愛知　豊川稲荷はお寺！？さん

2008/11/23 - 2008/11/24

日本三大稲荷と言うと
我京都の伏見稲荷・茨城県の笠間稲荷（または佐賀県の祐徳稲荷とも）
そして今回参拝の愛知県の豊川稲荷
商売繁盛の神さまとして全国的に知られていますが
正式には豊川閣妙厳寺と言うのだそうです。

三連休中日、紅葉真っ盛りの京都の街中は人・人・人、
名神高速入口は数珠繋ぎの車の列を横目に所用で愛知へ
翌日用事を済ませて
やはり避けては通れず（笑）参拝して来ました。

エリア 豊川(愛知)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

手筒花火で有名な豊橋の羽田八幡宮

広くは無い境内での豪快な花火は
どのように行われるのか機会があれば
見てみたいものです。

　　　　
　　　　　

豊川稲荷の近く商店街の店先に飾られた
手筒花火の手筒・大きさいろいろあるのですね。

豊川稲荷総門

総欅造り
屋根は銅板鱗葺き

山門　丸瓦葺造り
　　　今川義元公寄進

山門の左右には阿吽の仁王像

阿形の像

吽形の像

昭和４１年に篤信者によって寄進されたそうです。

法堂

千手・千眼観世音菩薩の尊像を本尊仏として安置
二重屋根瓦葺

本殿

鎮守・豊川叱枳尼真天（だきにしんてん）を祀る
室町時代開創の曹洞宗の寺院
総欅造り・妻入二重屋根三方向拝構造

その壮大さに圧倒されます。

本殿前に鎮座する狛狐

本殿に掲げられた大提灯

本殿の彫刻

鬱蒼とした境内で
銀杏の黄葉が目を惹きました。

伏見稲荷は朱色の千本鳥居ですが
ここ豊川稲荷では幟での祈願なのですね。

土蔵造りの大黒天堂

勿論
福徳授かりますように
ご真言を唱え
おさわりして来ました。

撫で撫でされ
お腹辺りが凹んでいるよう

ひと際鬱蒼としている
境内の奥深くに位置する
奥の院

景雲門

名匠・諏訪の和四郎の見事な彫刻が刻まれています

旧奥の院の拝殿であったが昭和５年の大本殿の落慶にあたり移築し奥の院参拝の門となる

千本のぼりがはためく

小ぶりな三重塔

回廊まわりも
千本のぼりがズラ〜ッと取り囲んでいます。

千本どころではないかも

庭園

江戸時代の築山泉水庭園

庭園

雨が降って来たので
順路から眺めるだけで
残念ながら入りませんでした。

庭園辺りから本殿を眺める

う〜ん
威圧感さえ感じ圧倒されます。

法堂（本堂）

宮崎駿の映画に出てくるような佇まい
細かな瓦葺ですねぇ

法堂

再び山門

あれっ、掛けてあった幕が無い
と思ったら
昨日と一昨日に行われた秋季大祭に掛けたものが
取払われていた
これも後の祭りというわけか・・・

後先になるが
総門を潜ると右手に鐘楼

総門を潜り左手には寺宝館

お参り方々の出入りで撮れませんでしたが
総門の門扉は如輪目の欅一枚板からなる
見事なものでした。

合掌

この旅行記へのコメント （6）

• ねんきん老人さん 2023/11/11 10:31:26

  神社だっぺ、いや、寺だっぺ？

  　はんなりさん、こんにちは。
  　まず、神社なのか寺なのか？　これははんなりさんがはっきりと書かれているように「寺」なのですね。
  　でも、鳥居があったり、「祭神」が祀られていたり、寺だったら「本堂」という所が「本殿」と呼ばれていたり・・・これを寺というのは無理だっぺ、という感じがします。　私もずっと神社だと思っていました。
  　ところが、直接現地で見聞すると、仁王様がいらっしゃったり、寺としての特徴があちこちに見えますし、そもそもはっきりと圓福山妙厳寺と書かれているのですから、絶対に「寺」なのですね。
  
  　はんなりさんが「寺？神社？」と疑問を持たれたということを知って、「そうだよなあ」とすごく身近な感じがして嬉しく思いました。　
  　まあ、日本人は神仏習合の流れを見ても、寛容というか、いい加減というか、曖昧なことにあまり抵抗がないようですね。
  
  　沢山の写真、それぞれにきれいでアングルも良く、「そうそう、これこれ！」と楽しむことができました。
  　なんだかまた豊川稲荷に行きたくなりました。　ありがとうございました。
  
  ねんきん老人

  はんなりさん からの返信 2023/11/13 16:32:02

  RE: 神社だっぺ、いや、寺だっぺ？

  ねんきんさん
  
  こんにちは！！
  先ずは
  何時も有難うございます(^0^）
  ねんきんさんが以前の旅記を見て下さっているので
  恥ずかしくもありますが嬉しく思い起こしております。
  
