2009/12/17 - 2009/12/17
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アイオリアさん
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広州からすぐ行ける世界遺産。
1、桂林 2、開平
桂林は名前を聞いた事くらいはあったが、開平は広州にきてから初めて知った。
桂林は比較的日本からもツアーが出てたりとメジャーな方だし、
また行く機会がなくもなさそうだし、
あえて広州にいないと行かなそうな開平へ行く事にした。
石周楼(Diaolou)というのは、写真にあるように、世界へ散った架橋が中国へ戻り、老後を過ごすために建てた居住兼基地みたいなもの。
開平には、これが3000近くがのどかな風景の所に転々と建っている。
2007年に世界遺産に登録された。
交通(バス 行き57元、帰り56元)
広州駅バスターミナル発0745→開平バスターミナル着0945
開平バスターミナル発1630→広州駅バスターミナル着1840
現地での交通手段は、公共バスとタクシーバイク。
訪れた場所
1、赤坎影視城(映画村みたいなとこ)
2、錦江里(斜楼ってのを見てみたかった)
3、立園(石周楼のテーマパークみたいなとこ)
4、自力村
各地までの交通手段は写真のコメントをご参照下さい。
結論からすれば、効率よく回りたい、中国語がわからない、
(狂犬病であろう)犬に吠え立てられたくない、
という人は、個人ではなくお金を出してでもツアーを申し込む事をお勧めする。
個人的には最初に行った赤坎影視城と自力村が良かったです。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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-
開平行きのバスはあちこちから出ているようだが、
一番近い広州駅の乗り場から乗った。
チケットは普通に乗り場で当日購入。57元なり。
約30分に1本のペースで出ているので結構多いかな。
約2時間とあまり長くないからか、トイレ休憩はなかったし、バスもトイレ付きではないのでご注意あれ。 -
いきなり到着。
ここが開平バスターミナル。
制限されている広州市と違って、バイクが走りまくり。 -
ターミナルの全体像はこんな感じ。
少し広くなってて、KFCやマックを含めいろんな店があり、用足しはできる。 -
「まずは遠いところから行こう!」という事で、
映画の撮影でも使われている赤坎の影視城(日本で言う映画村!?)というとこへ向かう。
このターミナルのそばに市バスの乗り場があったので待つこと10分。
料金は3元だったかな。25分位乗った。 -
バスを降り、客引きのバイクのおっちゃんに道を聞いて少し歩き、正面側に回るといい味出している建物群が見えてきた。
-
遠目のアングルで。
目の前は小川がある。
(いえ、小川というのは言いすぎ。本当はドブ川…。)
雰囲気的には、上海の外灘をかなり小さくした感じ!? -
やっぱりどこか欧州のデザインがミックスされている。
これは漢字が日本語と少し違うが、「図書館」と書いてあるっぽい。 -
少し歩いたら、もっと先が見えてきた。
-
映画村の入り口にて。
これはジャッキーチェンの「酔拳2」。
ここで撮影されたみたいだ。
他にも幾つか撮影されたようだが、知っている映画がなかった…。
ジャッキーの映画も結構見ているが、酔拳は見てないなぁ。
今度見て、この場所探します。 -
入場料は普段30元だが、一部工事中!?で入れなかったため、10元になっていた。
さっきの建物の中に入ると、中は暗めだったが十分立派です。2階まで吹き抜けになっている。 -
2階に登ってみました。
このように吹き抜けが広い部屋って、立派に見えるけど暖房とか大変そうだから、実際住むのってどうだろうか…、なんてどうでもよい事を考えてしまった。 -
外観。
マカオや中国の租界地にある建物同様あるように、パステルカラーの外壁。 -
外に出ると、中国人の団体ツアーが到着。
建物とかの見学よりも先に、まず食べ物などの土産に群がっていた。
さすが、食にこだわるお国柄。(笑) -
ステンドガラスの色も、ヨーロッパによくある教会のガラスとはまたちょっと違う色合い。
-
続いて斜めに傾いた建物があるらしい、という事で、
錦江里(瑞石楼)へ。
映画村のバス亭からまたバスに乗ったが、すぐそばにバス停がないので、同僚の方が運転手にお願いして、途中で降ろしてもらった。
世界遺産があるのにバス停もないのも驚きだが、更に驚いたのはこの電柱。
看板代わりに申し訳ない程度の案内…。
ただ、こんなのは序の口でした。 -
開けたところに出ると、建物が見えてきた。
開平の碉楼はこんな雰囲気のとこが多いようだ。 -
道の脇に池があり、鳥がめっちゃいた。
-
恐らくここの住民の養鶏場と思う。
この鳥に気を取られていると番犬らしき犬が2匹、ずっと吠えていた。
この犬が厄介で…。 -
また申し訳ない程度の看板が…。
とここで、後ろを振り返るとさっきの番犬がずっと追いかけきて吠えている。
単なる犬ならそこまで怖がらないが、日本と違って中国(海外はほとんどかな)の犬は狂犬病の予防注射なんてほとんど打っていない。
