2009/04/19 - 2009/04/19
90位(同エリア99件中)
ひらりんさん
熊野古道(伊勢路)に於いて、本格的な峠越えが登場する最初のコースである。
旧街道を淡々と歩き、峠を越え、伊勢神宮別宮の滝原宮をお参りし、熊野へ向かうのである。
コース的には距離は長いし、疲れた頃に峠越えがある。
峠越えのみを楽しみたい方はJR三瀬谷〜JR滝原のみでもいいであろうとおもわれる。
世界遺産登録に際して三瀬坂峠が入っていないか不思議である。
何か行政的企みでもあるだろうか...
世界遺産登録地域:
なし
歩行距離
JR栃原駅〜JR滝原駅 約21Km
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
スタートはJR紀勢線「栃原駅」である。
-
駅を降りたらお日様が上がってきたのである。
-
新田交差点である。
ここが女鬼峠からの合流点である。
向かって右に入るのが本コースなのである。 -
最近、熊野古道を歩くと道しるべが整備されており、歩きやすいのである。
行政、及びその関係者に感謝なのである。
なお、バカ曲がりに興味を持ったオイラなのであった。 -
バカ曲がり付近の紀勢線のレールである。
いつ、蒸気機関車が現れてもおかしくないような空気ではあった。 -
山の神である。
他にも皇大神宮、津島神社、庚申が鎮座されているのである。
オイラも含めて、巡礼者は足を止めた事と思われる。 -
「レストラン 名古屋」である。
奥伊勢まで来て、「味噌カツ」は喰いたくないのである。 -
平成の熊野詣の幟である。
至る所に立っているのである。
気合いが入っていると思われるのである。 -
奇っ怪な宗教団体があった。
ただそれだけである。 -
高速交差である。
古道滅失のため国道42号をかなりの距離歩かされているのに高速道路まで登場である。
ハッキリ言って興ざめではある。
徒歩での巡礼のありがたみが薄れていくようではあった。 -
弁慶岩である。
弁慶が、紀州からの帰りに腰を下ろした岩との事。
ちなみにオイラが腰を下ろした岩は「ひらりん岩」と呼んでもらえるのだろうか... -
道中安全祈願地蔵である。
熊野詣でを行う人々が道中の安全を祈り願った地蔵とのことである。
オイラも当然、願掛けしたのである。 -
坂瀬(定)峠である。
小さな峠ではあるが、当時は峠を挟んで2軒茶店があったそうだ。 -
やっと、アスファルトから解放され土道となったのである。
-
「道の駅 奥伊勢おおだい」である。
ここで、昼食をとることとしたのである。
「カツ丼定食」を頼んでしまったのである(750円)。
ここまでで、約10?強、かなりエネルギーを使ったのである。
結構ボリュームがあったのである。
この時は幸せだったのであるが.... -
さあ、一息ついたので出発である。
船木橋である。
文化財指定との事である。 -
船木橋からの宮川である。
普段は大人しい川ではある。 -
またまた、高速交差である。
興ざめではある。 -
向こうに見えるのは、栃原から延々と歩いてきた道なのである。
昔は、宮川に渡しがあったのであるが、現在はないのである。
よって、遠回りを(5〜6?)せねばならぬのである。 -
多岐原神社である。
宮川右岸にひっそりと鎮まる。祭神は倭姫命が川を渡るのをお助けした土地の神。皇大神宮摂社である。
昔は三瀬の渡しを使って来たはずである。
峠越えの前にお参りしておこう。 -
三瀬の渡し跡である。
ここに吊り橋でもいいから掛けて欲しいのある。
そうすれば、三瀬坂ルートが本物に近づくし、距離短縮が図れるのである。 -
いよいよ、三瀬坂峠である。
杖が置いてあるので、借りると良いだろう。
ここまでで約15?。 -
三瀬坂峠は距離が短いが、角度が結構急なのである。
ここで、道の駅おおだいで食べたカツ丼か効いてきたのである。
胃が苦しく、カツ丼のゲップばかりで出るのである。
正直マイッタのである.... -
木橋があったのである。
最近整備されたようである。
ところが、この先、道がなくなってしまったのである。
取りあえず、逆戻りなのである。 -
この道しるべを右に行かなくてはならなかったようである。
-
宝暦地蔵である。
峠を登り詰めたのである。
昔はここに茶屋もあったそうだ。
なお、胃を落ち着かせるため、ここで小休止とったのは言うまでもない。 -
三瀬坂下りである。
やはり、かなり急で杖が必要である。 -
下りは、足場の悪いところもあるので、歩行には要注意なのである。
-
里側の登り口である。
ここで杖を返すのである。 -
里登り口に小さな神社があった。
小トラブルはあったが、ナントカ下る事が出来たので、お参りである。 -
滝原宮の手前で「足神」が祭られていたのである。
ここまでで20?弱、相当よたってきていたのである。
ということで、願掛けしたのである。 -
滝原宮である。
ここで祀られている神様は内宮と同じ、
「天照大御神」とその荒御魂である。
古人達はここで、伊勢の神々と別れを告げたのであろう。 -
滝原の街も旧街道の面影を遺す、いいところであった。
-
宮川の支流である「大内山川」を渡り....
-
ゴールの滝原駅である。
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