ロシアとアメリカの国境近くにある砂の島<br />http://www.tetujin60.com<br />地球温暖化で島は沈み行く運命にある<br />砂の道は兎に角歩きにくい　唯一の交通手段はサンドバギー。<br />島民は皆,愛想が良く笑顔で手を振って走り去る　実際バギーに乗ってみると手を上げるどころか振り落とされないように必死でしがみ付いている　その上クッションも悪い<br />細長い島の夏はサンドバギー（日本車）が活躍する　冬はスノーボートに変わり冷凍庫の温度で生活をしている<br />島でたったの二軒のスーパーには数少ない野菜類が並べられている。　対岸の本土からセスナで運ばれてくるので物価の高いのは当然だ<br />水一本が（600cc）が350円もするから驚きまっせ　島民の飲料水は夏場には雨水を利用する　ミネラルウォーターなんかはめったに口にしない　何しろ水は貴重品　大型商品は年一回の輸送船で運ばれてくる<br />冬には北極圏の海は氷結する　温暖化で海氷の解けるのも数ヶ月早くなったとか……<br />　冬場の飲料水は20〜30ｋｍ離れた本土の湖から氷塊を切り出し飲料水として貯蔵する。<br />生活用水の雨水はシャワーや洗濯用水に使用され,ポータブルトイレはバッテリーで排水されている　<br />温水が出るだけでも有難いが貴重な水で毎日シャワーを使うのは気が引ける<br />マイナス50度の世界を生き抜くエスキモーのバイタリティーと生命力には驚く事ばかり　衣服はアザラシの毛皮の手作り　長靴も少々重たいが保温力は抜群である靴の中にもアザラシの毛皮が使われている<br />食事の器はプラスティック　陶器の皿もあるがめったに使わない　水の方が貴重品である為,使い捨て容器を使用する　ポータブルトイレは清潔に保たれているが水も紙もムダには使用できない　深夜に及ぶまでリチャードが水を運び大きなタンクに貯蔵している　その様子を見ているとトイレの使用回数も減らし,常に我慢しているので体調までおかしくなる<br />ファミリーはとても仲が良い　朝食も夕食も実家に集まって来る　子供も素直に育ち日本のひと昔前のような家族愛がある<br />この島がドライの島とは知りまへんでした　何処へ行ってもビールどころかアルコール類の販売は禁止　島へ持ち込む事すら出来ないのに何も知らずに持参してしまった<br />20年前に酒の上でのトラブルがありそれ以来法律で禁止されている<br />そんな事も知らずお土産にワインを持参したが,笑って受け取ってくれた。もちろん自分で飲む事はせず教会へ寄贈された。<br />気の置けない家族同然の暮らしはここが北極圏であることすらも忘れたしまいそう……<br /><br />

地球の島めぐり49島目ーアラスカ・シシュマレフ島・ロシアとアメリカの国境近くにある砂の島

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2007/09/12 - 2007/09/16

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#ビーチ

鉄人６０さん

ロシアとアメリカの国境近くにある砂の島
http://www.tetujin60.com
地球温暖化で島は沈み行く運命にある
砂の道は兎に角歩きにくい　唯一の交通手段はサンドバギー。
島民は皆,愛想が良く笑顔で手を振って走り去る　実際バギーに乗ってみると手を上げるどころか振り落とされないように必死でしがみ付いている　その上クッションも悪い
細長い島の夏はサンドバギー（日本車）が活躍する　冬はスノーボートに変わり冷凍庫の温度で生活をしている
島でたったの二軒のスーパーには数少ない野菜類が並べられている。　対岸の本土からセスナで運ばれてくるので物価の高いのは当然だ
水一本が（600cc）が350円もするから驚きまっせ　島民の飲料水は夏場には雨水を利用する　ミネラルウォーターなんかはめったに口にしない　何しろ水は貴重品　大型商品は年一回の輸送船で運ばれてくる
冬には北極圏の海は氷結する　温暖化で海氷の解けるのも数ヶ月早くなったとか……
　冬場の飲料水は20〜30ｋｍ離れた本土の湖から氷塊を切り出し飲料水として貯蔵する。
生活用水の雨水はシャワーや洗濯用水に使用され,ポータブルトイレはバッテリーで排水されている　
温水が出るだけでも有難いが貴重な水で毎日シャワーを使うのは気が引ける
マイナス50度の世界を生き抜くエスキモーのバイタリティーと生命力には驚く事ばかり　衣服はアザラシの毛皮の手作り　長靴も少々重たいが保温力は抜群である靴の中にもアザラシの毛皮が使われている
食事の器はプラスティック　陶器の皿もあるがめったに使わない　水の方が貴重品である為,使い捨て容器を使用する　ポータブルトイレは清潔に保たれているが水も紙もムダには使用できない　深夜に及ぶまでリチャードが水を運び大きなタンクに貯蔵している　その様子を見ているとトイレの使用回数も減らし,常に我慢しているので体調までおかしくなる
ファミリーはとても仲が良い　朝食も夕食も実家に集まって来る　子供も素直に育ち日本のひと昔前のような家族愛がある
この島がドライの島とは知りまへんでした　何処へ行ってもビールどころかアルコール類の販売は禁止　島へ持ち込む事すら出来ないのに何も知らずに持参してしまった
20年前に酒の上でのトラブルがありそれ以来法律で禁止されている
そんな事も知らずお土産にワインを持参したが,笑って受け取ってくれた。もちろん自分で飲む事はせず教会へ寄贈された。
気の置けない家族同然の暮らしはここが北極圏であることすらも忘れたしまいそう……