食べある記2009　大阪〔Ponte Vecchio編〕

2009/03/19 - 2009/03/19

【年度末プレ打ち上げは、高級イタリアンに突撃！】
「年度末」という言葉が頻繁に聞かれるようになった２月中旬のある夕方のこと。
いつもはしかめっ面で仕事をしているトノが、何となくご機嫌なのか、ニコニコしながらツボネのデスクに近付いた。
　ﾄﾉ　　　「そろそろ年度末やし、皆で旨いモンでも食いに行こか？」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「エェねぇ♪」
　ﾄﾉ　　　「あのな、行きたい店があんねんけど・・・『ポンテベッキオ』・・・（モジモジ）」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「オォ〜、エェやないのぉ〜♪」
　ﾄﾉ　　　「けど、ちょっと高いねんなぁ、あの店・・・」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「高いって、どんなもんよ？」
その会話をダンボの耳で聞いていた(笑)ヒメ、さすがに仕事が早い(爆)、既にＰＣの画面ではその店のホームページを探し出していた。
　ﾋﾒ　　　「うわぁ〜、美味しそう♪」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「じゃなくて！幾らよ？」
　ﾋﾒ　　　「コースで１万５千円か２万円・・・みたいな」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「たまにしか食事会できへんのやし、エェやんな？」
　ﾄﾉ　　　「ほな、予約して」
　ﾋﾒ　　　「どっちのコースにしましょ？」
　ﾂﾎﾞﾈ　 「んなもん、高い方に決まってるがな！」
かくして１ヵ月後の連休前の夜、トノ・ツボネと２人のヒメ、それに長電話中にすべてが決まってしまって登場できなかった(笑)ワカドシヨリの一行は、期待に胸膨らませて事務所を出発した。
（⇒クチコミ「Ponte Vecchio−高級感溢れるイタリアン」
http://4travel.jp/domestic/area/kinki/osaka/oosaka/yodoyabashi/tips/10125521/）

【表紙の写真】
土佐堀通りと堺筋が交差する北浜の大阪証券取引所ビル。目指す「ポンテベッキオ」は、この１階にある。

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 私鉄

■入店
「ところで、ビルの１階とは聞いているけど、入口見たことないよな？」とキョロキョロすることしばし。
「多分、こっち」でビルの北側に出てみて入口を見つけた。
エントランスは明るいが、客席は少し暗めの照明。
一番奥に設けられた私たちの席に移動するが、所々に空席が見られる程度の入客状態。
それでも店内はとても静か、高級感がヒシヒシと伝わってくる。
私たちもその雰囲気に合わせるべく、いつもの事務所での会話をグッと抑えて行動している(笑)。

■着席
店の奥のガラスで仕切られた一角が私たちのテーブル。
テーブル上にセットされたカトラリー類の多いこと。
「おまかせコース」でお願いしているけれど、一体何品出てくるかしら？
各自の前に置かれたプレートは、デザインが同じでもそれぞれ違う色のものだった。

■お飲み物
さて、食前酒ね・・・。
いくら下戸(笑)でも１杯ぐらいはお付き合いできるでしょうと、カクテルをチョイス。

■乾杯
ちょっと早いけれど、今年度お疲れ様・来年度もヨロシク！の乾杯。

■１品目
できたての宮崎県産水牛のモッツァレラチーズを浮かべた吹立菜のズッパ。
このモッツァレラチーズが糸を引くのなんのって。
誰よ、納豆と比較したのは？(汗)

■パン
硬めのものと、パウンドケーキより柔らかいものの２種類。

■２品目
温かいポテトのティンバッロとキャビア。
お店の定番メニューなのだそう。
うぅぅ、キャビアだ、ポテトが上品なお味だ・・・と、普段は滅多に接することのない“お上品さ”に慣れようとする一行(爆)。

■３品目
北海道産タラバ蟹の炭火焼き・赤ピーマンとアサリの辛いソース。
オリーブオイルの効果もあって身がプルプルのタラバ蟹は、ソースなしでももちろん美味しい、ソースを添えればもっと美味しい♪

■ワイン
食前酒などとっくに飲み干しているトノは、リストとにらめっこしてワインをオーダー。
下戸な私にはサッパリお味の良し悪しなど分かるはずもないけれど、飲みやすかったことは確か。
全員が思っていたらしい、きっと高いの選んでるよって。
知らないよ〜、勘定奉行に却下されても(笑)。