そのため、万が一「ガブッ」なんてやられたら終わり。
狂犬病って発病したら致死率ほぼ100%という恐ろしい病気です。
犬を刺激しないよう注意しつつ、先へ進む。 -
やっとゲートみたいな小さな門までたどり着いた。
-
バスを降りて10分近く歩いた。
ようやく建物が近づいてきた。 -
ここで、別の犬が3,4匹おり、そのうちの2匹が野性的な目で我々をターゲッティングしてきた(間違いなくペットの犬の目ではない)ので、土手のようなとこに登り、様子を見ながら建物の正面へ回る。
この後、ここを降りて建物へ向かいたかったが、
きっとこの土手を降りたら、犬達が「これ以上俺らのテリトリーに入ったらただじゃおかないぞ」というオーラでまくりだったので、泣く泣くここで引き返した。
犬でこんなにびびった事は生涯初だろう。
まあ、正確に言えば犬というより狂犬病に…。(苦笑) -
土手に上がる前の光景。
旭山動物園に行かなくても、目の前で鳥の行進が見られます。(笑)
この奥に写っている犬はつながれていたし、穏やかだったのだが、ここにいない犬達が…。
その犬達が出てきたのはこの写真の後なので、そこからは余裕もなく写真は一枚もありません…。
さっきの番犬のいる道にも戻りたくなかったので別の道を進むと、今度は田んぼにバッファローのような水牛がいたり、道に迷ったりと、かなり悪戦苦闘したが、最終的に街に出て無事にバス停が見つかったので本当に良かった!
多分、一人だったら途中で大変な事になっていた事だろう。。
ここへの単独行動はお勧めしません。 -
場所は変わって、国の景勝地として「AAAA」に認定されている世界遺産の「立園」へ。
ここは地球の歩き方にも掲載されているとこなので、それなりに観光地として成り立っていた。
ここへはさっきの街からバスを途中下車し、後はバイクタクシーできた。計20元位だったかな。 -
入場料はここだけ高い。
立園は60元。自力村は50元。
セットで90元というのがあったので、それを購入。
入ると芝生に「立園」の文字が。。
ちなみに「園」の漢字が違うのは、いわゆる簡体字という字体だから。 -
少し奥へ進んでいくと建物が見えてきた。
ここの石周楼はずいぶんきれいな気がする。 -
きっとここに住んでた、もしくはこのあたりを統治していた人でしょう。
もっと年期の入った建物を先に見てきてしまったので、なんだかここのはテーマパーク化されて、少し物足りなさがあった。(笑) -
建物の中。
トイレではなく、暖炉です。
周りのタイルの色取りが鮮やか。
見ているだけで少し暖まりそう! -
屋根のデザインも変わっていて、敷居のとこが竹になっている。
これはいかにも中国的な感じがした。 -
更に奥へ進むと庭園のようになっていて、池みたいなのもあった。
-
入り口の方へ戻りながら進むと回廊が!
-
屋根の部分の絵。
ライオンが横たわっている絵だと思うが、
左手を、空手で言う引き手にしながら、
「トリャー」と横蹴りをかましているようにも見えません!? -
いろんな絵がたくさん描いてる。
-
おいおい、売店か掃除のおばちゃんがチャリンコで走っているよ。
「ここは歩きオンリーじゃないの!?世界遺産だよ!」
と突っ込みたくなる瞬間でした。 -
続いては同じく世界遺産の場所、「自力村」。
名前からしてなんだかちょっと違います。
立園からバスがあるかと思ったがなさそうだったので、立園の入り口にいた車と交渉し、「30元→20元」にまけてもらってここへ。 -
この建物の中は、恐らく観光客用に現地の料理を食べられるレストランかと思うが、そこのおばちゃんたちがみんなでマージャン。世界遺産の地でマージャンってのも贅沢ですね。(笑)
っていうか外で寒くないのか!? -
ここの建物は登れるので上に行ってきた。
-
屋上にあった見張台!?のようなもの。
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まあまあの高さはあり、回りも開けているので見通しが良かった。
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他にも同じようなのが幾つか建っていた。
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屋上にあった鉢。
「おいおい、倒れているのにそのままかよっ」と、
またツッコミたくなる。 -
日本のちょうちんっぽいのだが、なんだかよくわからない。
そしてなぜ「黄」という字が??
3つほど吊るしてあった。 -
ここには、それなりにしっかりとした看板!?があった。
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放し飼いになっていた鶏。
人が近づいても全然逃げない。
世界遺産の鳥が放し飼い。
う〜ん、この放置っぷりがまたすごい。 -
ここまで近づいたが、鶏は草を食べるのに夢中。
って鳥インフルの危険性は!?
この辺の鳥、死んでないから大丈夫!
それより日本ではあまり見かけないような
この鶏の丸々さに、ちょっとだけ「美味しそう」と思ってしまった自分は、中国化されているよな〜。(笑)
この後、開平ターミナルへ行き、無事に広州まで戻りました。
おしまい
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