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まずは海南島に渡る前に、中国大陸の商業都市・広州の国際空港です。日本から海南島へは夏場の一時期に臨時便が飛ぶ以外は、定期運行の直行便がありません。そのため今回は、全日空便で成田から広州へ飛びました。 <br />広州の空港は非常に大きくきれいな建造物です。ただ、表示が曖昧で分かりにくいのも事実です。初心者には辛い空港かも。しかも、ターミナルビルは立派なのに、ローカル路線への搭乗はナント滑走路を徒歩移動です。。。<br /><br />三亜市は、日本の九州と同じ面積を持つ海南島の中でも、最も南端に位置するリゾート都市・三亜(SANYA)という街です。ここには国際空港(と言っても現在は国内線しか飛んでませんが)があり、街の中心までは車で30分ほどと、便利な立地です。 <br />今夜の宿は「宝宏龍都大酒店」という大型の4星ホテル。市内では新しく開発された地域の一角に建つホテルで、室内も広くゆったりとしています。ロビーではピアノの生演奏が流れていたり、館内のスーベニアショップではビーチサンダルから水着、パレオやアロハシャツなどのリゾートライフグッズ(?)も揃っています。 <br />最近の海南島はロシアからの観光客で賑わっています。ロシアの方々にとっては「近いリゾート」という感覚があるようです。<br /><br />海南島の名物料理は「文昌鶏」というこの島特有の鶏の肉を使った料理です。文昌鶏は野生に近い状況で長時間かけて飼育され、一般的な鶏肉より肉厚なのに柔らかい!という食感が魅力。調理方法は簡単で、毛を取り除いてから丸茹でするだけなのですが・・・この火加減とかが素人には難しいようです。以前は島内の一般家庭でもよく調理されていたそうなのですが、最近は調理できる人が減ってきたので、地元の人たちも専門店に食べに行くとのこと。 <br />今回訪れたのは「愛晩亭」という三亜市内の人気のお店。地元の家族連れで混んでいました。<br /><br />2日目の朝食前にホテル周辺を散策してみると、街路樹やそこここに咲き誇る花々は完全にリゾート! グアム・サイパン・ハワイで見慣れた種類ばかりです。なのに・・・その後ろに建つ商店などはあくまでも中国チック。道路には自転車が、歩道には客待のオートバイタクシーの群れが。どう観てもお洒落には見えません。欧米のリゾートを見慣れた者からすると、なんとも不思議な雰囲気の光景が広がっています。<br /><br />いよいよ待ちに待ったスクーバダイビングです。今日お世話になるのは、三亜の街から車で15分ほどのところにある「鹿回頭新興体育休閑有限公司」という大型レジャー施設。ここは亜龍湾のレジャー開発権利を独占所有しているマリンレジャー企業の第一拠点で、白砂のロングビーチを舞台に、ありとあらゆるマリンアクティビティーを楽しめる場所です。  <br />中国におけるスクーバダイビングはまだまだ体験ダイビングが全体の99%を占めており、大陸から観光旅行に訪れた団体客が1日に数百人規模で体験していきます。そのため、この企業のパンフレットによれば、専属のダイビングインストラクターは200人! さすがは中国、客の数も数なら、受け入れる側の規模も桁外れです。<br /><br />いよいよダイビングエントリー。中国らしからぬ洒落た雰囲気のログハウス風施設で着替えをしたら、椰子の木の林を抜けて白いロングビーチへ。ビーチから海にせり出した桟橋を歩き、小型のボートに乗ると、亜龍湾内にいくつも浮かぶポントゥーン(人工の浮島)の1つへ。ここで最終的な器材セッティングをして、海へエントリーです。 <br />中国人のお客さんは体験ダイビングの人がほとんどなので、ビーチでウエットスーツと軽器材をレンタル・装着してこのポントゥーンに来ます。重器材はポントゥーンに置いてあるのでそれを装着して体験ダイビングに参加します。<br /><br />海からあがってきて施設のベンチでタバコをくゆらせていると、目の前のヤシの木を地元のスタッフがスルスルと登り始めました。まるで猿のごとき身の軽さ。もちろん目的は天然のヤシの実をもぐこと。手馴れたもので上手いもんです。 <br /><br />2日目の夜は昨夜と違うホテルに移動。