■４品目
山口県産天然トラフグとその白子のオイル煮・菜の花のエチュベ添え・黒トリュフ風味。
ん〜、何てクリーミー・・・。

■器
どの料理も白い器に盛り付けられているけれど、却って料理がはっきり見えて引き立つかも。

■５品目
富山湾産蛍イカとフキノトウのスパゲティーニ・山菜のフリット。
国産の旬の素材が多く取り入れられたメニューに感動する一行。

■６品目
河内鴨のロートロ炭火焼き・徳島産筍と木の芽の香り。
昨年末の忘年会のイタリアン（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10312991/）で、鳩肉のヘビーさ（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/15478059/）にちょっと面食らっていた一行は、予約の時点でジビエ系素材を極力避けて頂くようにお願いしていた。
鴨なら大丈夫！で作って下さったのがこの一品。
柔らかいし、クセも感じず、これは美味しい♪

■７品目
プレデセールは、お口直しのマスカットのシャーベット。

■８品目
既に別腹領域までかなり満腹感を感じていた一行でもすんなり頂ける量のデザートは、メロン・シャーベットとフワフワのムース。

■満腹
食後のコーヒーを頂きながら、お値段も雰囲気も高級だった食事の余韻に浸る至福の時♪
けれど、何だか皆おかしいぞ、普段の雰囲気とあまりにもかけ離れすぎて固まってないか？(笑)

■種明かし
料理を出す時に「できたての宮崎県産・・・」と説明を聞いたところで覚え切れるはずもないと思った私は、コースの“お品書き”をお願いしてみた。
コースがすべて終わるまでに一行全員に配って下さったコレがなければ、コメントに料理名をスラスラ書くなんてとても・・・(笑)。
さすが高級店、言ってみるものだわ。
それでなければ、３ヶ月も経った今、どんなに写真とにらめっこしたって「これ、何だっけ？」だもの(爆)。

この旅行記へのコメント （2）

• nonmamさん 2009/06/25 14:34:18

  ひぇ〜ヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ!!

  超高級レストラン！エジプト滞在中のお料理とは違いすぎ！！
  
  デモね〜、行ってみたいわよねぇ〜☆
  
  ひょっとして、Poppyさんはイチゴのシャンパンカクテル１，５７５円を注文されたのかしらん？
  昔は「枠」（←ざるを通り越していた）だったため、今はまったくの下戸でもカクテルみたいな女子供のお遊びみたいな飲み物を飲むなんてプライドが許さない！と思っている私も、これなら飲んでみたいわ！
  
  このカクテルを含め、すべてのお料理、さぞ美味しかったでしょ！
  
  ところで、Poppyさんはヒメ１？ヒメ２？
  
  

  Poppyさん からの返信 2009/06/25 17:18:54

  RE: ひぇ〜ヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ!!←.．・ヾ(。￣□￣)ツ　ギャァ!!by勘定奉行ww

  そうなんです、あまりにもギャップが激しくて。
  帰国したので、次は“いにしえ”に取り組んで
  部屋の資料の山を数ﾐﾘ低くしようかと思ったのですが、
  エジプト料理の写真ばかり見ていたので、ちょっと食欲の湧くもの作らないとと思った次第(笑)
  
  ツボネ・ヒメ１・ヒメ２は、みんなイチゴ選択でした〜。
  トノとワカドシヨリは、とてもイチゴが似合うとは思えませんし。
  
  (ノ´▽｀)ノオオオオッ♪
  nonmamさん、相当イケるお方なのですね！
  「まったくの下戸」とか言いながら、きっと私の「下戸」とはレベルが違うような気がする・・・
  学生の頃は、先輩に無理矢理飲まされたりしましたけど、
  ここ５年ぐらいは急激に飲めなくなりましたよ。
  ま、アルコールによる肝臓の心配をしなくて良いと思えば |-^)v
  
  さすがにあのお値段ですから、パクパクいただいちゃいました♪
  シェフのこだわりと言うのでしょうか、たまに個性的なお味に出会うこともありますけど、
  今回のコースは「Σ('◇'*)エェッ!?」がなく、
  全体的に優しいというか、ホッコリするというか。
  仕事で神経ピリピリの後としては、ホワァ〜ッと緊張がとけるような感じでしたよ。
  
  > ところで、Poppyさんはヒメ１？ヒメ２？
  
  さぁて、どれでしょう？ww
  もしかしたら、「ワカドシヨリ」かもしれませんよ〜(^^;)
  
  Poppy