1994/10/06 - 1994/10/12
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北風さん
1994年10月6日 香港からフェリーで再度中国上陸!
そう、1ヶ月ほど前、俺は中国に負けた。
正確には、北京行きのチケット購入レースに惨敗した。
北京行きを一時中止し、撤退した場所は香港。
何故なら、香港は英国領だけあって、普通の常識が通じるだろうから。(ちょっと、中国に疲れたし・・)
そして、香港の近くには、中国3大都市の一つ、広州がある。
ここからならば、北京行きの列車に乗る事が出来るだろう。
(大都市と首都を結ぶ路線なら、さすがに席に余裕があるだろう。
いや、あって欲しい)
・・・しかし、ちょっと休養するはずが、思いのほか、香港で作戦の練り直しと反省会と久々の先進国のアーバンライフを楽しんでしまい、気がつくと早1ヶ月が過ぎていた。
いかん!
こんな所で亀ゼリーと飲茶で観光客している場合じゃなかった!
先を急がねば!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
-
1994年10月6日 香港からフェリーで再度中国上陸!
最初の計画では、広州から北京を目指すはずだったが、さすがに盲流が溢れているあの街に帰る気はしなかった。
おまけに、広州は広州語しか受け付けないらしく、せっかく覚えてきた北京語も通じない。
そこで、再度、陽朔へ戻るルートとして、今回は船を選んだ。
早朝、香港からの高速フェリーは、中国大陸の悟州に向かって、川をさかのぼっていった。
さすがに香港製の高速船!速いし、快適だ。
何のダメージも無く、悟州の港に着いた時は、既に夕方だった。
これから、バスに乗り換えて、陽朔に向かうとの事。
ドライバーに聞いてみた。
「何時頃に着くんだ?」
「夜中の3時ごろかな」
「・・・・」 -
再度、桂林発、北京行きの切符購入にチャレンジしなければならなかった。
しかし、以前の様に4日通って、得た物は体中のアザだけという結果はこりごりだ。
そこで今回は、陽朔にある旅行会社で切符を取ってもらう事に妥協してしまった。
確かに、手数料を払うのは貧乏旅行者として恥ずべき行為かもしれない。
しかし、「蛇の道は蛇」というぐらい、あの切符購入バトルロイヤルを勝ち抜くには地元のプロに頼るしかなかった。 -
ついでに、旅行会社のおばちゃんが、学生証を作る事を勧めてきた。
中国で通用する留学生証明書との事。
これを、駅や美術館で提示すると割引を受けられるらしい。
しかし、肝心の俺はただの旅行者なのだが・・
おばちゃん、「そんなの誰もわからないじゃないの」と怒った。
怒られる所じゃないのだが・・・ -
旅日記
『北京へ』
現在、夢にまで見た北京行きの切符が手の中にある。
うれしい!
夜の11時にならないと入れてくれない改札の前で、待たされているこの状況なんか、全く気にならないほどうれしい!
提示したら、切符がローカルプライス(通常、外国人は中国人の2倍)で買えると言われた偽学生証が、全く通用しなかったけど、うれしい!
にこにこしながら、改札が開くのを待っている俺の近くを、車掌さんのグループが通りかかった。
でかいバックパックを持って、にやついている俺が珍しいのかじろじろと視線が突き刺さる。
一人が、俺に向かって話しかけてきた。
今夜の俺は非常に機嫌がよく、愛想よくはきはきと答える。
このところ、中国女性を笑わせる処世術まで身につけた為、たどたどしい中国語にもかかわらず、意外と会話が続いていた。
いつの間にか、女性車掌グループに囲まれている自分がいた。
改札が開くまで、ここで待っていると答えると、彼女達は職員専用の通用ゲートへと俺を連れて行ってくれた。
・・・もしかして、俺はえこひいきをされているのだろうか?
気がつくと、皆が並んでいるのを横目に、裏口からホームへ一番で入れてもらっていた。
あれほど、相性が悪かった桂林の駅が、今、手厚いサービスを持って俺を迎えてくれている。
止まっていた俺の幸運が再び動き出だしたんだろうか?
列車が到着の汽笛を鳴らして、ホームに滑り込んできた!
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