2005/02/16 - 2005/02/16
20位(同エリア32件中)
Mikaさん
太平洋と カリブ海を結ぶ運河が パナマ運河だ。
実は 運河の仕組みをよく理解していないのに、日本人のお客さん向けに 船内放送を入れることになったので、船に乗船してから 慌てて 情報収集を始める。
パナマ運河は 水位の異なる水路の間で船を上下させるための装置(閘門)を使って、水位を調整し、船をうまく通行させるんだそうだ。なんか 説明を聞いても、よく 分からないなぁ、なんて思っていたんだけど、百聞は一見に如かず、で 実際に この目で見たときは この上なく感動した。
パナマ運河には 3つの水門(lock)がある。ミラ・フローレスロック(水門)、ミゲルロック、ガトゥンロックと3つの人造湖からなる。全長80キロのこの運河を客船で通過するのには 約9時間もかかる。
朝7時に 操縦室から 船内放送を入れる約束だったのに、6時50分に行ったら、パナマ運河ガイドさんが もうすでに ベラベラしゃべりはじめているではないか!
いきなりマイクを 渡されて、「はい、訳してね」なんて 言われても・・・(汗)
人生で初めて見た運河は 操縦室からで、しかも 専門のガイドさんが 私に分かりやすく 色々説明してくださって、すごくいい経験をさせてもらった。(原稿がない上に、知らない用語の出てくる運河の説明を翻訳するのは すごく大変だったけど・・・)
通過中に見える、パナマの森林には 珍しい野鳥や かわいい黒い猿の親子の姿なんかも 見ることができた。パナマの森には 自然が いっぱいだ。
お客さんは もちろん 朝早くから 船の前方、運河の様子がよく見える場所をキープしていたりするんだけど、その中には パナマ運河を通るのが 何十年もの夢で、その夢が やっと 叶った!と言って 感動の涙を流していた お客様もいらした。
まったく運河のことを知らなかった私も、実際 目にし、運河ができるまでの苦労や 歴史を知り、これを人間が造ったと思うと、ただただ「凄い」と思った。人類最大の偉業と言われるのにも納得だ。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 船
-
パナマ運河では 今まで 知らなかった土木のことや、工学のことも ガイドさんに 色々教えてもらった。
ちなみに この橋は 大きな船が 通る時は 通行の邪魔にならないように 真ん中で 二つにわかれるようになっている。
こんな大きな橋が 動くなんて ビックリ! -
ミラフローレス閘門(Miraflores Locks)
この水門は2段式。
船を約16m上昇させる。 -
まず最初に、閘門に入る。
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ゆっくり 水が 入ってくる。
これで 船を上昇させる。 -
船の先頭の パイロットさん、なんだか 凛々しい。
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ペドロミゲル閘門(Pedro Miguel Lock)
この水門は1段式。
船を約9m上昇させる。 -
閘門を通過したら、あとは 景色を楽しむ。
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操縦席 ど真ん中から 眺める。
海を航海している時とは また違った 風景が見られる。
パナマ運河工事で 最大の難関だったのは ゲイラード・カット(地峡の分水嶺に切通しを開いた)の掘削工事だったそうだ。
この難関工事では たくさんの犠牲者が出た。
ゲイラード・カットは 約13キロ続く。 -
たくさんの船が行き来する。
運河ができたおかげで 太平洋から カリブ海まで 南米を まわることなく 通過することができる。
運河のシステムを考えて、造った人類の偉業だ。 -
ガトゥン湖 (Lago Gatun )
パナマは雨が多く、ガトゥン湖の水量が豊富なので、このロック式運河を造ることを可能にした。
この人造湖は ダムを形成した当時は 世界最大だった。 -
パナマ運河のエキスパートの Jose
運河の最初から最後まで 丁寧に運河について 教えてくれた。
英語のアナウンスは Joseが 担当する。
先に原稿があれば 訳しておきたかったのに、すべて アドリブの彼。
景色を見ながら、その時に 1番分かりやすい説明をしてくれた。
コロンに着いて 下船する前に、パナマ土産にと かわいいポーチと パナマの硬貨をプレゼントしてくれた。
色々 お世話になりました。ありがとう! -
パナマ運河にも もちろん通行料が かかります。
船の重さや 大きさによって 規定があるんだって。
1tにつき 1ドル36セント
平均で 1隻の船あたり 550万円も通行料を支払っているんだって!!!
