2010/04/10 - 2010/04/14
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こまちゃんさん
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麗江紀行11は、調子に乗って載せていたら、109枚も載せちゃってました。
ブラウザの設定が変わった現在は、多くの画像を載せると、ページが動かなくなっちゃいます。でも、今から消すのは手間なので、そのままにしておきますね~♪
皮革店から出てくると、そこから見えたノソノソ動くでっか~い物体!!
「何!?シロクマ?赤い服着てるけど・・・?」
そこには一軒の画廊がありまして、そのでっかくてぶっといノソノソな物体は、そこの主人の画家「魯愚」爺さんでした。
その爺さん、新疆喀什の滞在が長かったそうで、爺ぃの口調から「你是新疆来的吧?」と見破られました。その奇遇な境遇もあって、ついつい話し込んで長居しちゃいました。(ウチの爺ぃと白鬚熊爺は、1970~1980年辺りで、喀什でニアミスしています)
まだ昼飯も食ってないのになぁ・・・
尚、この旅行記は、殆どがこの爺ぃさんの肖像です(^灬^;v
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店を出て来た爺ぃに、「桜がいっぱい咲いてるよ」って教えると、突然夢中でパチパチ!
でも、真っ暗だったり露出オーバーだったりで、「うまく撮れん!」と言いながら寄ってきます。 -
露出の前に、ピントを固定するAF-Lの使い方を教えて、それを押しながら少しズラして露出を決めて・・・
余計判らなくなったように感じていましたが、何度かやっているウチに、少しは判ったみたいです。
黄色い花の場合が、特に難しかったようです。
赤いのが混ざって咲いていました。 -
牌坊(楼門)をバックにパチリ!
上海や北京に広州では、余り見かけない取り合わせです。 -
黄色の桜って、エキゾチックな感じがしました。
ぶっちゃけ、タムロンのレンズ、とことん調子が悪くホント苦労します。折角の構図も、シャッターが切れない事が多くて、何度電源を切って入れ直した事か…。 -
窓枠を背景に、優雅な感じでパチリ!
振り返ると、この斜め向こうで、頭から真っ白な、何か熊のような大きい物体がうごめいていました!
何だろうと思って、早速近付いてみた所・・・ -
ここは動物園ではなく、こんな顔の絵描きさんの画廊のようですね!
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周波数が会うようで、会って直ぐにこんな感じ・・・
年齢も近くて、爺ぃよりたった2つ年下の白鬚熊爺さんでした。 -
今までの色んな活動やら作品のアルバムを拝見。
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今よりちょっと若い頃の写真ですね。
麗江に来て3年ほどと言っていました。 -
思いがけない内行(同業者)の訪問で、サッサと手を洗って作業を止めてしまいました。
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もっと若い頃のようですね。
1本ですが、歯がありますし(^灬^; -
作品を見ながら話しをする白鬚熊爺さん。
おっと、キチンと名前がありまして、ペンネームでしょうけど、「魯 愚」と言う変わった名前です。 -
歯は全然ないのですが、眼光がとても若さがあります。
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壁に掛かっている絵は、この魯爺さんが指と手で書いたものです。
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許可を貰ってバチバチ撮っている爺ぃ。
きっと、深圳の友人に見せる為ですね。 -
沢山話て行くウチに、魯爺さんが爺ぃに、
白熊:「あんた、新疆だね」
熊猫:「ん」
白熊:「新疆訛があるよ」
熊猫:「長く居たからね」
後、白鬚熊爺さんが維吾爾語を片言で入れ始めたので、生まれた時から話している爺ぃの流暢な維吾爾語を聞いた白鬚熊爺さんは、話しが本当だって信用したようです。
ドンドン話が弾んで、とうとう必殺「維吾爾語トーク」になっちゃいました。 -
こうなっちゃうと、もう2人の世界ですね。
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いくら中国人同士でも、周りのみんなには何を話しているのか全く判りませんので、目の前にいる2人の人間が別の国の人間状態です。(^灬^
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68歳には見えない、野太く貼りのある声を張り上げ、つやつやの顔をテカテカさせながらマイペースで語る姿がとても印象的です。
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すっかり意気投合しています。
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あ!
