
2010/01/03 - 2010/01/11
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古代遺跡な旅デスクさん
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マダバの聖ジョージ教会。ここは、6世紀のパレスチナ・エジプト地方の地図である床モザイク「マダバ地図」が残る場所として有名です。マダバは、かつて「モアブ人」が住んでいたとして旧約聖書にも出てくる、由緒正しき土地。現在、ヨルダンでは割と大きな街の一つで、中級ホテルもあります。
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教会の外のチケット売り場のところに、モザイクの図があります。混雑を避けるため、ガイドさんが教会の中で説明をすることは禁じられているので、ここでモザイクの説明をすることになります。エルサレムはほぼ中心部に町として描かれています。死海では、船で塩を運んでいます…!ベツレヘムにジェリコ、なんとシナイ山まであり、聖書の物語が好きな人には、感動ものの地図です。
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教会の中に入り、実際のモザイクを見ると、やはりある程度色あせているのがわかります。どこがどこだかすぐにわからなくなってしまうので、表の説明図をしっかり覚えていくか、チケット売り場でモザイク地図の説明図を買っておくといいでしょう。
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この聖ジョージ教会、今でも東方正教会の教会としてちゃんと現役で機能しています。イコン(聖像画)があるのは、東方正教会ならでは。地元の人に使われている地方の小さい教会を見るのは、なんとも楽しいものです。
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マダバはビザンチン時代、ウマイヤド時代を通じてずっと都市であったため、街の中には古代の建造物の一部が何気なく残っていたりします。ここは現在、教会であると同時に、学校でもあるようです。
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マダバの近辺には、職業訓練所を兼ねた民芸品の直販工場、つまりおみやげ屋さんがいくつかあります。「モザイクの街マダバ」にちなんでモザイクの民芸品をあれこれ作ろうとしているようですが、石を小さく均一に切っていかないといけないので、結構大変そうです。
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こちらのおじさんはもうベテランなのか、手慣れた様子で機を織っています。ヨルダンの織物はやはり、べドウィン風の濃い色の文様が中心。大きな木と鳥の絵は、昔エデンの園の中心にあったとされ、イスラム圏の図像としてもよく登場する「生命の樹」かな、と思います。
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