酒飲みへたれナビ＋長男＋兄貴　カニ喰いに行こうー！カニ喰いに行こうー！　ああ，兄貴，可哀想過ぎ！！お前が言うなよ！！-続

2010/03/28 - 2010/03/28

で…，前回，カニ喰いに行こうー！カニ喰いに行こうー！と，煩く連呼していたのにも関わらず…，最後まで食事シーンは出没すること無く…，

「ああ…，赤貧のロバ以下野郎のＰｉａｎｏが，カニなどと言う高級食材を口にすること自体，許し難いことだ，奴はロバに交じって藁でも喰らっているのがお似合いさ，ハハハハー！」

「案山子野郎でもある奴が，藁を喰らうってのは，共食いじゃねーか？！こりゃ全く傑作じゃん！がははははー！」

と…，数多の旅行者からの温かい励ましを頂き…，

「てめーら，まとめて無間地獄に送りこんじゃるー！地獄の業火に焼かれ，悶え苦しみやがれー，げへへへへー！」

と…，感謝をこめてお返事を…，

が…，やはり有言実行と言うのは，Ｐｉａｎｏカンパニーのモットーであり，カンパニーのトップである俺としては，読者を裏切ると言うことは，許し難い行為であり…，あ…，ところで，カンパニーって何よ？！

エリア 境港(鳥取)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

美保関灯台だー！…

で…、だー！と、意味も無く叫んでみたものの、先程から、肩を濡らす、そぼ降る氷雨、重く垂れ下がった厚い雲、陰鬱な日本海、複雑な家庭事情（…、スゲー、私的…、）これらの諸条件が複雑に絡まって、ああ…、俺って…、

と…、斜度４５度右肩下がりのテンション…、むむむ…、恐るべし、知らぬ知らぬ間に、どっぷりと裏日本演歌現象に浸りきっているではないか…、そう言えば、先程より、灯台の上で、着物姿の森昌子がマイク握りしめ…、「越冬ツバメ」熱唱してるよー？！ひー！！

と…、何気無くアホ事を口走っていると…、

「裏日本、裏日本と…、何を根拠にして、裏表と判断していると言うのだ！これは明らかに日本海沿いの県を蔑視しているのではないか？！ましてや、裏人間とも言える、ロバ以下野郎に言われる何ぞ、笑止！美保関灯台にぶら下げて一夜干しにしてくれわ、ハハハハー！」

と…、日本海側のトラベラーから賞賛の嵐…、見事荒波に飲まれ哀れ沈没…、享年４０ん歳、長いようで、短い人生でしたよ、ははは…、

美保関灯台だー！−続…

と…、前回、強かに罵倒されたのにも関わらず、再度、何の根拠無く、叫ぶ…、地球の中心では愛を叫ぶのだが、美保関灯台の先端では何を叫んで良いのか、皆目見当が付かない…、仕方がないので…、

「馬鹿野郎ー！！」

と…、海に向かって叫んだところ…、

「お前にだけは言われたくはないわー！！この、超弩級ウルトラ馬鹿野郎ー！！」

と…、言い返されてしまった、酷っ！！

で…、やはり、海に向かってさけぶと言うのは、青春真っ盛りの人間のやることであり…、もう人生、殆ど黄昏れてしまいやしたぜ、げへへへへ…、と言うような、片足を棺桶に突っ込んで、ズルズル引きずって歩いている人間がするべき事ではないのだと思う…、って…、俺かい？！俺のことかい？！

鳥居と断崖絶壁と墜落死…

で…、２０年程昔、平松愛理が「部屋とYシャツと私」でブレイクしたのだが…、俺もマイケル亡き後、ロック界にその名を刻まんと、満を持し、「鳥居と断崖絶壁と墜落死」のデモをレコード業界に送りまくったのだが…、全く音沙汰が無い…、何故…？！

と…、未だロック界に名を刻むどころか、晩飯の味噌汁の葱を刻んでいる俺なのだが…、

ここは一発神頼みかー？！と…、財布を取り出し、賽銭を…、と、思ったのだが、ふとした弾みで、財布から小銭がコロコロコロと転がり出、追い掛けたところ、賽銭箱に躓き、気が付けば断崖絶壁に…、哀れ、日本海の荒波が押し寄せる岩礁に叩き付けられ即死…、享年４０数歳…、長いようで、短い人生でしたよ、ははは…、って…、俺はこのシリーズで何回死ねば良いのよー？！

