2009/08/22 - 2009/08/25
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satochanさん
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以前から興味があった出羽三山巡り。
あと即身仏。
今年は出羽三山丑年御縁年ということで、丑年にお参りすれば12年お参りしたことになる年。
ならば行かねば!
今年は丑年御縁年だから安いツアーもたくさんありました。
でもあえて公共機関と徒歩で行きました。
高くつくけど、こっちの方がやりたいことが出来るし(実際そのツアー団体に出会ったら、年齢層がかなり上だったので参加しなくて大正解w)
ただバスの本数が極端に少ないので、プランニングが大変でした。
庄内交通のHPにある時刻表を見ながら考えつつ、私はこんな日程で行ってみました。
8/22:ブルートレイン 寝台特急あけぼの 上野→酒田
8/23:朝に酒田着、ちょっと観光、鶴岡に移動、鶴岡から羽黒山までバス、羽黒山を登る
8/24:羽黒山頂からバスで月山八合目まで、月山登山、湯殿山に下山し、バスで田麦俣へ
8/25:田麦俣から即身仏のある注蓮寺と大日坊に行って、鶴岡に戻り、特急と新幹線で東京へ帰宅
いっぱい歩き、初ちょっと本格的な登山(ハイキングじゃないやつね)だったので大変でしたが、達成感はめちゃくちゃ高い旅となりましたっ!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
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-
始めてのブルートレイン♪寝台特急あけぼの。
庄内往復きっぷ22,000円で乗れます。
行き先は酒田。
出羽三山に行くなら本当は鶴岡。
でも鶴岡到着は4:30amとまったく現実的じゃない時間です。まわりは何も無いし。
酒田到着は5:00am。しかもちょっと歩けば観光スポットあり。7:00amになれば有名な海鮮朝ご飯の店が開く。さらに即身仏あり。ってことで酒田に寄り道です。 -
B寝台の下段を選択。B寝台個室でも同じ料金。
でもまぁいいか。これって本当寝台特急って雰囲気ならこれですね。カーテンを閉めて自分の世界に浸れる♪
そしてビール飲みながら寝ました。 -
朝5時、酒田に到着。
早速歩いてみます。
まずは酒田で有名な倉庫。
散歩の人がちらほらいるくらいで、誰もいません。 -
こーんな写真が撮れちゃいますよ。
ちなみに10時頃通りかかったら駐車場が満杯でした。 -
まだ時間があったので、散歩してる人に教えてもらった大きい商人の家を通りかかる。
朝なので門が閉まっておりますが、まぁいいや。 -
向かう先は海鮮どんやとびしま。
ここの朝めし定食は有名なんだとか。525円のセットがありましたが、せっかくなので朝めしセットのづけ丼680円をオーダー。
先着順でどんがら汁(魚のあら)みそ汁がいただける。
おいしい♪ -
また歩いて今度は海向寺。
こちらは即身仏が2体いらっしゃいます。
忠海上人と円明海上人。
ミイラは死んでから内蔵抜いて乾燥させてるけど、即身仏は生きてる間から木喰(木の実とか松の皮を食べる)して贅肉を落として、最後生きたまま埋められて、何年か経ったら掘り起こすからミイラじゃないんだよー!ってお寺の人がおっしゃっておりました。。。 -
土中入定の場所。
こんなところに。。。閉じ込められたら。。。怖い。。。
そんでもって酒田は終了。
近くにあるバス停(寿町)から鶴岡行きのバスが出ているので、そこから鶴岡に向かいました。 -
鶴岡にあるエスモール(駅の隣)で下車し、そこから今度は羽黒山行きバスに乗って羽黒センターまで。
羽黒山の入り口。ついに来たー! -
まず出会うのが有名な五重塔。
すごい。。。
本当に木のぬくもりがあり、でも威厳のある五重塔。そして杉並木に調和している感じが美しいです。 -
それから階段を上って行くんですけどねぇ。。
辛かった!
