France　巴里B&Bの旅 (3/20)　アパルトマン(表紙に注意事項追加）

2010/05/21 - 2010/05/21

「いらっしゃい。あなたはお日さまと一緒にきてくれたのね♪
今までこちらは寒かったのよ～。」
マダムのマドレーヌは満面の笑みを浮かべて待っていてくれました。

そう
パリは札幌より北だというのに唐辛子婆の滞在中は東京よりも暑くなってしもてまるで真夏のよう。
お日さまをつれてくるのも考え物ぢゃのう。

唐辛子婆のお世話になったB&B Une Chambre a Paris のHPです。
http://www.chambre-paris.fr/en/index.htm

このB&Bをみつけたのはこちらのページです。とっても参考になりました！
そらのおらんだ通信　プチホテルB&Bふぁいる（リンク了承済み）
http://oranda.fc2web.com/hotel/hotel5.htm


★France 　巴里B&Bの旅　サイトマップ
　http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10493321/

★注意事項
この旅行記は2010年のものです。
その後の変化はわかりませんので、利用される方は事前にお調べください。afreesiaさんからの情報では、マダムもだいぶ年を取ったようです。（掲示板参照）

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス

キャリーバッグを背負ってスーツケースをひっぱって前日泊まったホテルから徒歩3分。

マドレーヌのB&Bは

プラタナスの緑が美しい並木通りにありました。

あとからわかったことですけど
バルコニーのデザインが同じなので
一見大きなアパルトマンに見えますけど

１階の店舗２軒おきぐらいにこのような扉があり。
ワンフロア２世帯のみのアパルトマンが続けて建てられているのでした。

マドレーヌの住所にたどり着いたのでインターホンを押します。
◎×△□オープン
ところが返事がありません。もいっかい押してみよう。
◎×△□オープン
し～ん。おかしいなあ。

で、お隣のお店で住所を書いた紙を見せて聞いてみました。
うっかり◎×△□も見せてしまいました。
そしたら「お隣はこの番号でいいんですよ。」
へ？
マドレーヌんちの暗証番号を何でこの人が知ってるの？
怪訝な顔をしたらドアまで一緒についてきてくれて◎×△□オープンと押して
ドアを開けてくれました。

つまりプッシュボタンはインターホンじゃなくてこのアパルトマン住民全部の
「開けゴマ」番号だったのです。
私もさっきドアを押してみたのですが、開かなかったのは
このドアがとっても重たいからでした。

ぎっくり腰になりそうな重いドア

突き当りがコンシェルジェルーム

エレベータは2～3人乗りで１階がゼロです。

かわいらしいドア飾り

そして表紙のようなお出迎えとなったのでした。
ほっ。

独立した息子さんのお部屋一部屋だけのB&B

朝食付きで一人65ユーロです。
ネットで直接予約しました。クレジットカード不可。
デポジットとして宿泊費の30％をマダムの口座に振り込みます。
残りは到着してからの現金払い。
お部屋からのインターネット接続不可。

ベッドもバスルームも清潔でリーズナブルです。

ただ
クロゼットがないのでハンガーにかけての収納ができません。
タオルやシーツの入った戸棚の一部が空いていて持ち物入れとして使わせてくれるので、たたんだままで収納。

バルコニーに赤いサンパラソルの花が。

バルコニーからバスティーユ広場の塔が見えます。

あれは何？

「煙突よ。
昔は暖炉のあるところがその家のキッチンだったの。
煮炊きも暖房もみんな暖炉でね。
大昔はお風呂なんてなかったから暖炉でお湯を沸かして。」

今は暖炉はテレビ置き台となっている。

バスタブつき

バスルームにトイレがない。お湯はたっぷりでした。

西洋人のお宅としてはとっても珍しいことだと思うんですけど
トイレは独立しててマダムと共用。

はじめ、とまどいましたけど二人きりだし昼間は出かけているので
ぜんぜん困りませんでした。トイレに鍵もありません。
どこのドアも開け閉めにギイっと音がするからお互いの消息動向はわかるのです。

