サーモンが食べたい！　タスマニア?

2007/09/30 - 2007/10/07

新鮮なサーモンと大自然を求めタスマニアへ。
サーモンはホバートで堪能したので次は大自然！

レンタカーを借りて１週間ほどタスマニアをまわりました。

エリア オーストラリア

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー

まずは
ホバートから約２４ｋｍにある町リッチモンド

リッチモンドブリッジ
１８２３年　オーストラリア最古の橋
ガイドブックによると囚人が造った橋。
当時囚人に憎まれていた意地悪な現場監督がいて、
囚人の一人がその現場監督を川に落として殺してしまった。それ以来、幽霊が出るとか・・・。

知らなかった！
写真に写ってる人観光客じゃなくて幽霊かも！？

こんな川で人が死んでしまうの？と思うほど
のんびりした穏やかな川です。

タスマン半島にあるポートアーサー
１８３０〜７７年までに実際に使われていた監獄跡。

全くポートアーサーと関係ないけど、
ここのトイレの手洗いのハンドドライヤーの

この絵すごく好き。

とってもオーストラリアらしい。

でもエミュー手ないのに・・・(笑)

ポートアーサーから北上し、
フレシネＮＰちかくのＹＨに宿泊しました。

タスマニア東海岸は雨があまり降らないエリア。
ここの飲み水用の水道水は雨水を貯めたもの。
少々茶色い水だったけど、雨水が飲めるくらい
タスマニアの空気はキレイ！

ワイングラスベイを見るためフレシネＮＰの
ウォーキングトラックを歩きました。

大きな岩が〜

危ないっ！
私が支えてる間にみんなっ早く通って！！

↑
そんなことやってても・・・

約１時間で展望台に到着

ワイングラスベイ
その名の通り、ワイングラスのような形の湾

別の展望台にも来ました。
ここは駐車場からすぐの展望台

さらに北上してビシェノーへ来ました。
このあたりには野生のペンギンが暮らしていて
夜になるとペンギンを観察できるそうです。

道路標識もペンギン注意！

ブロウホール

打ち寄せる波が岩の隙間に入るたびにその勢いで
潮が噴き上げます。
写ってる人と比べるとすごい高さ！

近くで見ると大迫力

近くに漁村もありました。
港近くの建物の中を見たら・・・
オイスターの殻をあける作業をしている漁師さんがいた。

タスマニア東海岸の海はとてもキレイ

この日の宿泊地はロス
とても小さな静かな町なんだけど
ここにはタスマニアを旅する日本人にとって超有名な
パン屋兼宿泊施設があります。

ロスビレッジベーカリー
ここ映画「魔女の宅急便」のキキが住んでいたパン屋の
モデルになったんじゃないか？といわれている場所。

お店の裏にちゃんとした宿泊施設の建物とは別に
小さな建物があり、そこの２階の屋根裏部屋がモデル？
って言われている部屋です。

この部屋に日本人観光客がたくさん来るので
お店の人ももうわかってるみたいで、
予約の電話の時「Kiki's Room?」って聞かれました。

←この２階にその部屋があります。

部屋の中はこんな感じ

ジジ？？

やっぱりパン屋さんだけあって、
朝食のパンすごく美味しかった♪

そしてすごい量

パンも買って帰りました。

１８３６年に造られたロスブリッジ

ロスのメインストリート

ロスは
古くて、静かで、美しい小さな町でした。

ロスを北上してランセストンへやってきました。
タスマニアではホバートに次ぐ大きな街です。

カタラクト渓谷

ランセストンの北にあるタマバレー

そしてこの川はタマリバー

多摩川？(笑)

はちみつ屋さんではちみつも買いました。
店の車も蜂さんになってます。

タマバレーはワイナリーもたくさんあるところ。
小さなワイナリーにも立ち寄り

ランセストンの風景写真やポストカードで
橋とカラフルな家々とボートが写った写真を
よく見かけたのでそれを撮ろうと、
ここだっって場所に行って写真をとってみたけど・・・

