をしてくれるそうで、身体にも大変良いとのことです。
野菜作りの名人に、数株分けてもらって花壇に植え、味噌汁の具やおひたしで食べています。地植え。 -
エゴの花
エゴノキは、エゴノキ科の落葉小高木。北海道〜九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られます。高さは10mほどになる。
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激して、えぐいことに由来。花期は5〜6月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。花冠は5片に深く裂け、ややつぼみ加減で咲く。この花はガクがピンク色の種。淡紅色の花をつける品種もある。陶器6号胴長鉢で樹高約30cm。 -
クロバナエンジュ
黒花槐(クロバナエンジュ)、別名は鼬萩(イタチハギ)とも呼ばれる。
マメ科の木で、花期は初夏。北米・メキシコ原産の落葉低木で、日本には大正初期に渡来し、山林の砂防用や護岸用に植えられたそうです。 -
クロバナエンジュ(イタチハギ)
今では各地で野生化しており、川辺や湖岸などで見ることができます。
木の高さは5mほどになり、羽状複葉。5〜6月ごろ、総状花序に暗紫色の小さな蝶形花をたくさんつけます。葯の黄橙色がよく目立つ花はブラシを立てたようにも見えます。花の後に小さく黒い豆果を沢山つけます。我が家では挿し木で10年以上経ち、6号陶器鉢育ち・・。 -
キカラスウリ
黄烏瓜、ウリ科の蔓植物で、カラスウリの仲間です。樹木などにからみついて蔓を伸ばしています。夕方になると白い花を短時間で開きます。
花弁の先端が細い糸状になり、レースのようにも見えます。花径は約7cmほどの大きさ、朝方には落下してしまいます。
我が家では、6号プラスチック胴長鉢植えに支柱を立てて育てていますが、雄株なので実はつかず・・。 -
黄烏瓜(キカラスウリ)
黄烏瓜は、烏瓜に似て果実が黄色であるとの意味。雌雄異株。写真は雄花です。花弁先端の糸状に分かれた部分は長くて繊細。夜間に絡みついた高い木の上で咲いていることが多く撮影は難しい。
朝鮮烏瓜は、エイズに効くとして注目を浴び、黄烏瓜の根からとった澱粉は、天花粉(てんかふん・ベビーパウダー)として利用されているそうです。
長々とご覧いただき有難うございました。
〜end〜
去年8月の花だより・・よかったらどうぞ。
「庭の片隅で・・0908★小さな庭に咲く 夏の花」
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10375097/
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この旅行記へのコメント (4)
-
- まみさん 2010/09/02 12:19:50
- カラスウリの表紙に惹かれて
- シベックさん、こんにちは。
このあいだはじめてカラスウリの実物を見ました。
それまで花の本で目にしていても、あまり気にしていなかったのですが、実物はステキですね。
そして撮ったあとでちゃんと調べてみて初めて、これは夜に咲く花だと気づきました。
シベックさんの庭の花は黄色の方なんですね。
それにしても、花が豊かな庭ですねー!
すごいなー!
どこぞの植物園みたい。
カラスウリもそうですが、特にしずくがぽつぽつとついたバラの葉っぱがすばらしい。。。(感嘆のため息)
- シベックさん からの返信 2010/09/03 00:03:31
- RE: カラスウリの表紙に惹かれて
- まみさん、こんばんは!
夏の花見てくださってありがとうございました。
夜咲く花は、見るチャンスが少ないですね。
夜香木や月下美人は香りで分かるのですが・・。
朝、萎んだ花を見て、しまった!・・と思うことが多いです。
>シベックさんの庭の花は黄色の方なんですね。
そうです!黄色い実をつける黄烏瓜です。
この黄烏瓜は、10日間ほど毎日咲いてくれましたので、早朝萎む前にカメラに収めることができました。
夜咲く花の、開花にお付き合いしていると体調を狂わされます。
カラスウリの実物を見られたそうで、良かったですね!
黄烏瓜よりもっと繊細な花ですよね。
よくもあんなに複雑なレースのような花が咲くものだと驚きます。
実は、カラスウリも育てているのですが、今年は残念ながら咲いてくれませんでした。
>それにしても、花が豊かな庭ですねー!
すごいなー!
どこぞの植物園みたい。
いえいえ・・・猫の額ほどの狭い庭です。
鉢植え主体で育てていますが、手入れらしきことは殆んどせず、でも、水遣りだけは毎日欠かさずやっています。
>しずくがぽつぽつとついたバラの葉っぱがすばらしい。。。
ありがとうございます!
朝起きて、水やりしながら植物を眺めるのはいいですね。
時々こんな状態の、丸い雫を付けた葉っぱを見かけることがあります。
この時も蜘蛛の糸を取ろうとして、不用意に振動を与えてしまい、
何粒か落としてしまいました...(^^ゞ。
シベック
-
- いっちゃんさん 2010/07/18 14:06:07
- 何時も夢を・・
- シベッくさん こんにちは
初夏に咲く草花・木の花 拝見しています。
素晴らしい写真に草花・木の花も幸せそうです
我が家の庭にも数種類の花は有りますがこのようには表現できません。
同じ花でも、このように上手く撮れると・・
別の種類のようにも受け取れます。
何時も夢をいただきありがとうございます。
いっちゃん
- シベックさん からの返信 2010/07/19 00:14:59
- RE: 何時も夢を・・
- いっちゃんさん、こんにちは!
初夏の花を見てくださって、ありがとうございます。
お気遣い、いつもうれしいです。
鬱陶しかった梅雨も、大きな傷跡を残してあけましたね。
先月の末、不注意から右手に怪我をしてしまい、車には乗れずカメラも持てずでした。
そんなことで、それまでに撮った庭の写真をアップさせてもらいました。
季節を忘れず健気に花は咲いてくれますね〜。嬉しいことです!
今年はチャンスに撮り逃がした花もありましたが、また頑張ってみたいと思っています。
>同じ花でも、このように上手く撮れると・・
別の種類のようにも受け取れます。
お褒め下さって大変嬉しいです。
でも、まだまだで、工夫や努力が足りずピンボケやブレ写真が多いです。
今日は梅雨時の花を楽しんでくださり、有難うございました。
また、こちらからも伺いますので・・。
シベック
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