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アンマンで最も高いジャバル・アル・カラアの丘に、シタデル(城塞)またの名を「アンマン城」と呼ばれる場所があります。なんと7000年以上前から人が住んでいた場所で、青銅器時代、鉄器時代、そしてローマ・ビザンチン・ウマイヤ朝時代と、城壁に囲まれた街として使われてきたのだとか。旧約聖書に登場するアンモン人の都「ラバト」も、どうやらここだったようです。<br />アンマンの街が一望できる展望スポットとしても知られ、すり鉢状に作られているローマ劇場も、写真中央に見ることができます。<br />

アンマン市内観光(2)シタデルの考古学博物館にある宝とは?

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2010/01/03 - 2010/01/11

227位(同エリア313件中)

アンマンで最も高いジャバル・アル・カラアの丘に、シタデル(城塞)またの名を「アンマン城」と呼ばれる場所があります。なんと7000年以上前から人が住んでいた場所で、青銅器時代、鉄器時代、そしてローマ・ビザンチン・ウマイヤ朝時代と、城壁に囲まれた街として使われてきたのだとか。旧約聖書に登場するアンモン人の都「ラバト」も、どうやらここだったようです。
アンマンの街が一望できる展望スポットとしても知られ、すり鉢状に作られているローマ劇場も、写真中央に見ることができます。

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  • あんまりにも時代が古く、洞窟のようなものまであります。これは元々青銅器時代のお墓だったのだとか。ウマイヤ朝時代(ビザンチンの後の、イスラムの時代)に石工たちが石置き場にしてしまったとのことで、墓の中の様子がどんな様子だったのか、あまりよくわかっていないようです。

    あんまりにも時代が古く、洞窟のようなものまであります。これは元々青銅器時代のお墓だったのだとか。ウマイヤ朝時代(ビザンチンの後の、イスラムの時代)に石工たちが石置き場にしてしまったとのことで、墓の中の様子がどんな様子だったのか、あまりよくわかっていないようです。

  • ビザンチン時代の教会も残っています。その昔、床はモザイクで覆われていたのだとか。コリント式の柱頭がいい感じですが、これは次に紹介する「ヘラクレス神殿」から持ってきてしまったもののようです…。<br />なお、遠くにヨルダンの国旗がはためいていますが、これは「世界で最も背が高い旗ざお」とされているようで、アンマンのたいていの場所から見られます。

    ビザンチン時代の教会も残っています。その昔、床はモザイクで覆われていたのだとか。コリント式の柱頭がいい感じですが、これは次に紹介する「ヘラクレス神殿」から持ってきてしまったもののようです…。
    なお、遠くにヨルダンの国旗がはためいていますが、これは「世界で最も背が高い旗ざお」とされているようで、アンマンのたいていの場所から見られます。

  • これは2世紀のローマ時代に建てられたヘラクレス神殿です。ヘラクレスは、言わずと知れたギリシャ神話の英雄ですが、死後に&quot;神&quot;となり、このように神殿にまつられるようになったとのことです。巨大な手の破片があり、ひょっとしてかつてはとてつもなく大きなヘラクレス像があったのかもしれません。しかし、柱の状態から「そもそも未完成だったのでは」という学者もいるそうです。

    これは2世紀のローマ時代に建てられたヘラクレス神殿です。ヘラクレスは、言わずと知れたギリシャ神話の英雄ですが、死後に"神"となり、このように神殿にまつられるようになったとのことです。巨大な手の破片があり、ひょっとしてかつてはとてつもなく大きなヘラクレス像があったのかもしれません。しかし、柱の状態から「そもそも未完成だったのでは」という学者もいるそうです。

  • シタデル最大の見どころが、このウマイヤド・パレスです。8世紀のウマイヤ朝時代に建てられたことからこう呼ばれ、当時のアンマンの支配者が住んでいたようです。ドームをかぶった建物は「謁見の間」とされていますが、ビザンチン教会を改装したものらしく、中の壁にはきれいな装飾が残っています。

    シタデル最大の見どころが、このウマイヤド・パレスです。8世紀のウマイヤ朝時代に建てられたことからこう呼ばれ、当時のアンマンの支配者が住んでいたようです。ドームをかぶった建物は「謁見の間」とされていますが、ビザンチン教会を改装したものらしく、中の壁にはきれいな装飾が残っています。

  • ウマイヤ朝時代の巨大な貯水池もあります。底まで降りていくことができる階段も残っていました。かつて中央には、水かさを測るためのメモリがついたポールが立っていたそうです。<br />

    ウマイヤ朝時代の巨大な貯水池もあります。底まで降りていくことができる階段も残っていました。かつて中央には、水かさを測るためのメモリがついたポールが立っていたそうです。

  • シタデルの中にある、アンマンの国立考古学博物館。規模が小さいのであまり重要視されていませんが、「世界最古の人物像」とされるアイン・ガザルの人形など、古い土地ならではの貴重な展示品があります。しかし、何よりもこの博物館を有名にしているのは、次に紹介する「死海文書」の「銅の巻物」です。

    シタデルの中にある、アンマンの国立考古学博物館。規模が小さいのであまり重要視されていませんが、「世界最古の人物像」とされるアイン・ガザルの人形など、古い土地ならではの貴重な展示品があります。しかし、何よりもこの博物館を有名にしているのは、次に紹介する「死海文書」の「銅の巻物」です。

  • 「銅の巻物」は、その名の通り銅で作られています(その他のものはだいたい羊皮紙)。死海近辺の洞窟から見つかった死海文書は、キリスト教の原型となる思想が書かれているとして大変な物議をかもし、その多くは今エルサレムの博物館に展示されています。この「銅の巻物」はヨルダンで見ることができる貴重なものだというだけでなく、なんと「財宝のありか」を記したものとして、死海文書の中でも特別な地位を占めているのです…!できれば死海文書に関する本を読んでから行くと、なんとも感動的な対面になるかと思います(『死海文書の謎を解く』ロバート・フェザー著など)。

    「銅の巻物」は、その名の通り銅で作られています(その他のものはだいたい羊皮紙)。死海近辺の洞窟から見つかった死海文書は、キリスト教の原型となる思想が書かれているとして大変な物議をかもし、その多くは今エルサレムの博物館に展示されています。この「銅の巻物」はヨルダンで見ることができる貴重なものだというだけでなく、なんと「財宝のありか」を記したものとして、死海文書の中でも特別な地位を占めているのです…!できれば死海文書に関する本を読んでから行くと、なんとも感動的な対面になるかと思います(『死海文書の謎を解く』ロバート・フェザー著など)。

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