まぁよかったと思ったのは、まだ涼しい日だったってこと。
それでも汗いっぱいかいたけど。。。 -
頂上の羽黒山神社に到着!
うれしすぎ。。。
上ではお祭りをやってて、色んな地域の色んな踊りを披露してました。
獅子舞も色々あって面白かったです。 -
鏡池
-
本日は神社の横にある斎館にお泊まりです。
ああ疲れたー。 -
次の日、朝食を早めてもらって7:05に羽黒山頂を出るバスで月山八合目まで行きます。8:00に到着。
行ったら、こんな感じだったw
これで登山できるかねぇ。。。と思ったけど、みんな行ってたので行く事にした。 -
最初からこのために買ったレインウエアを着用してたんですが、正解。
途中から雨降ってくるし、風も時折強いのが吹くし、でもレインウエアのおかげで雨も風も防いでくれた。
上下1万円のセットですが、めちゃくちゃ使えた。
やっぱりこれは必需品だっ! -
やっとこさ、頂上に到着。月山神社。10:30am。
地図の予想時間そのまんま。よしよし。
500円払ってお祓いを受けて、お参りしました。
ちょっと降りたところにある頂上小屋で一休みしてから、今度は湯殿山に下山します。 -
下山の方が辛い。。。膝に来ますね。
でもだんだん天気がよくなってきて、ちょっと遠くまで見えるようになってきました。 -
ここで右に行きます。
-
下山すればするほど、天気が良くなってきました。
なんて素敵な風景なんだろう!と思いながら下山して行きます。 -
湯殿山までの下山は大変でしたが、最後の難関はこの鉄はしごでしょう。。。怖すぎ。これが3−4カ所あったかなぁ。
スリル満点。 -
やーーーっと湯殿山到着。
途中ちょっと道に迷っちゃったので、1時間余分にかかりました。3pmに到着です。
湯殿山神社参拝。中の事はしゃべっちゃいけない。
すごかったということだけは言っておきます。 -
鳥居をくぐって、出羽三山参拝終了!!!
感慨深いです。
まぁ八合目までバスと、ちょっとズルな感じもありますけど、でも達成した! -
ここから16:35の最終バスで田麦俣まで行きます。
湯殿山にも参籠所がありますが、ここに泊まると次の日バスが11時までないのです。
田麦俣まで出れば、ここが始発のバスが朝7時からあるので(7時のバスは平日のみ)、次の日は大網にある即身仏の寺に行きたかったので、田麦俣まで来ました。
こちらは貴重なかやぶき屋根の住居。左側が民宿なんですよー!
かやぶき屋根の民宿なんて、最高じゃないですか!
レイアウトはそのままで、中は普通に電気もありますしお風呂もあります。
ご主人がとても人がよく、食事も自分の畑で取れた野菜や山菜など盛りだくさんでとても美味しかったです。 -
次の日はまた早めにご飯を食べて、7時のバスで数分の大網まで行きます。
ここから歩いて注蓮寺へ。30分くらいかかるけど一本道なので迷いません。
注蓮寺では開館よりちょっと前についちゃったんですが、丁度お寺の人と会ったので特別に開けてもらいました。
中には即身体、鉄門海上人がいらっしゃいます。 -
続いてこちらは有名な大日坊。
真如海上人がいらっしゃいます。
バス停から20分くらいのところにあります。注蓮寺から抜け道があるのですが、まぁ30分以上は歩いたかな。。
かなり本格的にお祓いを受けてから参拝。一人しかいなかったのにちゃんと説明してくれ、でもバスの時間があったので省略してもらったんだけど、 こちらも
「即身仏はミイラじゃないんだよー!」
と強調されておりました。 -
そして鶴岡に戻り、ちょっとフラフラしてから特急と新幹線で東京に戻ったのでした。
(これは鶴岡公園にあった建物。なんだか忘れた)。
いやー、目的は十分に達成されたのでよかった。
そして山登りは辛くて、翌日は全身筋肉痛。。。
なかなかハードでしたが、良い旅でした。
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