2009/05/03 - 2009/05/03
97位(同エリア99件中)
ひらりんさん
伊勢神宮別宮の滝原宮に別れを告げ、ツヅラトから始まる本格的な峠越えの前にのんびり古い街並みや大内山川を眺めながら歩くコースである。
殆どがアスファルト路であるがごく一部、「土道」が残っているのである。
熊野古道は峠越えに限るつ思っている人は、この区間は省略しても良いであろう。
ただ、古人達の思いと一緒になって歩かれる事も一興かと思うのである。
世界遺産登録地域:
なし
歩行距離
JR滝原駅〜JR梅ヶ谷駅 約18Km
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
-
スタートは滝原駅である。
結構、長丁場なので、一呼吸置いてから出発する事としたのである。 -
滝原駅から少し下ったところにある小さな神社にお参りして、道中安全を願ったのである。
-
今回、主役の大内山川である。
本流の宮川と同様、神々の住みそうな川ではあった。 -
R42から別れ古道の雰囲気の残る旧道を歩くのである。
このコースは結構R42を歩かされるのである。
あまり、幹線国道を歩くのは気分のいいものではないのである。 -
奇っ怪な案山子がいた。
挨拶してやったけど、返事はなかったのである。 -
かなり古そうな道しるべであった。
「国鉄滝原駅」....
う〜ん...時代を感ずるのである。 -
石灰華とあった。
解説を読んだが理解出来なかったオイラは理科の勉強をやり直さねばならぬと思ったのである。 -
紫明荘とあった。
熊野街道時代の旅籠の名残かも知れぬ。
現在ではすっかり廃屋となり朽ち果てていたのである。 -
阿曽温泉である。
時間がある向きは立ち寄られても良いであろう。
ただ、温泉につかった後、歩くのは避けた方が賢明かと思われる。 -
豆腐屋の「タマキ」である。
なんか...
時代を感じさせる店ではあった。
ちゃんと営業しているようではあった。
今後も続けて欲しいのである。 -
阿曽観音堂である。
天保の頃の観音様らしいが詳しい事は不明との事。
般若心経でもあげておこう。 -
川縁の家である。
大内山川も暴れ川だと推測されるのである。
大丈夫かな。と勝手に思ったのであるが、イラン世話であろう... -
岩船公園である。
ここまでで全体の約1/3。
小休止することとしたのである。 -
屋根の曲がった家があった。
手入れする者がいないのであろうか...
チト、寂しい気がする。 -
典型的な田舎の風景である。
なんか、のんびりした空気に包まれるような気がしたのである。 -
「山海の里 紀勢」である。
色々な物産を取り扱っていた。
新鮮な牛乳を所望するのも一興かも知れぬ... -
伊勢柏崎駅である。
ここで全体の約半分である。
メタボのヲッサンは大分へばってきたのである。 -
旧紀勢町役場前である。
すっかり緑となっているが、「枝垂れ桜」の巨木である。
満開時には見事であろうと勝手に推測するのである。 -
大蓮寺である。
花が多い境内ではあった。
お参りして、一服つくのも良いであろう。 -
旧街道の面影を遺す部分である。
このような光景がところどころにあるのが、このコースの特徴ではある。 -
高速交差である。
興ざめである。
日本人は今一度、ホントにこれ以上の高速網が必要かどうか検討する時期に来ているのではないか。
輸送力の強化なら紀勢線の強化という手もある。
恐らく、鉄道幹線の整備の方がコストは小さいであろう。
当然の事ながら環境負荷も鉄道の方が小さい。
この高速道路整備のツケは一体誰が支払うのだろう... -
一里塚である。
ここから、このコースの唯一である「土道」に入るのである。 -
近畿自然歩道とのことである。
「熊野古道」の看板もあったのである。 -
「らしく」なってきたのである。
-
大内山川も寄り添っているのである。
-
行く手を阻むものもあった。
こうでなくては熊野古道と言えぬのである(意味不明)。 -
この宿は現役のようであった。
やはり、旅籠時代から続くのであろうか。
一度、泊まってみたい気もするのである。 -
大内山駅である。
あと一駅分。 -
中組常夜灯である。
結構でかいのである。
井村屋が明治時代に設置したとの事である。 -
R42を歩いていると、メタボな牛がいたのである。
-
土地が余っているとの事。
お一ついかが? -
「ツヅラト」の文字が見えたらゴールは近いのである。
-
八柱神社である。
梅ヶ谷駅の前にあるのである。
熊野詣でが盛んなころ、巡礼者はこの神社に道中の安全を祈願したとの事である。
ここから、ツヅラト・始神・馬越等、峠道が続くのである。 -
ということで、ゴールの梅ヶ谷である。
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