魯爺さん、そんなに笑っちゃダメッ!
(爺さんには、上下とも前歯がないので…(^灬^;) -
魯爺さんには、若い奥さんが居るそうで、身辺の世話はその方を中心に、色んな人が見てくれているそうです。
奥さんの親戚のおじさんが、お茶を振る舞ってくれました。 -
店の横にあるテーブルでお茶を戴きながら、井戸端会議が始まりました。
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魯爺さんの百面相。
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誰かに似ている気がするのですが・・・
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ん?
老後の長州力???
ははは。 -
新疆での苦労話が始まると、時間を忘れて話が進みます。
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苦労話は、今となっては思い出話のように淡々と話していますが、彼ら2人だけにしか判らない、維吾爾地区で過ごす漢民族の苦労があったはずです。
(正確には、魯爺さんは満州族なので、彼も少数民族なのだそうです) -
何だか知らない歌を歌い始めたり、戦後の苦労を語り出したり。
国の事、鬼子の事(爺さんはこまを日本人だと知っています)、人生の事等々。。。
まるで何十年もの間話しをしていなかった人のように言葉が飛び出します。 -
2人の専門の話題になると、こまの中国語レベルでは解読不能になってしまいます。
この会話が判れば、一つのドキュメンタリーが掛けると思います。 -
親密っぽい話しになると、突然「維吾爾語モード」になるので、何だかおかしい光景です(^灬^
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あ、そうそう。
ここで出て来たお茶も、やはり普洱茶でした。
このアングルを見ていると、何だか爺ぃが新聞の取材か何かみたいですね。 -
テーブルの上にある冊子は、魯爺さんの秘蔵の宝物。
最高のコンセントレーションの時に描いた長い長い絵です。
「充分収蔵価値があるものじゃよ」と自分で言ってます・・・。 -
最初撮った写真の写真は、こんな感じで画廊前に置かれています。
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画廊が角にあるので、路地側も店の前もふんだんに利用しています。
この立地は結構羨ましいですね。 -
魯爺さん!!
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魯爺さ〜ん!!
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「ん、何じゃ?」
こう言う瞬間は良い表情が撮れるのですが、調子の悪いレンズなので、シャッターが切れなかった事が頻繁に発生!切れた場合でも、露出が超アンダーだったりと、何回チャンスをムダにしたでしょうか。。。
沢山撮ってるのは、別に無造作のつもりではありません。
どれか良い出来の顔写真を大きくして、送って上げようかと思って居ます。
どれが良いかなぁ・・・ -
魯爺さん、本当は写真が好きではないそうです。
ストロボが眩しく目が疲れるんだそうですね。
こまは、室内は天井反射で照射しているので、直接光が目に飛び込む事はありませんし、屋外では、シートを立てて補助光を用いていますので、光源からの光はかなり拡散されます。なので、そんなに邪魔じゃないと言っていました。
普段は結構目に刺さる感じなので困るそうです。
なので、こまのポートレート写真って、赤目は全くないでしょ。 -
魯爺さんが突然、
「よっしゃ、アンタの為に書をたしなめて進ぜよう!」
と言うと、店のテーブルに宣紙を広げ始めました。 -
よっこいしょ・・・
さ〜て、やはり筆が良いかな。 -
サラサラ・・・
-
サラサラサラ・・・
-
サラサラサララララ・・・
名前は何じゃったかな?・・・
ん、了解。 -
「Cheng」は成功の「成」じゃな。
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詩もたしなめておきましょっ。
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「よっしゃ、でけだど。」
書の中身は「紫気東来」、道教の格言ですね。
老子が困難な沢越えをする際に、ふと東側から何かを感じたので見てみると、以前聖人君子が使っていたであろう若い牛がやって来ました。そのシチュエーションから生まれた人生の吉祥的な前兆を比喩したものです。
そして文末には、爺ぃの名前の、成,驤,の文字をもじって、素敵な詩が添えられました。
集まった観客から、「これ幾らするんですか?」「頼みたいけど遠慮しちゃって伺えないわ」などの声が聞こえてきますが、白鬚熊爺は無反応。 -
爺ぃ、結構マジ喜びですね。
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書を画廊内で乾かす為に引っ込めている間、魯爺さんの作品で、会心の出来と思われるものをパチリ!
