ボストン旅行記

2008/08/13 - 2008/08/15

お盆休みにボストン・シカゴを旅しました。

今回の最大の目的は、フェンウェイパークでMLBボストンレッドソックスの試合を見ることでした。

毎日とても忙しい日々でしたがいろんな意味で濃い旅になりました。

エリア ボストン(アメリカ)

• 航空会社: ANA

成田からNH012便B777-300ERでシカゴに向けて出発です。

チェックインの時に、「エコノミークラス満席のためビジネスクラスのお席をご用意させていただきました。」とのお言葉。ANAさん今回もありがとう。

機内では和食と日本酒を楽しみ、座席をリラックスモードにしたりベッドモードにしたりで十分に寛ぐ事ができました。

しかし、シカゴ到着が1時間近く遅れ、乗り継ぎ時間が1時間ほどしかなくなり焦りましたが、ビジネスクラスだったお陰で入国審査も荷物の受け取りもスピーディーに完了し、余裕でボストン行きのUA532便に乗り継ぐことができました。

ローガン空港には定刻に到着し、地下鉄ブルーラインとグリーンラインを乗り継いで、約一時間後にバックベイのヒルトンにチェックイン。

早速行動開始。まずはマサチューセッツアベニューを歩いて北上し、チャールズ川にかかるハーヴァード橋からダウンタウン方面の風景。

マサチューセッツ工科大学（MIT）にやって来ました。
東キャンパスの入り口となるロジャースビル。

MITを象徴するマクローリンビル。

バックベイに戻り、プルデンシャルセンターのショッピング街を見た後、Shaw'sというスーパーマーケットでビール（サミュエルアダムス）やつまみのプリッツェルを購入。

ボストンでは州法が厳しく、お店や球場で酒類を買うときに必ずID提示を求められました。どこへ行ってもIDチェックが徹底されているのには驚きました。

レッドソックスファンで満員のグリーンラインに乗り、ケンモア駅で降りてレッドソックスのTシャツを着た人の流れについていくと、フェンウェイパークの入り口となるヨーキーウェイに着きました。