トイレットペーパー押さえの一輪車がかわいい。

マダムは学校の先生をリタイヤした方で
唐辛子婆よりちょっと上ってとこでした。

キッチン

冷蔵庫のドアの写真はベトナムとマレーシアに行ったときのもの。

スーパーで買ったビールとチーズと果物を入れさせてもらいました。

リビングダイニング
毎朝ここのテーブルで朝食をいただきました。


バルコニーに洗濯物は干せないので
夜にこのお部屋に洗濯物を干すということがわかりました。
階下（たぶんコンシェルジェルーム）に共同洗濯機や乾燥機があり
シーツなどの大物はそこで洗うそうです。
小物はバスルームにある小さな洗濯機で洗う。

リビングダイニングのドアのうしろに隠れていたのはアイロン台

あとはマダムのお部屋だけの２LDKです。
ひと部屋ひと部屋は東京のより大きめですけどいまどきの日本のマンションは
クロゼットが大きめなのでトータルすると同じぐらいの広さかな。

日曜日の午前中にすぐ下の通りで市がたつそうです。
楽しみだあ♪

アパートの鍵を渡されました。「私が外出してる時もあるから。」
昼寝することもあるので出入りのときに声をかける必要なし。

階下のドアを開けたら。
ゴミの分別は3種類のようですね。

「こんなものまで写真に撮るの？」
普段の生活が知りたいのよ、というと納得してくれました。
「あなたのブログ見たわ。楽しかったわよ。」

朝食です。

パン、果物、ジュース、ヨーグルトとコーヒーか紅茶。
パンは近くのお店に毎朝買いに行ってくれます。
とってもおいしい。
フルーツは日替わりで木苺、キウィ、パイナップル、グレープフルーツなど。
紅茶は左の箱からティーバッグを選びます。

この写真は日曜日のです。
朝市の準備を写真に撮っていたら八百屋のおじさんがトマトをくれたのです
ウィンクして。

で、ざざっと洗って食べようとしたら
「ダメダメもっとしっかり洗わなくちゃ！ピーマンとトマトは農薬がたっぷりなんですってよ。政府は洗剤で洗えって言ってるぐらいなんだから。」
ひょえ～～！

この旅行記へのコメント （5）

• afreesiaさん 2014/06/28 09:07:14

  une chambre a paris b b　　 ﾊﾟﾘｂ、ｂ

  唐辛子婆さんのページを参考にさせていただきこの度　バステイユ近くのこのＢ，Ｂに8泊してきました。記日から随分年が経ちましたから変化もあるのかな、、部屋は、三段階のカギでロックする、難しくてなかなかかけられなくてそれだけでストレスでした。おのずとマダムがいるうちに部屋を出て夕方帰った頃に私もきたくする、朝8時頃に朝食マダムは私のへやに入りすぐにベットメイクする。外出するから（勤務)早く出てほしい雰囲気、メールのやりとりから全部フランス語でしたけどブルターニュなまりの元気な声でまくしたて短気で大声で突然話したりさけんだりします。自分で置き忘れた鍵がないと私の部屋を探したり外出の途中一度帰ったか？いいえ、と答えると鍵がおかしかったからと、、このビルが盗難にあい我が家だけが助かったと少し神経質になってましたね、帰国の日8時に朝食中　部屋を掃除するからスーツケース部屋の外に出してと言われ、飛行機は、22時40分だからエールフランス　ラウンジでゆっくりするつもりでしたけど　チエックアウトは何時ですかときくと　時と場合によると、、食事を終えて歯磨きしようと洗面所にいくとコップとタオルがなくて、自分の手と自分のタオルですました。トイレは掃除中アッちょっと待ってと待たされる、、私の部屋には大きなシーツが干されていた？？？早く出かけるからとスツケースを玄関に出されて慌てて手荷物を抱えて１階にいきそこでスーツケースに詰め込みました。工事で出入りの人にスーツケスの持ち出しを助けて頂き優しい心を感じました。その人に心ばかりを受け取ってもらいランチをゆっくりして空港へ　これから利用される日本の方のために書きました。前金で全額払ったのが後悔です。フランスの女性は働き者です。