光源…

で…，この巨大な光源でもって，東は遥かスタバのシアトルから，西は飛んでイスタンブールまで広範囲の海域を照らし，漆黒の闇の中，海を進む船人達の心の支えとなっており…，とくに，シアトルでは，イチローのレーザービームか美保関灯台のビームかと並び称せられる程，人々に親しまれて…，いる訳ねーじゃん？！これは太陽かー？！って…，俺が言ってるじゃん？！済まん…，

で…，日本で有名な灯台と言えば，大伊羅岬の灯台森と言うことで…，歌にもなり，一昔までは，酔っぱらったおちゃんが，カラオケでがなってたと言う位，有名なのですが…，大伊羅岬って何処よ？！何で森なんかに灯台建てちゃうのよ，木が邪魔で心配じゃん？！今日の晩飯のおかずは何？！って，別居中だから俺が作らねーといけねーから，何でも好きなもの作り放題じゃん，ハハハハー！！って，笑い事ちゃうやん！！

御食事処　弓ヶ浜だー！！…

と…，弓ヶ浜にあるからと言って，余りにも安直なネーミング，いっそ，御食事処　ワイキキビーチ…，御来店の皆様にはもれなくレイを，更には地元老人会のフラダンスショーが楽しめます！…，老人会かい…？！

とか…，御食事処　ノルマンディー…，ドイツ軍の雨霰の機銃掃射の中，貴方は果たして生きて生還できるのかー？！って，命懸けかい…？！

で…，席に座るや否や…，

「あー！お姉さん！取り敢えずビールね！」

で…，息子に飲むかと聞くと，あー，飲まねーわと，つれない返事…，確か，以前，２人で飲みに行った時は，ガバガバ飲むわ飲むわ…，むむむ…，然らば，兄貴に遠慮しての発言かー？！おやじより，大人になるなー？！

カニ喰えど…

で…ビールで喉を潤しながら，予めＨＰで「これぞ！！」と，決めていたメニューを注文…，

「お姉さん！かにトロ三季の膳横綱３つね！！」

「あー！お客さん，それはね２階の団体客さん専用のメニューなんですよ…，１階のお客さんは，こちらのお品書から選んでいただけますかー？！」

ガラガラガラガラガラ〜〜〜，「２０１２」ロサンゼルス崩壊並みのショック…，ああ…，私は誰？！ここは何処？！何で別居なの？！・・それを言うかー？！

と…，失望の中，メニューを捲る…，でも，スカートは捲らない…，これ，大人のけじめ…，

で…，熟考に熟考を重ねた末…，

「どれにしましょか，天の神様の言うとおり，１，２，３！」

で…，「浜膳」に決定…，流石神様，ゆでがに半身，７種の刺身に，煮魚その他諸々…，って，熟考じゃねーじゃん？！

とれとれぴちぴち…

と…、カニ喰いまくりプロジェクト「あー！喰った！喰ったー！もう当分は、カニの面なんぞ見たくもねー、がははははー！」は脆くも頓挫したものの…、それを補ってなを余りある、とれとれぴちぴちの日本海の刺身…、それも、な・な・何と７種！おまけにぶりのあら炊きまで…、グスグス…、

で…、日頃、質素ここに極まれり的な粗食に甘んじていた俺にとって…、斯様な馳走を前にすると、自然と滂沱の涙が溢れ返り…、見る見る間に涙の奔流は水嵩を増し、時期悪く、昼食に集まった観光客を一気に飲み込み、日本海へと滝の如く流れ落ちる…、ああ…、楽園は一転して地獄絵巻にー？！泣き叫ぶ子供達、流されながらも必死に我が子を探す母親…、親子の絆とは斯様に強いものか…、と、必死に膳を抱えながら立ち泳ぎ、またも落涙…、更に勢いは増す一方…、泣くなよ大人なだからー？！

巨大鬼太郎…

と…、建物の屋根を凌駕する位の巨大鬼太郎…、何気に愛想を振りまいてますが…、不気味だよ…、大体、お前ちゃんちゃんこ着てるくせに、半ズボンに、裸足で下駄はいて、暑いのか寒いのかハッキリしろよー？！

