2000/04/14 - 2000/04/14
59位(同エリア71件中)
北風さん
オーストラリアで野良カンガルーを見た。
アルゼンチンでは野良ビーバーを見た。
インドネシアでは野良イエローマンバを見た。
タイではどてっ腹にナンバーを入れた自家用象を見た。
そして、今回とうとう道端で野良象に出会う!
さすがアフリカ!
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旅日記
「北へ」
7時間前アフリカで一番長い一日が終わった。
クタクタに疲労しきった身体はまだ多くの睡眠を必要としていた。
が、セットしていたアラームが真っ暗の映画館の中に響き渡り、アフリカで2番目に長い日が始まった。
既に昨夜のうちに交渉が成立していた次の車がエンジンをアイドリングさせているようだ。
「捨てる神あれば、拾う神有り」、名言だった。
なんら移動手段の情報も持たずに飛び込んだボツワナなる国で、昨日は国境から無事ヒッチハイクに成功!そして昨夜、安宿のキッチンで車で旅行するオランダ人カップルと知り合う事ができた。
なんら世界的に有名な観光名所も持たないボツワナなる国は、実は現在、経済大国ランキングで日本と同じランクに位置すると言う。
つまり、物価が意外と高く、長距離バス代も馬鹿にならない。
次々に移動手段を大盤振る舞いしてくれるアフリカの神様は、まさに「拾う神」だった。プロマイドでも売っていれば感謝の意を込めて買うところだ。
今日の目的地は「カサネ」、目指す目的地ジンバブエとの国境の街だ。今日の行程が無事終了すれば、2日でこの国を横断する事になる。
しかも、今日のルートは運がよければ「野良アフリカ象」が観れるとの事。
とりあえず、疲労でぶっ倒れるのは明日にしよう。
俺は、疲れと筋肉痛でギシギシきしむ身体を、映画館のシートから引っぺがした。 -
旅日記
「野良アフリカ象」
ボサボサの金髪にターミネーターばりのグラサン、唇の端に煙草を加えたオランダ人のお姉ちゃんの運転も、佐川急便そこのけに荒いものだった。
フロントガラスに映るサバンナの緑が、気が遠くなるほど速く飛び去っていく。
「グギャ、ギャ、ギャ、ギャッ」、
昨夜のドライバーに負けないぐらいの勢いで、お姉ちゃんがブレーキを蹴飛ばす!
「何だ?マサイ族でも轢いたのだろうか?」
いぶかる俺を横目に、おねえちゃんが「プッ」と煙草を吹き飛ばし、カメラを片手にドアを開け放った!
お姉ちゃん、戦場カメラマンの様に地面に片ひざをついて草むらにカメラを向ける!
カメラの先には、
・・「アフリカ象だ」! -
すごい!
道端から10mも離れていないブッシュの中に、巨大な肉の塊が動いている。
動物園で見るとはわけが違う!この押し寄せる迫力は言い表し難い。
ゆっくり草を食べている象のつぶらな瞳と眼が合った。
「俺を怒らせるなよ!どうなるかわかっているだろ!」と、無言の圧力が聞こえてくる。
確かにこの方がちょいと方向を変えれば、こんなワゴンなぞ一撃で粉砕されそうな気がする。
現在、アフリカで最も恐れられている動物との距離、10m! -
そして、彼は去って行った・・・
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