2010/01/18 - 2010/01/18
26位(同エリア36件中)
早島 潮さん
平成22年1月18日(月)
今朝はあいにく小雨が降っている。
①キルケニーの町
キルケニーには、多くの中世建築物が残されている。永年にわたって「大理石の都市」と呼ばれてきた。だが美しい建物の素材として使われている石材は、実は大理石ではなく、町の周りで産出する石灰岩を磨いたものである。
またキルケニーはビール醸造の歴史でも知られている。
町にはコール アンド スミスウィックによって18世紀初期に建設されたセント・フランシス・アビー醸造所がある。http://www.ewe.ie/travel-guide/kilkenny/st_francis_abbey_brewery.html
この醸造所は、1960年代からギネスグループによって所有されている。アイルランド国外には「キルケニー」というブランドのビールが輸出されている。
また、キルケニーにはグランビアの本社と工場がある。グランビアは世界的なチーズと乳製品の会社である。
②キルケニー城
キルケニー城は12世紀に木造のタワーとしてノール川のほとりに建てられた。城は代々バトラー家の居城として使用されてきた。14世紀にバトラー家により現在のような均整の取れた美しい城として再建された。
大規模な修復工事により中央棟には現在、1830年代の素晴らしい装飾が施された書斎、客間、寝室、ロングギャラリーが現存する。
③聖カニス大聖堂
St. Canice’s Cathedral はアイルランド語ではCill Chainnigh と表記されカニスの教会と言う意味であり「キルケニー」という市の名前はここからきている。町の守護聖人カニスが1202年~1285年にかけて建てた初期ゴシック建築の大聖堂で高台に建っている。
数多くのステンドグラスに彩られた内装に特徴がある。聖歌隊席にはヨーロッパ大陸風の彫刻が施され、内陣にはアイルランドの4州それぞれで採れた色とりどりの大理石が敷き詰められている。
初めて聖書をアイルランド語に翻訳したニコラス・ウォルシュ司教を記念した石碑もある。
またキルケニーの領主ピアース・バトラーとその妻マーガレット・フィッツジェラルドの二連墓、その隣に眠る騎士――バトラーの後継者であり第9代目伯爵のジェームスだと思われる人物の墓が安置されている。
④聖メアリー大聖堂
19世紀半ばに建造されたゴシック様式の大聖堂。
建造中、ジャガイモ飢饉(ききん)による財政難に陥ったため、建設当初の計画を変更した結果、塔の高さに比べ身廊が短くなった。
外観のみ見学し写真を撮影した筈だが見当たらないのでウエブ上で見つけた写真のURLを記しておこう。
http://guide.travel.goo.ne.jp/e/goo/traveler/miutake/pict/17586010/
⑤ブラックアビー
13世紀に建てられたドミニコ修道会の修道院。
当時の修道士たちが黒い上着を着ていたことから「ブラック・アビー」として知られるようになった。 16世紀には裁判所として使われたが、その後再び修道院になった。
本堂は13世紀、袖廊とステンドグラスの一部は14世紀、窓とタワーは15世紀のものである。
1543年に閉鎖されその後は法廷として使われるようになった。現在はカトリックの教会として使われている。
コペンハーゲンの乗り継ぎでは時間が短くて免税店で酒を買うことができなかつた。キルケニー市内散策の時バタースリップを通り抜けたところにスーパーマーケットがあったのでアイリッシュウイスキーを求めた。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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グレンダロッホからキルケニーに向かうウイックロウの農家
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グレンダロッホからキルケニーに向かうウイックロウの花崗岩台地。ヨーロッパを数日前に襲った大寒波の影響で珍しく積雪があったといい、残雪を見た。通常暖流の影響でアイルランドには雪が降らない。
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グレンダロッホからキルケニーに向かうウイックロウの花崗岩台地
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キルケニー城の庭園
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キルケニー城
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キルケニー城構内の彫刻
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キルケニー城の中庭。あいにくの小雨で画像が不鮮明である
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キルケニー城の中庭。あいにくの小雨で画像が不鮮明である
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キルケニー城
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聖カニス大聖堂
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聖カニス大聖堂内
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聖カニス大聖堂内のステンドグラス
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聖カニス大聖堂内のパイプオルガン
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キルケニーの領主ピアース・バトラーとその妻マーガレット・フィッツジェラルドの二連墓
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カニス大聖堂内に安置された貴人の棺
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カニス大聖堂内の洗礼台
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カニス大聖堂の庭の彫刻
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カニス大聖堂の庭
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キルケニーの町並み
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キルケニーの町並み
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ノア川からキルケニー城を遠望
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キルケニーの町並み
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キルケニーの町並み
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キルケニーの町並み
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キルケニーの町並み
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キルケニーで昼食を摂ったパブレストラン
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一昔前の男性用小便器
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パブレストランのカウンター席
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パブレストラン
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地ビールのキルケニー
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アイルランド料理
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デザート
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キルケニーの町並み
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キルケニーの町並み
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レストランの横
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ロスハウス
以下の説明は次のURLから引用しました。
http://www.ewe.ie/travel-guide/kilkenny/rothe_house.html
中世の半ば頃から17世紀まで、キルケニーの商業と政治の中心にいたロス家。ロス・ハウスでは、彼らのような、当時の裕福な商人の生活を見ることができます。
1594年建設のチューダー朝様式の建物で、現在は博物館となっています。見どころは、当時の服装の展示。また、キルケニー考古学協会の本部や、系統学の研究所もここに置かれています。
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通りに設置された彫刻
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面白い植木
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バタースリッター
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ブラックアビー教会
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ブラックアビー教会の看板
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ブラックアビー教会
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魔女裁判の伝承のあるKyteler's Inn
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キテラーズ・イン の説明は次のURLから引用しました。
http://www.ewe.ie/travel-guide/kilkenny/kytelers_inn.html
Kyteler’s Inn
キルケニーで有名な人気のパブ&レストラン。14世紀に建てられた石造りの建物で、黒猫の看板が目印です。
ここに暮らしていた金貸し屋の娘、デイム・アリス・キテラーという女性の名前が店名の由来なのですが、実はこの女性、アイルランド史上唯一の“魔女裁判”にかけられた人物でもあります!
彼女は、結婚した男性が次々と謎の死を遂げ、計4回の結婚を繰り返しました。そのたびに巨額の富を得ていたことから、周囲からはねたまれ、魔法で夫を殺したのではないかとの疑いをかけられてしまいます。
こうして、1324年、キテラーは“魔女”だとして告発され、“共犯者”と言われた彼女のメイドと共に、火あぶりの刑を宣告されました。 ところが、キテラーだけはなんとか逃げ出してイングランドへ渡り、それ以後歴史から姿を消すことになります。
そんな逸話をもつこの建物、現在は2つのバーとビアガーデン、ナイトクラブを兼ね備えた、町の主要スポットになっています。木のぬくもりがあって居心地がよく、伝統音楽の演奏もある「キテラーズ・バー(Kyteler’s Bar)」、地下倉と台所を改装したバーで、大理石の柱が歴史を物語る「タヴァーン・バー(Tavern Bar)」、陽だまりの中庭につくられた「コートヤード(Courtyard)」、国内で有名なDJも登場する「ネロズ・ナイトクラブ(Nero’s Nightclub)」・・・気分に合わせて、いろいろな楽しみ方があります!
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