が…、政府関係者の中でも一握りの人間にしか知られていない事実…、実は…、この鬼太郎、日本の最新テクノロジーの粋を結集したロボットであり、無論、境港市と言う地理関係からして、対○○○用に配備されたもの…、

で…、鬼太郎自慢の妖怪アンテナは、２４時間、○○○の動向を漏らさず探知、□□□が好きなアイドルは日本の△△△で、出演するＴＶは漏らさずチェック、お陰でその時間帯には会議も行われなければ…、有事も有り得ない…、然らば、△△△には気の毒だが、１日１８時間程ＴＶに出演してもらえば、□□□も体力が持たず、政権交代もあり得るのではないのか…、との、一部自衛隊幹部からの進言もあったが、△△△のマネージャーにあっさり断られ、作戦失敗…、ちぇ！

ネズミ男…

と…、鬼太郎が妖怪アンテナで、○○○の動向を探索しているならば…、ネズミ男は日本海を単身横断、厳重な○○○の警戒網を潜り上陸を観光…、エエー？！○○○の何処に観光地があるのー？！嘘臭せー？！もとい、敢行！

で…、ネズミ男…、身形が異常に薄汚い為、都市部では余りにも目立つ、反面…、寒村などでは、違和感無く馴染んでしまうと言う…、俺って…、俺って何よ…？！と…、ロボットの癖にジレンマを抱いてしまう一面も…、

と…、寒村の余りに過酷な実態をモニターするのだが、ネズミ男と言う者、人に憐憫を感じる等と言う機微なぞ微塵も無く…、更に、たちが悪いことに…、権力者に諂う、日本から遠隔操作している筈なのだが、知らぬ間に、○○○側に寝返っていることもままあり、自衛隊としても…、お前なー？！マジでロボットかい？！

兄ちゃん…

と…，決して自分は姿を晒さないのに，他人は兎も角，身内までも売りさばく外道…，げへへへへ…，俺は悪魔に魂を売った身…，何に躊躇することが有ろうか，がははははー！！ゲホッゲホッ！！あー，笑い過ぎて，死にそ…，

と…，４月からは，社会人となるお兄ちゃん…，６年間の大学生活楽しかったかい…？！俺は授業料だけに１０００万も払っちまったぜ・・それを言うかい？！
ははは，嘘，嘘，生活費も含めるとその倍か…？！・・まだ，言ってんじゃん？！

と…，誰か心根の優しい女性がおられましたら，是非とも家の息子の嫁さんになってくださいね，何と言っても，優しさ，包容力，顔なんて２の次で良いです，エ？！何か言い方が真に迫ってるって？！ははは，嫌だなー，別に別居が言わせてる訳じゃないし…，違う言うとろーが？！・・言わされてるよ，マジ…，

バリューセットだー！！…

と…、神戸と言えば有馬温泉、松山と言えば道後温泉と、定番中の定番となっていますが…、ここ境港は…、境港は…、…、ヒュルリ〜♪ヒュルリララ〜♪嫁さんに逃げられた男です〜♪…、他人の家庭に土足で上がるなー、ボケー！！・・こらこら…、逆ギレかい…？！

で…、境港から車で１０分程で皆生温泉に到着…、山陰屈指の温泉…、何が屈指かと言えば…、言えば…、…、ヒュルリ〜♪ヒュルリララ〜♪嫁さんに逃げられた男です〜♪…、他人の家庭に土足で上がるなー、ボケー！！・・お前は、自虐趣味かい…？！

で…、秋から冬にかけては、松葉蟹に舌鼓を打ち、夏は皆生海水浴場で海と戯れ…、春は…、春は…、…、ヒュルリ〜♪ヒュルリララ〜♪嫁さんに逃げられた男です〜♪…、他人の家庭に土足で上がるなー、ボケー！！・・頼むから、そのパターン止めて、お願い…、

おーゆ・ランド…

と…、日帰り温泉を検索した結果、な・な・何と！…、た・た・たったの３５０円！…、吉牛の並盛りよりも３０円も安いではないかー、でも、喰えねー！！・・当たり前だろ…？！