  豊川稲荷については
  ねんきんさんのコメントで又現地に出掛けて確信出来ました。
  
  > 　まず、神社なのか寺なのか？　これははんなりさんがはっきりと書かれているように「寺」なのですね。
  > 　でも、鳥居があったり、「祭神」が祀られていたり、寺だったら「本堂」という所が「本殿」と呼ばれていたり・・・これを寺というのは無理だっぺ、という感じがします。　私もずっと神社だと思っていました。
  > 　ところが、直接現地で見聞すると、仁王様がいらっしゃったり、寺としての特徴があちこちに見えますし、そもそもはっきりと圓福山妙厳寺と書かれているのですから、絶対に「寺」なのですね。
  
  > 　はんなりさんが「寺？神社？」と疑問を持たれたということを知って、「そうだよなあ」とすごく身近な感じがして嬉しく思いました。　
  > 　まあ、日本人は神仏習合の流れを見ても、寛容というか、いい加減というか、曖昧なことにあまり抵抗がないようですね。
  
  そうかもしれませんね。
  私は若い時友人から「そんなに白黒つけなくてもいいんじゃない」なんて言われたりする時がありましたが本人はそんなに気にしていないのですがね（　＾ω＾）・・・
  
  > 　沢山の写真、それぞれにきれいでアングルも良く、「そうそう、これこれ！」と楽しむことができました。
  > 　なんだかまた豊川稲荷に行きたくなりました。　ありがとうございました。
  
  まぁ、ねんきんさんにその様に仰って頂けるなんて嬉しさマックスです。
  此方こそ有難うの極みです。
  
  あれほどの酷暑から急に寒さが身体に応えます
  どうぞご自愛下さいます様にお願い致します。
  
  追：「だっぺ」久々に聞き？ました（＾＾）ｖ

• morino296さん 2008/11/29 11:12:00

  お寺さんだったのですね

  はんなりさん
  
  おはようございます。
  この３連休は、京都を脱出されていたのですか。
  
  豊川稲荷は、小学生の頃に行ったことはありますが、
  もう遠い昔のことで、ほとんど覚えていません。
  （父親の転勤で小学生の前半を豊橋で過ごしたことがありまして）
  
  日本三大稲荷の一つだけあって、立派ですね。
  私も、あまり考えていませんでしたが、
  豊川稲荷は曹洞宗のお寺だんだったのですね。
  
  橋の下から見える庭園も、なななか良さそうですね。
  ちょっと覗いてみたくなるような写真ですね。
  
  豊橋、豊川、機会があったら、また行ってみたいです。
  
  morino296
  

  はんなりさん からの返信 2008/11/30 09:37:39

  RE: お寺さんだったのですね

  morino296さん おはようございます。
  いつも有難うございます。
  
  野暮用で出かけたのですが
  豊川稲荷の名だけは正月詣でなどで知っていましたが
  本殿を目にしたときにはあまりにも立派なお寺さんで
  しばし佇んでしまいました。
  
  > 橋の下から見える庭園も、なななか良さそうですね。
  > ちょっと覗いてみたくなるような写真ですね。
  
  お出かけになられた際には
  こちらの庭園散策もされ是非紹介して下さい
  小学生時代とはいえ
  お過ごしになっていたなら尚更〜
  また感慨深いものがあるかと思われます。
  
  昨日は北野さんの「御土居」の紅葉狩りに行ってきましたよ。
  これからボチボチとアップします。
  
  明日から師走ですね
  寒さに負けずにお過ごし下さいね。
  またお邪魔させて頂きますね。
  

• シベックさん 2008/11/26 18:55:29

  豊川稲荷に・・羽田八幡宮！

  はんなりさん、こんばんは！
  ご無沙汰しております。
  
  豊川稲荷、拝見しました！　羽田八幡宮にも行かれたようで・・。
  いやぁ〜うれしいです。
  愛知においでくださって・・ありがとうございました。
  また、後で・・コメントが入ったころゆっくり伺います。
  懐かしいアップ写真、楽しませていただきました。
  
  　　　シベック

  はんなりさん からの返信 2008/11/26 22:06:48

  RE: 豊川稲荷に・・羽田八幡宮！

  シベックさん 　こんばんは〜
  お久しぶりでございます。
  書き込み、お心遣いを頂きまして有難うございます。
  
  愛知はシベックさんのお膝元でしたね。
  実は縁あって〜
  これからチョコチョコお邪魔させて頂く事になりそうで
  愛知県探索今から楽しみにしているのです。
  
  此処のところ野暮用続きで4トラめぐりも儘ならずにいますが
  何時仕上がるか分りませんがコメントを仕上げてから
  おとなり旅行記に表示されてます豊川稲荷参拝記などなど
  楽しみに拝見させて頂くことにしますね。