2009/07/25 - 2009/07/25
13347位(同エリア26417件中)
窓際さん
関西に旨いフレンチは無い・・・・
と、思ってました。
ごめんなさい。
許してください。
気になってた『Hajime』で
目からウロコなデジュネのムニュ。
コースで食うと、どぉ〜も印象に残らなくてイヤだったのだが
1本勝負のこのランチコース、
感動しまスたっ
http://www.hajime-artistes.com/
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-
知らないと通り過ぎてしまいそうな
さっぱりしたエントランス。
大阪駅からタクったのだが、
せっかくのナビもルーペで見ないと分からない
運転手さん。
悩みに悩んで迷いに迷って、
おかげででっかい雨粒の雨まで降り出して・・・
タクシーからスーツケースひっぱりだして
大騒ぎしてるのに
店内からはカサすら持って出てきてくれない。
かなちぃ(爆)
中に入ると、タオルはくれましたけどね。 -
店内もシンプルでキレイな雰囲気。
先にお客さんが入っていたので撮れず。
残念(笑)
秋に出るミシュラン関西版では
星のウワサも出ているのに
土曜のランチは、空席もアリ。
写真は食前酒のメニュー。
わたしはグレープフルーツで作った
ホワイトミモザを。 -
水のね、メニューもあるんですよ。
こんなの初めて見た。 -
シャンパンゴールドな紙に印刷された
今日のムニュの内容と、
シェフの料理に込める思い。
アペリティフ呑みながら眺めるのだが
難しい(爆)
そういやこちらのシェフの経歴、スゴイのである。
フランス3つ星『ミシェル・ブラス』が
世界に唯一支店として認めた
北海道、洞爺湖の
『ミシェル・ブラス トーヤ・ジャポン』で
肉担当シェフを任されていたとか。 -
このレストランはカルト無し。
おまかせ1コースのみ。
こっちは熟読(笑)
この紙はもちろん持ち帰り可能。
写真は家の冷蔵庫に貼って撮りました(笑) -
アミューズ。
上からノワゼット。
ヘーゼルナッツの香りがいい泡あわ。
次はかぼちゃのムース。
と言いつつ、かなり液体。スープな感じ。
一番下は、トリュフ。
なんとアイスになっているのである。 -
この一番下のトリュフアイス。
甘さ、塩気、トリュフの香り。
おいおい、アミューズから
びっくりの旨さだよ、こりゃ! -
ウッフ 卵。
桃のピューレ、エピス風味のクリーム。
ローストしたアーモンド・・・・
このヘンはね、ふわっと甘いムースって感じ。
桃も、え?どこ?ってぐらい。 -
そんでもって、
底には半熟のタマゴ。
混ぜずにすくい出して食べてくれと言われる。
強く持つと割れそうな殻をつまんで
あまぁ〜い黄身に
さわやかな甘さのソースを堪能。
うみゃい。 -
あみゃりの衝撃に撮り忘れていたが、
コレ、バター(笑)
左からお塩、エシレ、北海道の無塩。 -
パンはコレと
後から全粒粉のパン。
もぉ、熱々で出てきて
これがまた旨いんっすよ〜っ -
他にもギリシャ産のオリーブオイル。
色のワリにはシブさの無い
すんごいいい香り!
瓶でくれっ -
サンジャック 帆立。
黄色い泡はサフラン風味。
下にはクスクスのサラダ。
これに、結構シャリっとした食感の酸味あり。 -
で、問題の帆立。
モタモタ撮ってるのが腹立たしいぐらい
絶妙な加熱度合い。
帆立の香りがすんごい広がって
甘いっ 旨いっ -
ミネラル。
今回は66種の野菜の一皿。
『ミシェル・ブラス』でもスペシャリテ。
コレが食べたかった!
野菜ですよ?
野菜だけ、ですよ?
何これ、サラダ?
旨いの?
いやいやいや、食ってみないと分からない(爆) -
自然への敬意、ミネラルへの表現。
ひとつひとつの野菜が
適した食感に仕上げられ、
アサリの香りの泡と、色とりどりの野菜のピュレ。
下にも旨みたっぷりのソース。
大事に大事に、
こんなに大事に野菜をいただいたのは初めて。
旨い。
すごい。
こんなの初めて食べた。
カラダに染み入る野菜の旨み。 -
そうそう、ところで酒ですが
ボトルを開けるか、グラスで行くか
もぉ悩む悩む(爆)
でも、飛行機の時間もあるし
相談しながらグラスで行くことに決定。
でもね、つまんねぇテーブルワインじゃなく
どれもそこそこ旨いっす。 -
次は、フォアグラ。
タテな器にびっくり。
なんか和な感じ(笑) -
このフォア、どうなってんだろ。
すんごいなめらかな舌触り、クセの無さ。
上から1/4、1/8、1/16、そして粉な黒胡椒。
ちょっとだけあるバルサミコと赤ワインのソースは
キャラメルみたいに煮詰められ、
その甘酸っぱさがフォワにむちゃくちゃ合う!