←天気も悪しイマイチな写真

ランセストンのバッパーで飼っていたネコのフジ君。
きっとみんなが食べ物あげるんでしょう。
キッチンに「ダイエット中だから餌をあげないで！」の
張り紙が。

しかし真夜中に一人でキッチンに行ったら、
ごみ箱の食べ物を狙うフジを発見！！

目が光って、ちょっと怖い！
絶対この子、痩せられないわ〜

次の目的地はクレイドルマウンテン

←はちみつ屋さんの前に

こんなん絶対車止めて顔入れて写真撮りたくなるわ〜
そして店寄っちゃうわ〜

とても商売上手なはちみつ屋さん。

big タスマニアデビル

モールクリークにあるマラクーパケイブ

この鍾乳洞には土ボタルがいました！

クレイドル山に近づくにつれ
周りの風景も雰囲気が変わってきた。

よく見たらウォンバット発見！

ここから先が世界遺産エリア

なんだか聖地に足を踏み入れるって感じ。

クレイドル山近くのＹＨで１泊し、
翌日クレドル山前にあるダブ湖を１周する約１時間半の
ルートを歩きました。

それにしても天気悪い。そしてすごく寒い。

すごく見にくいけど山から滝が流れてる。

クレイドル山から今度は西海岸へむかいます。
西側は鉱山の多いエリア

←たぶんジーハンの町
ここも鉱山の町です。

ストローン近くの川

川の色が真っ黒！！
ガイドブックによると・・・
周辺の特異な地質の影響によってブラックコーヒーのような・・・

絶対鉱山の影響だ〜！！違うかな？？

そしてタスマニア西海岸
ストローンのビーチへ行ったら！

ドロドロの真黒な海・・・。
石油が海に流れ出てしまったんんじゃないか？って感じ。

次はクイーンズタウンへ向かいます。
たぶん遠くに見える山のふもとがクイーンズタウン。

クイーンズタウンも鉱山の町
←ちょうど夕日が当たって鉱山がよくわかる。

奥が機関車の駅　
機関車はスタローン⇔クイーンズタウンを走ります。

手前は宿泊したホテル

クイーンズタウンの町並み
小さな町です

次はセントクレア湖を目指します。
クイーンズタウンを過ぎて途中、展望台があったので。

とっても変わった地質をした山。

場所場所でかなり山の色が違う。

ここも何か採掘した跡なんでしょうか？

タスマニアって手つかずの自然ばかりと思ってたけど、
西側は鉱山がたくさんあって、
今までのイメージが少し変わりました。

セントクレア湖にやってきました。
私たちはクレイドル山→セントクレア湖を車で
グルーっとまわってやってきましたが、
本当はクレイドル→セントクレアを歩くトレッキングルートがすごく人気なんだとか。
ただし、ちゃんとした装備と約１週間の時間が必要。
あと、体力。

私は無理っ。

いったんホバートに戻って、
今度はホバートの南東にあるヒューオンバレーへ。
森の中の空中を歩くエアウォークがあります。

ここのすぐ近くも世界遺産エリア。

寒いけどシダ植物のジャングル変な感じ・・・。
このあたりも冷温帯雨林があります。

冷たくて雨が多いって・・・
よく考えると最悪な気候ですね。

でもこの特殊な気候のおかげで独特の生態系があり、
自然遺産なんですよね。
それに人間が住みにくいから開拓されずに
手つかずの自然が残ったんだと私は思います。

ヒューオンバレー近くはりんごの産地。
ちょうどりんごの花が咲いてました。

最後にホバートでレンタカーを返して
タスマニアの旅は無事終了〜っていきたかったんだけど

実は旅の途中、ある駐車場でバックした時
変な場所になぜか小さな岩が置いてあって
マフラー付近のバンパーを当ててしまっていました。

なのでレンタカー屋のオジサンにぶつけたと報告。

数日後、修理代の見積もりがとれたと連絡を受け、
修理代など＄４５０を支払いに行きました。

でもここのオジサン、メッチャいい人。
「車を傷つけても何も報告せず返す人なんて
よくあること、あんたは正直者だ」と逆に褒められ、
車を借りたときの保険で全額お金返ってくるからと、
書類やら申請の方法も教えてくれました。

オジサン、タスマニアめっちゃ良かったよ〜。
タスマニアに住んでるなんてすごくうらやましい〜。
って言ったら、
オジサン「俺はタスマニアは好きじゃない。
バリ島が大好きで毎年バリ島へ行くのが楽しみ」と。

あら、そうなの。
やっぱりみんな結局無いものねだりなのね。

最後にオジサンが
「あんたの事故なんてたいしたことない。
この間、返ってきた車なんてこれだよ」

←と見せてくれたのがこの車

この事故がスゴイいんじゃなくて、
これを運転してここまで来れた事がスゴイと思った。

こんなんでも保険全額おりるんだって！

保険ってスゴイって思って
タスマニアの旅行記　　おわり