マニラでプロバスケを見る

2010/03/20 - 2010/03/22

久々の３連休。どこかへ行きたい！２泊３日で行ける海外というと、普通は韓国や台湾とかになると思うのですが、距離的にそんなに遠くないのと、英語が通じやすいということでマニラ行きを決めました。治安の悪さがよく取り上げられますが、人通りが多いところを出歩くぶんには危険は感じませんでした。ただ貧富の差は予想以上に感じました。
プロリーグの試合を観戦できたのが、バスケ好きとしては大きな収穫でした。

エリア マニラ(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: タイ国際航空

入国手続きと市内への移動は思っていたよりもスムーズに進み、２時過ぎにはホテルにチェックイン。さっそく荷物を置いて付近を散策。

これが噂のジープニーか。

路地がゴチャゴチャしている一方で、大通りは整然としていてアメリカの都市みたいです。

海岸沿いに遊歩道があります。

マニラ名物の夕焼け

これまたマニラ名物のカレッサ（馬車）。客引きがしつこい。

城塞都市のイントラムロス

世界遺産に指定されているサン・オウガスチン教会。

マニラ大聖堂

保存されている建物がある一方で、廃墟と化しているものも少なくなかった。予算がないのかな。

こんな看板まで。

イントラムロスの先端にあるサンチャゴ要塞。ここだけは観光客も少しいた。（他の箇所は地元の人ばかりで。。。そもそもマニラは観光に来る所ではないのかな）

要塞の先端から見たパッシグ川。写真で見てもある程度察しがつくとおり、あまりきれいな川ではありません。というか、ひどい異臭がします。

川を渡ってチャイナタウンに向かいます。このへんはすべて徒歩圏内です。暑いのであまり出歩いている人は多くないですが、安全上の不安はありません。

川を渡りきるとすぐに見えてきた中華街の入口。

ところどころに教会が点在しています。こちらはビノンド教会。

高架鉄道の駅近くにあるキアポ教会。このあたりはものすごい混雑ぶりでした。

コンビニは至るところにあり、日本よりも多いんじゃないかと感じるくらいです。Mini Stopとセブンイレブンが圧倒的に多かった。

高架鉄道で南へ移動。自動券売機はないし、荷物チェックもあるので、乗るまでに少し時間がかかる。終点のバクラカン駅まで行ってみた。ここも人がすごい。

こちらは高級ホテルやショッピングモールが数多くあるマカティ地区。このあたりの雰囲気は香港やシンガポールにむしろ近い。

さて、いよいよバスケ観戦です。場所は高架鉄道のLine 2と3が交わるクバオにあるアラネタ・コロシアムというところです。収容人数１４０００人くらいのかなり大きめのアリーナですが、開幕戦だったらしく、席はだいぶ埋まっていました。（ちなみにチケットは３０ペソ、約６０円）

各チームとも１人だけアメリカ人選手の登録が認められており、その選手にボールが集中している感じでした。（両チームとも背番号「２３」をつけてました。スコアボードをみると高得点を挙げたのがわかります。）

試合終了後、ヒーローインタビューを受けるアメリカ人選手。休日は高架鉄道の終電が２１時くらいと早いので、急いで駅に向かいました。（タクシーで帰っても大した出費にはならないのですけど。。。）

最終日、３日目の朝。海沿いの遊歩道をまた散歩します。写真で見ると、きれいなのですが、実際には異臭がするほど海は汚れています。

日本にもありそうなピカピカのマンションがある一方で、今にも崩れ落ちそうな家に住んでいたり、路上で暮らしている貧しい人たちもいます。

選挙が近いそうで、各候補者のポスターが飾られています。政治は貧富の差を少なくすることができるのか。

最後にロビンソンモールに寄って、少しお買い物。ここもやはり香港やシンガポールにありそうな巨大モールで、マニラにいることを忘れてしまいます。

マニラまでの往復には、羽田から関空経由でタイ航空を使いました。素直に成田からＪＡＬの直行便で行くよりは10000円以上安いけど、時間はかかります。（現地での滞在時間はむしろ少し長くとれますが）

でも4月から関空ーマニラ経由のバンコク行というのは無くなってしまうみたいです。