里海画報　ハマナデシコ花盛り　09/6/28

2009/06/28 - 2009/06/28

不法投棄現場北海岸のハマナデシコが満開でがんした。
強健なハマナデシコは土嚢袋や掘削面の境界のフェンスの脇のＵ字溝の隙間などにも芽を出し、しっかりと花を咲かせとったでがんす。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 バイク

冬の間、作業車に踏まれそうになっとったハマナデシコの株を資料館の西側に緊急避難さしたんが全部活着して見事に花を咲かせたでがんす。

ハマナデシコは多年草で冬の間はロゼットといふ低うになった姿で寒風から身を守るんでがんす。
6月下旬になって、今年も花を咲かせたでがんす。

花の直径は10〜15ｍｍ位でがんす。

産廃のシートの重石にしとる土嚢袋にも芽を出して花を咲かせとるでがんす。

止水壁護岸のあちこちにもハマナデシコは咲いとるでがんす。

北海岸に降りて、砂浜にはスナガ二の穴が点々と見えたでがんす。

護岸の捨石に着き始めたカメノテも元気そうでがんした。

石の間にはスガイやイボニシなどのダビ(小さい巻貝)が隠れとってぢゃ。

潮溜まりには15mm位の赤いエビがおったでがんす。

モエビは卵を持っとったでがんす。

ドロメも岩の下のシェルターの常連でがんす。

コアマモの緑の絨毯の上にはマメコブシがじっと死んだ振りでがんした。

オサガ二は去年から生息域を西側に増やしたみたいでがんす。

♀のオサガニはハサミが小さいでがんす。

潜望鏡みたいなオサガ二の眼でがんす。