フェンウェイフランクとビールを買い込み、着席。

席は一塁側の内野席。グリーンモンスターが正面に見えました。

平日の夕方だというのに大勢の老若男女で試合前からもの凄い賑わいです。

MLBで一番古い球場だけあってどこか懐かしい雰囲気のする球場です。

外野席も見事に埋まっています。

主砲のオルティス。この日は全くいいところなし。

レッドソックスの先発は、レスター。

8回までテキサス・レンジャース打線を0点に抑えていましたが、ホームランを一発浴びて降板。

次のティムリンは絶不調で3点献上。

ロペス、マスターソンとつないで結局レスターは勝ち投手に。試合は8-4でレッドソックスの勝利。

この日打撃に大活躍だったのはユーキリス。

この人が出てくるだけで「ユー！」という大声援が巻き起こります。

打ったり捕ったりしたときもこの人の場合、「ユー！」という大声援です。

ラミレスの後釜としてトレードで加入したベイ。

この人も肝心な場面でヒットを放ち、しっかりとチームに貢献する仕事をしてくれています。

バリテック捕手。

翌朝のTVニュースで離婚したとの報道がでていましたが、球場では攻守に必死で頑張っていました。

駅まで長い行列に耐え、満員電車に一駅だけ乗ってホテルには11時前に帰着。

長い一日が終わりました。

翌朝も朝から元気に出発です。

ホテル近くにバークリー音楽大学がありました。

地下鉄レッドラインでハーヴァード大学にやってきました。

ハーヴァードヤードにて初代後援者のジョン・ハーバード像。

巨大なハリー・エルキンズ・ワイドナー図書館。

もの凄い存在感です。

緑豊かな公園のようなキャンパスに、歴史を感じるレンガ造りの建物が点在しています。

近代的なサイエンスセンター。

レッドラインでダウンタウンに戻ります。

チャイナタウンにある香港小食というお店でワンタン麺を食べました。ワンタンには大きなエビが入っていて、麺はゴムみたいでしたがあっさりスープでおいしかったです。

4.75ドルでしたがおばちゃんにチップが少ないと文句を言われ結局6ドル払ってきました...。

パークストリートの駅で降りて地上に出ると、ボストンコモンというダウンタウンのそばにありながら緑溢れる広大な公園の噴水の前でした。

すぐそばにある観光案内所から赤いラインに導かれる形でフリーダムトレイルがスタートします。

パーク通り教会。

ボストンコモンを横切ってすぐのマサチューセッツ州議事堂。

いきなり赤いラインを見失うが公園の脇道沿いに戻ればいいだけだった。

アメリカの自由と独立のために戦った愛国者達が眠るグラナリー墓地。

キングスチャペル。

旧市庁舎。

近代的なビルに囲まれながらも今なお残っている旧州議事堂へ。

ここのすぐ前がボストン虐殺事件の現場。

クインシーマーケット。

ポール・リビアの家。

ボストン最古のオールドノース教会は白い尖塔が目立つ建物。この辺一帯は昔ながらの建物がそのまま残されているので、タイムスリップしたかのような錯覚にとらわれました。

コップスヒル墓地。

赤い線はまだまだ続きます。

結構歩いているため少々つらくなってきました。

ヨットやクルーザーが多く係留されているボストンハーバーやバンカーヒル記念塔を見ながらチャールズタウン橋を渡ります。

USSコンスティテューション号。

USSカシン・ヤング号。

フリーダムトレイル終点のバンカーヒル記念塔が見えてきました。

流石に歩き疲れたので、塔には登りませんでした。

これでフリーダムトレイルは完全踏破です。

ノースステーションからグリーンラインでホテルに戻ってひと休みしました。

この日もレッドソックスvsレンジャーズの試合を観るためにフェンウェイパークへ。

試合前に激しい雷雨があり試合中止かと心配しましたが、夕方に雨も上がり晴れ間が出てきて一安心でした。

昨日に続き、二夜連続でフェンウェイフランクにフライにビールにクラムチャウダーと、球場での食事はB級グルメ三昧でした。

先発は松坂大輔。序盤制球に苦しみ四球などで満塁になったりのピンチになるも、粘りの投球で打たせて取る野球でしのぎ、勝負強さを見せ付けてくれて7回まで無失点。

この日の見所は2回のレッドソックスの攻撃。主砲のオルティスが3ランHRをぶちかまし、その後も猛攻が続いて打者一巡で一挙に9点も入り、球場はもの凄い盛り上がりを見せた。その後も8回にダメ押しの1点を追加。

8回はデルカーメンの気迫のピッチングで抑え、9回は昨日の雪辱なるか？でティムリンが登場し、見事にレンジャース打線を封じ込めた。

終わってみれば10-0でレッドソックス大勝。勿論勝ち投手は松坂。

今日も大満足で球場を後にしました。

この旅行記へのコメント （2）

• Tedさん 2008/09/08 03:45:58

  グリーンモンスター

  Ken77さん、こんにちは
  
  フェンウエーパーク満喫、いやもとい、ボストン満喫ですね（笑）
  
  今年2度もボストンに行きながら、同僚のお供なのでレッドソックス戦は見られずじまい。
  残念なことをしました（2度目は、試合も無かった・・・・）
  
  フリーダムトレールは、アメリカの歴史に興味があるわけではないので、要所のみ見学しました。
  ボストン茶会事件の博物館が改装中で跡形も無かったのはちょっと残念でしたね。
  
  そのおかげで・・・っと言う訳ではないのですが、美味しいレストランで食事ができてそれはそれで幸せでした。
  
  シカゴ編も見させてもらいます♪
  
  Ted

  Ken73さん からの返信 2008/09/08 21:46:08

  RE: グリーンモンスター

  Tedさん、こんにちは。Ken73です。
  
  ボストン旅行記をご覧いただきありがとうございました。
  
  当初、帰りにシカゴに立ち寄らずにフェンウェイパーク三連戦も検討しましたが、三日目は雨天中止になってしまったようで、その日に晴天のシカゴ観光ができた私としては結果オーライでした。
  
  フリーダムトレイルは、真夏の太陽の下踏破するのはかなり厳しいものがありましたね...。
  
  Tedさんはボストンのおいしいレストランで食事を満喫できたようですが、あいにく私は旅行記の通りジャンクフード三昧となってしまいましたので、羨ましい限りです。
  
  シカゴ編の旅行記は、超短期滞在型ですが、お楽しみいただければ幸いです。
  
  では。