今夜泊まるのは「銀泰度暇酒店」という新しい5星クラスのホテルです。大東海湾に面した超大型の観光リゾートホテル。その割には昨夜のホテルより部屋の中は狭いし、作りが簡素・・・。場所が良い分、中身は落ちるのかも? <br /><br />夕食は「珠江花園酒店」というホテルの中のレストランにて。このホテルは海南島のリゾート開発が始まった当初に建てられたホテルで、当時は島で数少ない4〜5星クラスの高級リゾートホテルでした。でも今は専らロシア人に人気のホテルになってしまい、日本人観光客には殆ど縁がなくなてしまった感じが。それでもここのレストランの中華料理は「旨くて安い」と大人気です。<br /><br />3日目は三亜市から車で1時間近く走ったところにあるマイナーなビーチエリア「太陽湾」へ来てみました。ここは昨日の「亜龍湾」とは異なり、まだこれから観光開発がされようというビーチ。市内からビーチへ続く1本道は途中から大工事中で通れないは(今回は許可をもらって通りました)、ビーチ周辺はリゾート施設の建設中で民家も商店もなく、飲み物1本買うことができない始末。しかも、陸からビーチに降りる通路すらすぐには見つからない!・・・そんな超ド田舎のビーチです。 <br />で、やっとビーチに辿り着き、人気の無い片隅にポツンと建つダイビングサービスサービスにチェックイン。太陽サンサン、喧騒も無し、あまりにノンビリし過ぎてダイビングをするより昼寝をしたい気分になる、不思議なダイビング施設です。<br /><br />今回はビーチの沖合いに潜ってみました。このポイントへ行くには前述のほったて小屋から、まず全器材を背負ってビーチを300m程歩きます。更に、水に入ったら沖合いへ向かって約500m水面移動をしてから潜降します。ハッキリ言って潜降ポイントに到着した時点で息あがってフラフラです! <br />中国のダイビングインストラクターは人民解放軍海兵隊の経験者が多いので、なにしろタフです。今回は、ダイビング用ではない4〜5人乗りの小さなボートで沖合いへ出て、ポイント水面で器材を海面に放り投げ、同時に水へ飛び込み水面装着と同時に潜降!・・・という特殊部隊のような早業潜水スタイルも経験しました。<br /><br />ダイビングを終えてビーチへ戻ってくると、陸で待っていた中国人スタッフが蟹を手に乗せて持ってきました。食べられるのかどうか分かりませんが、訪れる人の少ないビーチなので普通に生息しているようです。デカイ貝殻を相手に鋏を振り上げていました。<br /><br />昼食は市内近くへ戻ってレストランへ。最近の日本のアジアンミールブームの中で、徐々に日本でもお店が増えてきている中国・海南島の名物料理「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。茹でた鶏肉に辛味のソースをお好みで付けて、御飯といっしょに。<br /><br />最後の夕飯は三亜の街で人気の海鮮料理レストラン「東郊椰林海鮮城」に。ここは4階建てのビルがそっくりレストランになっていて、オープンスペースから宴会場・個室まで、そのキャパシティーは数百人規模というマンモスレストランです。 <br />店内の生簀に入れられている海鮮食材を選んで、調理方法や味付けを係員に指示するという中国らしいオーダースタイル。とてもとても観光客の日本人には真似できそうにありませんが、まるで市場のような活気があって店内は賑やかです。 <br />魚介類以外にも海南島名物の鶏肉や、中国名物の豚肉も揃えています。それらは館内に専門の調理場があり、コック達が大きな中華包丁を振り回してダイナミックな調理を見せてくれます。<br />また、中国では食材の芸術的加工が盛んです。これは調理人の腕の見せ所なのですが、瓜や大根・蕪(かぶ)などの実を見事なまでに刳り貫いたり削ったりして、様々な造形を作り出します。それらが料理やデザートの飾りとして添えられて出てくるのも、中国での食事の楽しみです。<br /><br />3泊4日という旅はあっというまに過ぎ、いよいよ中国のリゾートアイランド海南島ともお別れです。 帰路も往路と同じく、中国南方航空便で広州へ飛び、そこから全日空便に乗り換えて東京(成田)へ帰ってきました。<br />

