旅記録国内編2009　香川・高知・徳島〔03−四国八十八ヵ所霊場巡拝第１弾：第７７番札所・道隆寺編〕

2009/04/03 - 2009/04/03

【四国八十八ヵ所を巡る第１弾！“いつかはお四国”を実現する旅】
母の長年の「行ってみたい」に私の「いつかは一巡したい」を便乗させた、四国八十八ヵ所霊場“サミダレ打ち”の旅。
初めての札所巡りにちょっぴり観光も加えたい今回の旅、１日目は第７５番札所・善通寺を発願寺（打ち始め）として参拝し、琴平温泉に宿泊。２日目となる今日は、琴平や善通寺に近いエリアで札所参拝からスタートする。

【メンバー】
母と二人旅。

【ルート】
4/2　自宅−大山崎IC−＜名神高速道路・中国自動車道・山陽自動車道・瀬戸中央道＞−善通寺IC
　　 −＜Ｒ３１９・県道２４他＞−善通寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10357702/）
　　 −＜Ｒ３１９他＞−琴平温泉
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10362914/）
4/3　琴平温泉−＜Ｒ３１９他＞−道隆寺
　　（以上の旅行記⇒本編）
　　 −＜県道２１・県道２１２・Ｒ１１他＞−出釋迦寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10369296/）
　　 −＜Ｒ１１他＞−さぬき豊中IC−＜高松自動車道・高知自動車道＞−高知IC
　　 −＜県道４４・県道３５・県道１４・Ｒ５５＞−奈半利
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10371771/）
　　 −＜Ｒ５５＞−室戸岬
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10373997/）
4/4　室戸岬−＜Ｒ５５他＞−最御崎寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10376705/）
　　 −＜Ｒ５５＞−宍喰
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10378670/）
　　 −＜Ｒ５５・県道２４・Ｒ５５・県道３９・県道４１・県道１２＞−霊山寺
　　 −＜県道１２＞−鳴門IC−＜神戸淡路鳴門自動車道・山陽自動車道・中国自動車道・名神高速道路＞
　　 −大山崎IC−自宅
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10382693/）

【表紙の写真】
第７７番札所・道隆寺の仁王門。

エリア 丸亀・宇多津・多度津(香川)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

■9:50　道隆寺に到着
宿泊した琴平から車で約２０分、本日最初に参拝する第７７番札所・道隆寺に到着する。
通り道の所々に札所の方向を示す道標があり、カーナビにあまり頼らなくても分かりやすい。

道隆寺 寺・神社・教会

■駐車場が多い
参拝の参考にしているガイドブックによれば、駐車できる台数が少ない札所もあるようだ。
県道に面した駐車場が空いていたので迷わずそこに駐車したが、道隆寺には他にも駐車場があるみたい。
まぁいいや、散歩がてらここから歩くことにしよう。

道隆寺 寺・神社・教会

■仁王門
寺の正面に着くと、立派な仁王門。
そこから見える境内は、お堂の上がり口以外は平坦なようだ。
良かった〜、これなら母も十分に参拝できそう。

■大わらじ
仁王門の仁王像の背面には、善通寺で見たのと同じ大きなわらじ（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/16547045/）。

■境内
参拝の手順を思い出しながら、まず手水舎に向かう。
手入れされた花があちらこちらに並べられ、目が休まる。

■本堂
本堂も立派な建物だが、境内に建ち並ぶたくさんの観音像も見もの。

■大師堂
本堂に続き、大師堂にも参拝。
やっぱり白衣姿のお遍路さんが多いなぁ。
我が家もそうした方が良いかしら？
いやいや、それでは各札所のご本尊やお大師様から見て目立たないから、「遍路に見えない遍路」に徹しましょう(笑)。

■衛門三郎
大師堂の前で、弘法大師に許しを乞う姿は、衛門三郎という伝説の人。
弘法大師が托鉢に訪れたところ、鉢を割って追い返してしまい、その後に自分の子が続けて亡くなったことから、大師への非礼を悔い、詫びるために大師を追って四国を巡礼したのが、現在の八十八ヵ所霊場巡礼の始まりとされているそうだ。

■潜徳院殿御廟①
昨日参拝した善通寺は、お砂踏みができ、弘法大師の生誕地であり、平坦な境内で母が参拝しやすいことで、我が家の打ち始めの札所として選んでいた。
善通寺参拝後に琴平に宿泊し、その周辺に点在する他の札所を調べているうち、参拝のしやすさよりもご利益の面で是非母を連れて行きたいと思ったのがこの道隆寺。
そのご利益とは・・・。

道隆寺 寺・神社・教会

■潜徳院殿御廟②
道隆寺の本尊は薬師如来、病気平癒を願って参拝する。
その昔、目が不自由だった京極左馬造公が道隆寺に願掛けし快復、眼科医となり、「薬師如来と共に眼病を治す」と言い遺して設けられた墓所が、本堂脇にある潜徳院殿御廟。
以来、眼病平癒にご利益があるとして信仰されているそうだ。
（⇒クチコミ「道隆寺－目の病気にご利益」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kagawa/sakaide/tadotsu/tips/10130693/）
実は我が母、病気のせいで片目の視力が既にない。
せめて残った片目の視力が落ちないことを願おうと、今回の旅の２カ寺目となったわけだ。
しっかりお参りして、お札も頂いて行くことにしよう。

道隆寺 寺・神社・教会

■納経所
本堂・大師堂・潜徳院殿御廟の参拝が済み、ご朱印を頂きに納経所へ。
入口脇のお地蔵さんが、何だかほのぼのとしている。
眼病平癒祈願のお札を頂きたいと申し出たら、祈願の済んでいるお札と共に大きなマス目の記入用紙と返信用封筒を頂いた。
自宅に戻ってから、心を込めてマス目に平仮名の「め」の字を歳の数だけ書いて送れば祈願して頂けるそう。

■ご朱印
２つ目のご朱印。
こうしてご朱印のあるページが納経帳に増えていくのが、益々嬉しくなってくる。

■鳩ものんびり
本堂の屋根の上にもたくさんの鳩が見えたが、のんびりと境内で過ごしながら、入れ替わりやって来る参拝客を遠巻きに見守っている鳩も多い。

■遍路用品調達
道隆寺での参拝が済み、仁王門前の遍路用品店に立ち寄った。
今回の旅の前に用意した写経用紙は５０枚綴りのものが１冊。
既に８８カ寺すべてを巡る決心をしているので、母と二人分ではとても足りない。
写経用紙と共に「めぐすりの木」のお茶を求め、次の札所へ向かおうと車に戻った。

道隆寺 寺・神社・教会

■ここまでのルート
１日目：自宅〜善通寺〜琴平温泉（青色線）。
２日目：琴平温泉〜道隆寺（黄色線）。

道隆寺 寺・神社・教会