2004/09 - 2004/09
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ドクターキムルさん
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鎌倉長谷にある高徳院の大仏は長谷の大仏とも言われるが、鎌倉の大仏とも言われる。鋳造は古く、建長4年(1252年)から始まったとされる。文字通り鎌倉時代の大仏である。露坐の大仏として知られる。現在では外に建てられた銅造観音像や銅造仏像は多く見受けられるが、鎌倉の大仏が露坐の大仏となった600年前以降のことではないか。
鎌倉の大仏の中にも入った。傷みが激しく、補修の後が痛々しい。750年の時の重みを感じない訳にはいかない。
境内には礎石がごろごろしている。高徳院の公式ホームページには「創建当初大仏像を収めていた堂宇は60基の礎石に支えられていたようです。今日境内に遺る同礎石は56基。いずれも根府川産の輝石安山岩を石材とするそれらのなかには、庭石や水盤にも転用されているものもあります。」とある。巨大な大仏殿が造られ、それを支えた礎石が今でも9割以上も残っているのだ。
鎌倉の大仏は京都にはない、あるいは奈良と伍せる唯一の物かも知れない。鎌倉には京都や奈良に匹敵するものはないか、あってもこれぐらいかも知れない。
(表紙写真は肩を丸める大仏さま)
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