アドリア海をたずねて　～クロアチア～?

2008/10/14 - 2008/10/14

スロベニアより国境を越えてクロアチアはザダールに到着。

到着後一夜明けてのこの日は、
ザダール旧市街散策→スプリット観光→トロギール観光という
観光満載の一日でした。

エリア その他の都市(クロアチア)

かつて港湾都市として栄えたザダールの旧市街を散策。

フランシスコ会修道院へ。

フランシスコ会修道院の回廊。

これは何だろう？と近づいてみると・・・

昔の井戸でした。

シーオルガン。

海外に吹く風を利用して音を鳴らす装置。
オルゴールのような、とても綺麗な音色でした。

アドリア海。

水が透き通っていて綺麗です。

ところどころ、ローマ時代の面影を残す
風景も見られます。

ローマ時代の広場・フォーラム。

このフォーラムは、BC１世紀からAD３世紀にかけて
造られたようです。

フォーラムのすぐ近くにある、聖ドナト教会（左）と、聖ストシャ大聖堂の塔（右）。

ここからはフリータイム。

街中を散策。石畳の小路が続きます。

クロアチアはネクタイ発祥の地。

「Croata(クロアタ）」はネクタイの専門のブランド。
スカーフなんかも売っています。

クロアタのドアノブはネクタイの形！！
細かいところまで凝っていますね〜

市場。

ザダールを後にして、次の目的地スプリットへ。

写真は移動中にバスから見た風景。

車中より。

アドリア海最大の港町・スプリットに到着。

スプリットはローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿がそのまま旧市街となった町。
（というわけで現在は本当の意味での宮殿は一部しかなく、町そのものになっているのだ。）
世界遺産にも登録されています。

写真は海側の青銅の門から旧市街に入るところ。

宮殿だった当時の様子。（絵）

まずは宮殿の地下から見学。

地下なのに天井が高く、とても広い空間になっています。

倉庫としてやワイン・オリーブオイルの製造等
様々な目的で使われたようです。

展示品。

何であったか記憶が曖昧ですが、当時の
お金のレプリカだったような・・・

地下を出て、海とは反対方向へ進んでいくと
旧市街の中心地・ペリスティルに着きます。

ここを中心に、北が兵舎、南（海側）が私邸と
なっていたそうです。

旧市街の中を散策。
ここも小路がいっぱいあります。

海側からペリスティルに向かうと右手に見えるのが
大聖堂。
もともとはディオクレティアヌスの霊廟として
建立、後はキリスト教の教会として使用された。

この大聖堂は階段で上まで登れます。

幅が狭い階段をずーっと登っていくと・・・

スプリットの街並みが一望できます。

天気も良いし、港も綺麗に見え、
結構階段きつかったけど、登って良かったーー！
と思える景色でした。

階段を降り、その後もブラブラ。

スプリットの街の模型を見つけました。

海側をブラブラ。

南国な感じです。

スプリットを後にし、この日の最終目的地・トロギールへ。

写真は、移動中車内から撮った糸杉の木。
日本ではあまり見られないそうです。
細長い木ですね〜
旅行中時々見かけました。

古都トロギールは橋で本土と結ばれている小さい島。
周りは城壁で囲まれています。

元は本土と陸続きだったようですが、敵の侵略に備えて人為的に本土と隔てられたとの事。

世界遺産に登録されています。

「ロッジア」と呼ばれる建物。

ロッジアの壁の、祖国を守るためにオスマン・トルコと戦った英雄のレリーフ。

天秤を持つ聖母像。

聖ロヴロ大聖堂。

トロギールの中の代表的な聖堂です。

大聖堂の入口。

彫刻が繊細な造りになっていて、しばし見とれて
しまいました。

大聖堂内部。

スプリットの大聖堂に続き、ここでも上まで登ってみると・・
（ここも結構階段キツめ）

ちょうど夕日が沈み始める頃で、雰囲気ある
景色が見れました。

少しフリータイムがあったので、
街をブラブラ散策して、

街の端にある、カメルレンゴの砦まで
行ってみました。

後から知ったのだけれど、砦の上に行けるみたいで（有料）、トロギールの街を見下ろせるようです。

カメルレンゴの砦辺りから、ちょうど夕日が沈む瞬間が見れました。

幻想的でした。

集合時間が近づいてきたので、本土側に止まっている
バスに戻ります。

奥に見えるのが、トロギールと本土を結ぶ橋。