難所ヶ滝の大つらら

2010/01/17 - 2010/01/17

福岡の山、三郡山（さんぐんさん）。
その名の通り筑紫、粕屋、嘉穂郡の三郡の県境に位置している山です。
その三郡山々系にある「難所ヶ滝」は1月下旬〜2月下旬頃、氷結して、見事な氷瀑となります。
福岡も1月13日前後から寒波の影響で積雪がありました。
すぐに溶ける福岡でもかなり冷え込み、夜も雪がハラハラ。

この時期を逃すまいと、友達と氷瀑を見に登山の計画を！
その週の日曜に計画しましたが、すでに気温は上昇中。
つららは大丈夫かなーと心配してましたが、なめてました。

勿論、つららはばっちりだったけど、装備を軽く考え、アイゼンやストックなんかを持って来ておらず、滑る雪道に苦労しました。
特に下りは気を遣いすぎて、疲労は2倍以上に。
みなさんも、装備はきっちりと！！

エリア 篠栗・粕屋(福岡)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

宇美町の昭和の森公園の駐車場に車を停め、難所ヶ滝まで約1時間半程度。

雪は路肩にある程度で、気温もぽかぽか。
心配していたけど、すでに下山してくる人情報では、バッチリ凍っていたとのこと。
安心して登山を始めたものの、中腹くらいから雪が積もっているではないか！
しまったと思ったが、もう遅い。
アイゼンなしでも上りは何とか大丈夫だが、下りを考えると少し不安に。

登山客も多く、滝を見れる場所はせまくかなり混雑。
足元に気をつけながら、お互いよけて歩くのが大変。

空間を見つけ、持参したアツアツコーヒーを一杯。
寒さのため、前歯がジーンと浸みました。

標高が700ｍ近くあるところの滝ですが、常に水が流れているような滝ではないそうです。
岩場からしみ出てくる石清水の滴が凍りつき、氷柱が大きく成長していったものらしい。

普通に流れている時期に滝を見に来たことがないので知りませんでした。

しかし、見事に大きくなったもんだ。

透明度も高く、キラキラ太陽を反射してとてもきれいです。

気温が上がり氷が緩むと、つららが落下し、下にいるカメラ撮影の人に当たったりする事故もあるそうです。

福岡近郊でこんな手軽に素晴らしい氷瀑が見られるなんて、近場の山々も捨てたもんじゃありません。
（かなり期間限定ですが　笑）

足腰にすでに筋肉痛。
帰りはもちろん温泉直行です。
マッサージ＆反省会しながら、ビールですね。