里海画報～海蛍　０９・６・２５

2009/06/25 - 2009/06/25

ここの所、福武の発表会やアースデイなどで忙しく、北海岸の干潟でまともにいきもの写真を撮る時間がなかったけど、大潮の干底の時間帯に行ってきたでがんす。
海蛍も見れて良かったでがんす。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 バイク

夕方の高速艇で家浦に着いて、そこから大急ぎで北海岸に急行、日没頃に着いたら北海岸の止水壁の護岸にハマナデシコが一斉に咲いとったでがんす。
この2〜3年、干潟に通うついでに不法投棄現場に咲いたハマナデシコの種をまき散らしてきたけど、巧く着いてくれたみたいでがんす。草刈は誰か時々してくれたけえ、乾燥した海辺のハマナデシコに最適の場所になりつつあるみたいでがんす。
このまま増えていったら、6〜7月に海から見て護岸が桃色に見えるかもでがんす。瀬戸内海の豊島の在来種の花がもっと豊島で増えて欲しいでがんす。

イタドリやヤシャブシは草刈で刈られるけど、ハマナデシコは冬にロゼットとなり平たくなって、草刈りからは守られるけえ、イイ場所でがんす。

ここ何年間、大型台風が来てないけえ、アマモ場も青々としとるでがんす。

6/7のアースデイで外来植物除去作業を福武学術文化振興財団の研究助成でボランティアの皆様と一緒にやったおかげでRDB一種のナミキソウが群落を成して咲いとったでがんす。
アースデイなどでじっくり接写とかでけんかったけど、やっとでけたでがんす。

日が沈んで残照で干潟が紅く染まってええ感じでがんす。

今年2月に着生が確認されたカメノテも元気みたいでがんした。

干潟のコアマモには種がでけて、どうも発芽しかかっとるみたいなんが見える(下の方の莢)でがんす。

アカニシが小型のアカニシを抱き込んで、どうも生殖のため交接しとるみたいでがんした。
引き剥がしたら輸精管みたいなんが見えたでがんす。
しかし、共食いで、消化管を差し込んで中を溶かして食う最中ぢゃったら怖すぎかもでがんす。
さて、どっちなんぢゃろうか？

もう撮影限界で、帰ろうとしたら、コアマモの中で光るもんを見つけたでがんす。
海蛍の光でがんした。

もう撮影限界でがんす。
干潟もとっぷり暮れていくでがんす。