1994/10/16 - 1994/10/16
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52市村康さん
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正直言って豊島は目の前に見えてもフェリーの交通費が高すぎ、島旅としては最後にまわしておくつもりであったが、香川県内のバイクで廻れる島は全て渡ったけん、ついに流星艦爆号で特設空母わかしお・せとしお(小豆島フェリーともいふ)に乗って行くことにした。
海から見る豊島は他の島と比べて植生が豊かな為黒く見え、明らかに隣の女木男木・直島・井島とは違って見えた。
どこの島でもひとまず流星艦爆号で頂上に立つ事を目指すが、事前に1/2万5千の地図でルートを調べて来たにもかかわらず、山頂へのアタックルートが見つけられず、2回目の調査を要した。
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フェリーから家浦に降りて宮の浜海水浴場の奥の道を進むと、峠の断崖の上に出て、中玉浜が見渡せた。
中玉浜までは道があったが、その先は崩れたりブッシュになって進めなかった。 -
地図上には中玉浜から道の表記があるが、とても進めず引き返したが、浜の砂は真っ白でイイ自然海岸ぢゃった。
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引き返して宮の浜に降りてみたが、海水浴場で、岡山・宇野から夏は結構客が来るらしいが、秋なんで誰も見えん。
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夏だけ民宿や海水浴の桟敷が作られるが、釣に来る人も見えんかった。
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宮の浜から家浦八幡神社を通り過ぎ、ダートの道を南に進むと神子ヶ浜に出た。
ここも海水浴場だが、海砂採取で砂浜が殆ど無くなっていた。 -
神子ヶ浜には豊島リゾートがあるが、こちらの方は砂浜が残っているが、入場料を1000円払わないと入れない。
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来た道を引き返す。
家浦八幡神社までの道は白い砂のダートで、所々クレバスもあるが走りやすい。 -
家浦に戻り、今度は壇山の山頂を目指す。
コンクリの道を登っていく。 -
山頂への進入路がわからず、5合目あたりの環状ルートを二周してもわからんかった。
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豊峰権現神社近くの見晴らしのイイ場所。
小豆島方面が見える。 -
山頂への進入路まであと300m位のはずなのに、全く判らずここで時間切れ。
家浦まで戻って、最終のフェリーで帰る。
豊島の壇山は深かった。 -
宇野港に着いて特設空母「こくどう丸」に乗って帰る。
丁度他のツーリングのグループが乗り込む所。
この当時でも豊島に中型のバイクを渡す場合、高松⇔宇野⇔家浦往復で6000円位かかる。
2006年5月からは値上がりしてさらに高くなっている。
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