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「わしもこれがお気に入りじゃ」
絵とツーショットでパチリ! -
あれれ?
どこかで見た事があるような犬が、突然こまにまとわりついてきました!
あ!
敦煌の胖胖にそっくり!!
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10038071/ -
初対面なのになんで〜?
少し遊んだら、そそくさと走り去りましたが、余りのそっくりさに爺ぃもビックリでした。 -
では、この辺でそろそろお暇しましょう!
幾ら「今日はもう仕事しなくても良いんじゃ」と言われても、今はまだ3時前ですから!
さて、みなさんなら、どの白鬚熊爺の顔をパネル写真にしたら良いと思いますか? -
さて、白鬚熊爺さんの画廊を出た我々は、空腹を満たさなければなりませんね。
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街並みの雰囲気は、大研古鎮よりこぢんまりとしててかなり違ってますね。
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ここ「三朶小巷」って、夜間営業のお店みたいですね。
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お散歩中の住民の方です。
観光シーズンは賑やかすぎて面倒でしょうか? -
またもや「ヤク肉店」。
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この「紅谷」って言う小物店、大研古鎮にもありました!
あ、因みに先程の皮革店も、大研古鎮に店があるそうです。8万元(年間)だとか・・・ -
ここは束河古鎮内の四方街です。
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この小物店の向こうで、何やらコスプレおやじが客引きしているようです。
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お!
牛肉面だそうです!
牛肉面と聞くと、ちょっとジッとしていられないこま達。
昼食はここに決めました! -
お店の家族か親戚のおじさんがコスプレさせられているんでしょうね!
その健気な努力を買いましょう!
しかしその表情だと、お客さんが考えるよ!
(爺ぃ撮影) -
路地の入り口にある小物店の壁に、ヤモリの飾り物発見!
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爺ぃに頼まれてパチリ!
変わった工芸品が好きなんです。 -
板張りが飛び飛びなのが面白い。。。(危ないヤン!)
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その牛肉面屋はこの路地の奥にあり、名前は「張飛」と言うようです。
さっきのコスプレおやじは、三国志の張飛のつもりらしいです。
張飛の豪傑さは感じられませんでしたね。どちらかと言えば乞食か浮浪者風でした。 -
ここでは牛肉になっていますが、張飛は元々豚肉を捌く店の人でした。
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面が来ました!
なんやこれ、うどんみたいな太さの面ですね。
でも、日本風味の出汁など取れるはずないので、うどんとはほど遠い味でした・・・・・・・・・・まずくはないのですが、決して美味しいとは言えないのが微妙です。
ここも四川系でしたので、唐辛子にはご注意!! -
コメントに悩んでいると、店で買っているワンコがやって来て、めっちゃおねだりの目差し!
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持っていたカスタードケーキを2個上げましたが、面が欲しいのでしょうか?
面を数本上げましたら、ぺろっと食べてまだ居ます。
もう面倒なので無視していたら戻って行きました。
飼い主もやるなぁ〜(^灬^; -
店にはもう一匹仔ワンコが居ました。
なんか色々混ざっていますね。 -
そうそう。
肝心のお値段ですが、その微妙面は、あの少なさで9元もしました。
もうちょっと量が多けりゃなぁ…。
では、ここから先に色んな人とのふれあいが有りましたが、その様子は次の旅行記でお届けします。
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