フォアグラの下は穀類。
ディルも、こんなにフォアに合ったんだ!
赤いのは、スペインの唐辛子だったかな。 -
アニョー 仔羊。
最近流行の低温調理?
でも、皮表面には、炭火の香りを加えてある。
やっぱ肉の焦げる香りは、肉料理に不可欠!(笑)
熱は通ってあるが、すんごい生な感じ。
さすが肉シェフ。
肉、食ってる〜っって感じ! -
添えられているのは
茄子のチップス、下に青梗菜。
手前はクミン風味のヨーグルト。
って言っても、乳製品の濃厚さが凝縮された感じ。
奥は干しぶどうのチャツネ。
甘酸っぱい濃厚なチャツネは、肉に最高!
旨いっす!
たまらんっす! -
コース料理って、
なぁ〜んか印象に残らずキライだった。
しかし、ココのはすごかった。
そんな感動をしめくくるデセール第1号は
オリーブのソルベ!
華やかなオリーブの香りのアイスクリームに
黒オリーブの乾燥粉末。
奥は濃厚なオリーブのソースで、
オリーブ!オリーブ!オリーブ!
こんなの初めて!
あ、酒は思わず泡を注文(笑) -
次はペッシェ 桃。
立体的なガラスの器。 -
ちょっとずつ中を覗いていく(笑)
黒糖のいい香りな
サクサクのフタを明けると、 -
中はちべたぁ〜いキルシュのアイス、
底の方には、あったかい白桃。
あったかい温度。
桃の味。
ちべたいアイス。
周りのサクサク。
いいっす!いいっす! -
ミニャルディーズ。
なんか、しゅてき〜っ
わたスは紅茶。
オヤジはエスプレッソ、しかもダブルで(笑) -
白チョコ、黒チョコ、キャラメル。
どれも融点が低く、
とろけるおいしさ。 -
パリパリなビターチョコ。
グラスの底には香りを移すクローブ。
鮮烈な香り。 -
コレ、なんだっけかな〜っ
もぉ泥酔で。
覚えてるのは、「タルトの再構築」。
底に桃だっけかな〜?
上にクリーム、フタにタルトなサクサク。 -
ずいぶん早くに
帰りのタクシーをお願いしていたのだが
混雑しているらしく、なかなか来ない。
なので、キッチン見学。
細い窓から、覗けるのである(笑)
入り口右には、ちっさめのセラー。
トイレもね、細々と掃除されていて
そういや、女性用にコットン、歯ブラシ、爪楊枝。
タオルもふんだん。
椅子まである。
トイレ、いいよ、ココ!(爆) -
コレ、入り口の写真。
タクシーが来たと言うので、
慌てて出てパシャリ。
気がつくと背後にシェフが立ってる。
そう。
呼んでもないのに、ちゃ〜んとお見送りに出てくれて
もちろん記念撮影。
お土産もくれて・・・・ -
コレがそのお土産。
メレンゲのサクサクで、
帰宅後、泡のアテにおいしくいただきました(笑)
総評。
久しぶりの目からウロコなレストラン。
ランチのコースで、あそこまでやるか?!(爆)
ちなみに所要時間は3時間近く。
サーヴィスも愛想がよく洗練されて、
ちょっと頼んだグラスワイン、間違えてたけど
星、たくさん付いて欲しいお店っす。
お客さん、独特な関西マダムなヒトもいて、
ちょっと面白いっす(笑) -
マルビル下の伊丹空港行きバス停までタクシー。
ちょうどバス、来てるじゃん!
で、伊丹に着いたら即行で・・・・(爆) -
昔はね、お寿司屋さんがあったのである。
いつかあの寿司屋で寿司食ってやると
思っていたのだが
今は京風ネギ焼きに変わってた。
いや、まぁ、コレはコレで旨かった(爆)
ANA側、手荷物検査場過ぎて、“中”にあります。 -
そうそう、今回の戦利品。
『鍵善』、行列で食べられなかったが、
おひがしだけ買って来た。 -
キレイで旨いんですよ?
2段になってるのかと思ったら
高い理由は“箱代”らしく
中身は少なかったが(爆)
そういうワケで、今回は和と洋、
徹底的に楽しめた旅だった。
次回はそろそろ経験値もたまってきたんで
和をカルトで攻めてみたいな〜なんて(笑)
長々読んでいただき、感謝でございます。
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