四川大地震の被災地――東河口村へ行ってきました

2009/07/31 - 2009/07/31

　四川大地震後、被災地は世界の人々から援助を頂きました。そのうち、日本人のご支援も頂いております。2009年7月31日、地震の被災地を援助するため、私達は1台のマイクロバスをチャーターして、米と食用油を買って、成都より約300キロ離れた四川省北部の青川県紅光郷東河口村に送っていきました。実は、この米と食用油を買う費用は以前四川省訪問された日本人観光客から送金された義捐金です。
　青川県東河口村は去年の大地震の時、被害がひどかったです。地震の時、断層がその辺を走ったので、山が突然爆発されました。爆発された土砂が、空から降ってきて、780名あまりの村民は埋もれてしまいました。現在、村の民居は地下80メートルあまりのところにあるそうです。当時、村の近くの道路にまた1台の路線バスが走っていました。その走ったバスも空から降ってきた土砂に鵜呑みされて、永遠に地下に埋もれてしまいました。バスに乗った乗客は行方不明者となっています。村の村長さんの話によりますと、行方不明者を入れて、現地で1000名以上の犠牲者が出ていました。昔の村民委員会のメンバーも地震で全員なくなったそうです。現在の村民委員会のメンバーは、地震発生した当初、他所へ出稼ぎに行ったので、その災難に会わなかったのです。地震後、他所へ出稼ぎに行った村民達はたくさん帰省ました。彼らは村の再建設のため一生懸命頑張っています。
　この東河口村に去年の11月から地震遺跡公園が建設されて、観光者にオープンされています。2009年7月中旬の大雨で、この辺にまた洪水に被害されました。私達行った時、土砂崩れの道路が修復されたばかりでした。
　成都から広元への高速道路を走って、金子山という出口から出たら、普通の道路になります。竹園鎮を過ぎると、道路沿いに地震後の新築された農家がたくさん見られます。新築された部屋がきれいに見えます、たくさんのところは工事中です。被害された東河口村にも新しい部屋があちこちにつくられています。

エリア 中国

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: その他

四川省東河口地震遺跡公園の広場に大きな石三つ並べられている、それは四川の「川」という漢字を意味しています。

東河口への道路は水害に毀された後、修復されたばかり。

この十字架の下80ｍあまりの地下に、1000名以上の犠牲者が眠っている。

600メートルあまりの山から飛んできた巨大な石。

地震で形成された堰止湖。

この赤い旗の近くに、地震前は東河口小学校が存在していた。地震後、小学校が消えたが、1本の木だけ残っていた。2週間前にその木が洪水に流された。

地震の廃墟に新しい農家が工事中。

青川県ほかの地震被害地で見た建設場面。