そういえば、家族でヨットで運河を通過している人たちも見かけた。
大きな 貨物船や客船ばかりじゃなくて、小さな船やヨットでも 通行できるみたい。
ちなみに 1番安く パナマ運河を通過したのは 泳いで通過したという アメリカ人で、36セント!!! -
まだまだ 続く 工事。
青山士さんが 日本人としては 唯一 パナマ運河建設に 携わった。
工事は マラリアや黄熱病、技術、資金の問題などで難航し、たくさんの犠牲者も出た。 -
もう ほとんど 隙間のない、幅の狭い区間では 船が航行できないので 何百万馬力もある電気機関車を使って 船を牽引する。
チャンバーの両岸には線路(Rack rail)が敷かれている。
私たちが乗っていた船は 壁との距離がなんと80cmしかなかった! -
パナマ運河から見えるのは 緑!!!
自然が そのまま残っている。 -
スイートや バルコニールームに泊まっているお客さんは 自分の部屋の窓から 外を眺めれるからいいね。
私も 操縦室から 外を眺める。
お客さんが「あそこ見てみてー。猿がいるよー」なんて 教えてくれた。 -
操縦室(Bridge)
パナマ運河は 船長の他に、水先案内人(パイロット)と呼ばれるエキスパートが 運行のサポートをしてくれる。
運河の幅の狭いところだと、操縦室のデックの外に出て 船の安全を確かめながら進みます。 -
これで 船を操縦する。
同じような機械が 操縦室の真ん中と、左右のデックにもある。 -
ここから 船内アナウンスを入れます。
このマイクでしゃべると、船内全域と、船内テレビに 声が流れます。
お客さんが 私の声に耳を 傾けていると思うと、最初は すごく緊張したけど、だんだん 慣れて、楽しくなってくる。
操縦室では ルームサービスが注文できる。クッキーなどのお菓子やピザ、サンドイッチなどが届く☆ -
お天気もよくて リバークルーズをしているみたい。
風も すごく気持ちいい! -
赤と青、白地に☆のマークのパナマの国旗。
これから 1番最後の ガトゥン閘門(Gatun Locks)に 入ります。 -
ガトゥン閘門は 3段式。
今度は 約25m下降させます。
これを こえて カリブ海に出ます。 -
水門は 二重になっている。
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ゆっくり 慎重に進んでいく。
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壁との間が ほんとに狭い!
こんな大きな船が 微妙な距離を保ちながら進んでいくのは すごい! -
この ガトゥンロックは 3段式なので 1番見ごたえがあった。
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太平洋から カリブ海までの運河も もうすぐ 終わり。
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運河も抜けたので、あとは クリストバル港に到着するまで ジャングルクルーズを楽しむ。
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操縦室のデックで 二等航海士さんと。
彼も パナマ運河は 初めてだったらしくて 片手にカメラを・・・(笑) -
港に近づいてきているのね。
他の船も見かける。 -
無口だけど、すっごく 優しいノルウェー人。
我らのキャプテンと一緒に。
クルーズ中、色々 お願いごとを聞いてくれたり、操縦室のことも 色々教えてくれました。ありがとう☆
ちなみに キャプテン(船長)は 普段は、出港と入港の時だけ 操縦室にいればいいらしいんだけど、このパナマ運河を通過する時だけは、ずっと 操縦室にいなきゃいけないらしくて、「運河は (体力的にも精神的にも)つらいシフトになるよ」なんて 言ってました。 -
コロン(Colon)のクリストバル(Cristobal)港
民族衣装を着たパナマの人が ダンスをして 入港を迎えてくれました。
でも、女性も 上半身裸の民族衣装には ちょっと ビックリしたけど・・・。
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