  唐辛子婆さん からの返信 2014/06/28 10:01:09

  RE: une chambre a paris b b　　 ﾊﾟﾘｂ、ｂ

  afreesiaさん
  
  書き込みをありがとうございました。
  
  マダムも年を取ったということでしょうね。
  私が滞在していた時は、大声で突然話したり叫んだりなど一度もありませんでしたし、不愉快な思いもしませんでした。
  
  でも4年間でいろいろな変化があったのでしょうから
  私の旅行記にも注意を促す一文を入れておこうと思います。
  貴重な情報のご連絡ありがとうございました。
  
  ＞前金で全額払ったのが後悔です。
  
  それはこの先の旅行でも
  前金は必要最小限度になさった方がいいかもしれませんね。
  どんなに評判が良いゴージャスなホテルでも
  自分が気に入るとは限りませんから。
  
  唐辛子婆

  afreesiaさん からの返信 2014/06/28 21:25:56

  RE: RE: une chambre a paris b b　　 ﾊﾟﾘｂ、ｂ

  > アドバイスを有り難うございます。　マダムは人間的には、いい人だと思いました。レーヌに両親がお元気でいらしゃってて、こまめに通っているのとバステイユでのなにか？で忙しいのでしょう　疲れているのでしょう、また心新たにゆっくりお目にかかってお話をするつもりです。シャンブルドドの難しさを学習できて良かったです。これからも益々皆さまの掲示板を参考にさせていただきます

• 真@tokyoさん 2010/07/03 15:42:27

  アパルトマン生活　正解です

  唐辛子婆さん
  
  はじめまして
  都会散歩の真@tokyo、というよりバックパッカー爺いです。
  何しろ東京オリンピックの翌年に卒業ですから。
  
  横道にそれました。
  ほぼ同じ時期にパリにいましたよ。5月20日出発31日帰国でした。
  というわけで同期の桜としてご挨拶に参上仕りました。
  
  向うですれ違っていたかもしれませんね。
  こちらはVelib という貸し自転車を毎日乗り回していたので、東洋の変なオヤジが必死で自転車こいでるのを見たならば、それは私です。
  
  こちらは資力に乏しいため大都会のホテルは高嶺の花です。
  今回は、Passyのアパルトマンを借りました。
  駅から3分、セーヌを見下ろす高級アパートですが100ユーロでした。
  ちょっと張り込んだのは、友人がお供にと申し込んできたので45?の部屋を借りましたが、不動産屋の手数料に40%取られましたので一人70ユーロでした。
  
  ちょっと気取った地域ですが私の行動領域に近く便利でした。
  ホテルは便利でよいけれど、寝に帰えるだけですので体が続く間はこのスタイルでと思っています。
  
  バスティールならば問題なさそうです。
  次回の参考にいたします。
  
  こちらの旅行記　これからノンビリと準備にかかります。
  
  又宜しく
  
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2010/07/12 22:52:51

  RE: アパルトマン生活　正解です

  真@tokyoさん、こんばんは、はじめまして。
  
  ようこそおいでくださいました。
  実はこの1週間ほど前からフォートラベルのお知らせが届かなくなっていましたのでご返事が遅くなってしまいました。申し訳ございません。
  
  > 向うですれ違っていたかもしれませんね。
  > こちらはVelib という貸し自転車を毎日乗り回していたので、東洋の変なオヤジが必死で自転車こいでるのを見たならば、それは私です。
  
  東洋人の方が自転車こいでるのを廃線になった高架橋の上から撮った写真があります。もしかして真＠tokyoさんだったりして(^^)
  もうすぐその高架橋編をアップしますのでお確かめくださいね。
  
  > こちらは資力に乏しいため大都会のホテルは高嶺の花です。
  > 今回は、Passyのアパルトマンを借りました。
  
  パッシーのアパルトマンとな！！
  パッシーって高級住宅地として超有名なところでしょう？！
  ブーローニュのそばの。
  
  ヴェリブでまわるのも素敵ですね。
  旅行記を楽しみにしております。
  
  〜唐辛子婆〜