で…、日帰り温泉の価格破壊、日帰り温泉の「ドンキホーテ」、日帰り温泉の事業仕分け…、民主党かー？！

と…、金額が金額だけに…、水嵩がたったの１０?！腹ばいでも寒いぞー！！とか…、始め３５０円の入浴料を支払ったものの…、

「お客さん！石鹸使いやしたね、げへへ…、ここの石鹸はそんじょそこらにある代物じゃねーですぜ、石鹸代１万円きっちり支払ってもらいましょうかね、げへへ…、」

と、奥から恐ーい、おじさんが出てくるとか…、暴力バーか？！ここはー？！

き・き・綺麗ー！…

と…、様々な憶測が渦巻く中、恐る恐る中に入ってみれば…、き・き・綺麗ー！！ぴかぴかのフローリングに、大きなガラス越しに差し込む春の日差し…、

で…、肝心の温泉はと言えば…、でかーい！！水嵩も１０ｃｍ何て、セコイもんじゃねー！な・な・何とドーンと１０ｍ！深さ故に、毎年溺れ死ぬ人が続出！！…、全然駄目じゃん？！

で…、おまけにジェット風呂まで…、トリプルエンジンのスピードボート並の出力を誇り…、入ったら即、吹き飛ばされ、壁に激突、これまた即死…、またまた全然駄目じゃん？！

と…、露天風呂は広大な敷地を誇り、鬱蒼とした樹海に覆われ、別名「山陰の青木ヶ原」…、一旦樹海に足を踏み入れたら最後…、二度とこちら側に戻ることは叶わない…、魔の樹海…、最近は自殺願望者も多々居るという…嘘だー？！

誰もいない海…

と…，無性に海に向かって叫びたくなり…，

「嫁さんのー，アホー！！！」

「あんただけには，言われたくないわ，このウルトラマンモス馬鹿亭主ー！！！」

と…，鳩尾を抉るような右ストレートが炸裂…，グハッ！！…，暫く息が出来ない…，エア切れか…？！またも，エア切れなのか…？！・・ちゃうちゃう…，

と…，流石我が嫁…，別居中とは言え，行く先々に監視の目を光らせているとは，むむむ…，侮れぬ…，

と…，○□ちゃんとも，▽◎ちゃんとも，□▽☆◎も出来ない，俺でした…，・・何で伏字なのよー？！

この旅行記へのコメント （2）

• escomさん 2010/04/09 10:08:12

  スカスカで、旨くない！・・・とおもう・・・

  私、escom 赤貧。
  
  うなぎ　の焼く匂いを「たらふく、嗅いで・・」もう、良いかい？・・と」店に入らずに立ち去ったと言う姉のオヤジに対する「怨念」何度聞いたか！！
  
  ★長野県、志賀高原の狐が・・ぶどうが旨そう！でも「GET出来ない！手が届かない」
  ◆狐君：きっと、すっぱい「ぶどう」だ！・・と尾もうノダ！！名言！
  
  ・・・・このはなし：イソップ」とちゃう？・・何処の世界でも、狐は賢い「哲学者」ナノダ！
  
  ★ＰＩＡＮＯさん、貴方は「えらい」：修士の収支、バケベソの愁思！
  　おらあ　そんなこと、できへん！

  pianoさん からの返信 2010/04/22 15:02:13

  こんちはー

  escomはん、毎度！
  
  で…、幼少の頃から、我が家の夕餉の卓には決まって何らかの魚が、煮魚、焼き魚、刺身と…、並んでました…、
  
  と…、書いてしまうと、Ｐｉａｎｏは裕福な家庭に育ったのではないか…、今の赤貧の身は、ロバ以下野郎のＰｉａｎｏが招いた自業自得ではないのか…？！
  
  と…、言うのは、早計で、我が家は細々と魚屋を営んでおり、毎日売れ残りの魚が夕餉の膳に載るのは必定…、反面、肉何ぞ正月ぐらいしか口にすることなく…、ある意味、これがトラウマとなり、結婚後…、
  
  「俺の…、俺の…、晩飯に魚何ぞ載っけるんじゃねー！！」
  
  と…、暫くは、魚から遠ざかった生活が続きましたが…、親から受け継いだＤＮＡとは恐ろしいもの、知らぬ知らぬ間に、魚好きの自分へと…、
  
  で…、キツネ君の諦観に因る、自己の欲望の抑制というのは…、…、キツネらしいです…、如何にも…、
  
  では、よい旅を！