アルカニィス～アンドラ1週間旅行記

2008/03/01 - 2008/03/08

辛かったツワリも治まり歩き回れるようになった私。
初期からずっと辛かったため、このスキーシーズンは
主人にもずっと我慢してもらってました。

私が元気になったのを見て主人の我慢もそろそろ限界。
「単発は大変だから長期で行くぞ！」
ってなことでスペインとフランスの国境にあるアンドラ公国に行って参りました。

行きはゆっくり観光でもしながら行こうということで
カタルーニャ地方にあるアルカニィスのパラドールに1泊。
その後休みながらアンドラへ。
アンドラでは3泊の予定が予期せぬ嵐に見舞われ5泊に。

思わず長期の旅行になってしまいましたが
ゆっくりとさせてもらいました。

エリア スペイン

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー

マドリッドからアルカニィスまで車で約6時間。
1,2時間のドライブなら妊婦も大丈夫！といろいろ調べた結果あったので6時間はちょっと心配な距離。

1時間から1時間半で休み＆散歩を入れて
ゆっくりゆっくりアルカニィスのパラドール（国営宿舎）に到着。
http://www.spainservice.com/japanese/hoteles/paradores/alcaniz.htm（日本語）

お腹も張っておらずまずは順調。
くたびれた腰周りをほぐすためにも宿舎の中をゆっくり散歩。

パラドールに刻まれている紋章。
アラゴンの紋章？それとも・・・？

「アルカニスのパラドールは、12世紀のレコンキスタ（国土回復運動）の際、当時のアラゴン王アルフォンソ1世が城塞兼修道院として建設し、スペイン最古のカルトラバ騎士団に与えられたものです。その後アラゴン王朝の後継者が途絶え、カスティージャの王を迎える「カスペの協約」の予備会談がこの地で開催され、これがスペイン統一の第一歩となります。」

庭のアーモンドの花。
もう散りかけ。
今年のスペインの冬は短かった。

アーモンドの花。

パラドールの入り口正面。
落ち着いた感じで素敵。
この奥には礼拝所がある。

別の種類のお花。
アーモンドではないようだけど何なのでしょう？

パラドール奥の礼拝堂のアーチ。

礼拝堂内の彫刻。これもロマネスク？

礼拝堂内の壁画。
ここより奥はガイド付きで入れる（4.5ユーロ）。
内部に色々と歴史的な遺物が置かれているようだ。

夜のパラドール。

ちなみにパラドールではその地方の料理がフルコースで味わえる。
ここで一番有名なのは子羊のローストとアルカニィス風卵焼き（いろんな野菜と一緒に卵が炒めてある）、アーモンドの焼き菓子。

主人はメインに地方料理の鶏肉と野菜を煮込んだもの。
私はビーフシチューを堪能。

最近めっきり朝が弱くなってしまった私と対照的にめっきり朝に強くなった主人。

今日も朝から私の寝てる間に主人一人でお散歩。
日の出の時間からいろいろ写真を撮ってきてくれました。

朝焼けのパラドール

アルカニィスの街

こんなものも目に留まったようです。

ヨーロッパの路地って感じでしょ？

知らない間に凄い写真も撮ってるものです。

私は結局パラドール周辺しか見てないんですが、主人はアルカニィスの町も堪能したようです（笑）。

引き続きアンドラへ。
この日イギリス人のツアー客が大量に入っており、
チェックイン時から大混雑。
ディナー時も英語で賑やかでした。

あくる日は見事な快晴。
今年もヨーロッパは雪が少なく、
アンドラももう春。
ゲレンデもだいぶ土や岩が見え隠れして最高とは言えない状態。
主人はボードを担いでゲレンデへ。
私はお昼時だけゴンドラで上がりランチ後お散歩。
その折の春山の風景です。

春のゲレンデ

水曜の朝、予定ではマドリッドに戻るはずが
夕べから猛吹雪。
外の車はすでに埋まっており、
道路はなんとか動いているようだけど
ニュースを見る限りあちこちで事故が。
結局万全を期して帰るのを延期することに。
次の日は晴れ間も出るようなので
せっかく来たのだからしばしのパウダーを楽しみたい！と主人は2日延期の予定。

窓からの情景

あくる日。
吹き付ける雪で窓の枠に模様が出来た。

あくる日晴れ上がってからテラスを見たら
美味しそうなきのこ？ケーキ？が。

主人は朝早くからゲレンデに向かったけど
強風であちこちのリフトが閉鎖され、
近くのゴンドラが激混みだったとのこと。
雪質も氷の上にパウダーが乗っている状態なのでベストではない・・・とかぶつぶつ言っていたけれど
今年は何とか滑り治めたみたいです。

明くる朝これまたゆっくりと休み休みマドリッドへの岐路。
いつもは超特急で帰るのにゆっくりと時間を過ごす機械を与えてくれたお腹の子供に感謝♪