里海画報～荒神島　０９／１２／２９

2009/12/29 - 2009/12/29

犬島貝塚調査保護プロジェクト＋里海探検隊による荒神島パトロールにいてきたでがんす。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船

宇野駅集合で、車に分乗してすぐ近くの漁港から渡船が出とったでがんす。

直島のすぐ北西にある荒神島は、渡船で20分位で行ける無人島でがんす。
釣りなどで渡船で結構人が渡る無人島でもあるんでがんす。

岡山市在住の考古学研究家の岡嶋さんから、遺跡の説明を受けとるとこでがんす。

荒神島では薮になったり表土が流失したりして、遺跡の痕跡がわからんくなっとるとこが多いんでがんす。

土器片が、時々落ちとる事もあるんでがんす。

クチナシの実がなっとったでがんす。

サヌカイトの石鏃もあったでがんす。

サヌカイトは、五色台産のがかなり広い範囲に流通しとったみたいでがんす。

急斜面で植生どころか表土が流失しとるけえ、登り降りも大変でがんした。

稜線まで上がってほっとしたとこでがんす。

お墓もあったでがんす。
直島の人が、「荒神島はお墓の島ぢゃ」といふとったでがんす。

お墓の所にキセルの火口が二本あったでがんす。
近世のもんかのう?

須恵器もあったでがんす。

表土が流失して雨でクレバスが掘れたとこが多いでがんす。

稜線沿いを歩くでがんす。
滑りやすく、トテモ怖いでがんす。

畑の跡や植生が残る部分の沖は藻場があるけど、山が禿て表土もないとこの沖は、藻場がまったく無いやうに見えるでがんす。

もうちょっとでピークでがんす。

海苔の筏が見えるんが、冬の海の特徴でがんす。

またサヌカイトの剥片があったでがんす。

表土が流失してサヌカイト片などが、あんまし見られんくなったそうでがんす。

送電線などの施設には土止めの土嚢があって、そこで草が生えたりしとるけえ、植樹するんなら先に土の流失を防ぐ事を先にせんといけん希瓦斯でがんす。

直島町に花はツツジでがんす。
何でか咲いた木があったでがんす。

弥生時代の墳墓も位置確認でがんす。

土器片がまたあったでがんす。

山火事の跡でがんす。
この島は何遍も山火事で樹木が痛めつけられたんでがんす。

もう一つの弥生時代の墳墓でがんす。
直島に向いた、お墓の一等地ぢゃったみたいでがんす。

クレバスの深さは人の身長以上のとこもあるんでがんす。

表土は完全に流失しとるけえ、滑らんやうに気をつけて降りるんでがんす。

北大遠部さんが古墳を確認でがんす。

花崗岩にペグマタイト化したとこがあって、岡山理科大の学生がチェックしとるとこでがんす。

地中海産のエニシダが植えられたとこは、他の植物は入れんくなるんでがんす。
春に宇高航路のフェリーから見たら黄色い花で目立つとこがここでがんす。

７０年代は、全く植生はなくなって、禿山ぢゃったんを覚えとるでがんす。
エニシダは種子を空中散布したりもしとったみたいでがんす。

エニシダのピークで記念写真でがんす。

釣りに来た人たちと一緒に帰るとこでがんす。

玉野の三井造船のすぐ近くの漁港に帰り着いたとこでがんす。

最後に犬島プロジェクトの遠部さんからまとめのお話で〆でがんした。

岡山市に戻って、「養老乃瀧柳町店」で、小野伸さんを励ます会をやったでがんす。
２０１０年は小野さんが犬島貝塚を発見して３0周年でがんす。