中国・海南島でダイビング!

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2007/04/20 - 2007/04/23

143位(同エリア214件中)

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TAKUZO

TAKUZOさん

まずは海南島に渡る前に、中国大陸の商業都市・広州の国際空港です。日本から海南島へは夏場の一時期に臨時便が飛ぶ以外は、定期運行の直行便がありません。そのため今回は、全日空便で成田から広州へ飛びました。
広州の空港は非常に大きくきれいな建造物です。ただ、表示が曖昧で分かりにくいのも事実です。初心者には辛い空港かも。しかも、ターミナルビルは立派なのに、ローカル路線への搭乗はナント滑走路を徒歩移動です。。。

三亜市は、日本の九州と同じ面積を持つ海南島の中でも、最も南端に位置するリゾート都市・三亜(SANYA)という街です。ここには国際空港(と言っても現在は国内線しか飛んでませんが)があり、街の中心までは車で30分ほどと、便利な立地です。
今夜の宿は「宝宏龍都大酒店」という大型の4星ホテル。市内では新しく開発された地域の一角に建つホテルで、室内も広くゆったりとしています。ロビーではピアノの生演奏が流れていたり、館内のスーベニアショップではビーチサンダルから水着、パレオやアロハシャツなどのリゾートライフグッズ(?)も揃っています。
最近の海南島はロシアからの観光客で賑わっています。ロシアの方々にとっては「近いリゾート」という感覚があるようです。

海南島の名物料理は「文昌鶏」というこの島特有の鶏の肉を使った料理です。文昌鶏は野生に近い状況で長時間かけて飼育され、一般的な鶏肉より肉厚なのに柔らかい!という食感が魅力。調理方法は簡単で、毛を取り除いてから丸茹でするだけなのですが・・・この火加減とかが素人には難しいようです。以前は島内の一般家庭でもよく調理されていたそうなのですが、最近は調理できる人が減ってきたので、地元の人たちも専門店に食べに行くとのこと。
今回訪れたのは「愛晩亭」という三亜市内の人気のお店。地元の家族連れで混んでいました。

2日目の朝食前にホテル周辺を散策してみると、街路樹やそこここに咲き誇る花々は完全にリゾート! グアム・サイパン・ハワイで見慣れた種類ばかりです。なのに・・・その後ろに建つ商店などはあくまでも中国チック。道路には自転車が、歩道には客待のオートバイタクシーの群れが。どう観てもお洒落には見えません。欧米のリゾートを見慣れた者からすると、なんとも不思議な雰囲気の光景が広がっています。

いよいよ待ちに待ったスクーバダイビングです。今日お世話になるのは、三亜の街から車で15分ほどのところにある「鹿回頭新興体育休閑有限公司」という大型レジャー施設。ここは亜龍湾のレジャー開発権利を独占所有しているマリンレジャー企業の第一拠点で、白砂のロングビーチを舞台に、ありとあらゆるマリンアクティビティーを楽しめる場所です。 
中国におけるスクーバダイビングはまだまだ体験ダイビングが全体の99%を占めており、大陸から観光旅行に訪れた団体客が1日に数百人規模で体験していきます。そのため、この企業のパンフレットによれば、専属のダイビングインストラクターは200人! さすがは中国、客の数も数なら、受け入れる側の規模も桁外れです。

いよいよダイビングエントリー。中国らしからぬ洒落た雰囲気のログハウス風施設で着替えをしたら、椰子の木の林を抜けて白いロングビーチへ。ビーチから海にせり出した桟橋を歩き、小型のボートに乗ると、亜龍湾内にいくつも浮かぶポントゥーン(人工の浮島)の1つへ。ここで最終的な器材セッティングをして、海へエントリーです。
中国人のお客さんは体験ダイビングの人がほとんどなので、ビーチでウエットスーツと軽器材をレンタル・装着してこのポントゥーンに来ます。重器材はポントゥーンに置いてあるのでそれを装着して体験ダイビングに参加します。

海からあがってきて施設のベンチでタバコをくゆらせていると、目の前のヤシの木を地元のスタッフがスルスルと登り始めました。まるで猿のごとき身の軽さ。もちろん目的は天然のヤシの実をもぐこと。手馴れたもので上手いもんです。

2日目の夜は昨夜と違うホテルに移動。今夜泊まるのは「銀泰度暇酒店」という新しい5星クラスのホテルです。大東海湾に面した超大型の観光リゾートホテル。その割には昨夜のホテルより部屋の中は狭いし、作りが簡素・・・。場所が良い分、中身は落ちるのかも?

夕食は「珠江花園酒店」というホテルの中のレストランにて。このホテルは海南島のリゾート開発が始まった当初に建てられたホテルで、当時は島で数少ない4〜5星クラスの高級リゾートホテルでした。でも今は専らロシア人に人気のホテルになってしまい、日本人観光客には殆ど縁がなくなてしまった感じが。それでもここのレストランの中華料理は「旨くて安い」と大人気です。

3日目は三亜市から車で1時間近く走ったところにあるマイナーなビーチエリア「太陽湾」へ来てみました。ここは昨日の「亜龍湾」とは異なり、まだこれから観光開発がされようというビーチ。市内からビーチへ続く1本道は途中から大工事中で通れないは(今回は許可をもらって通りました)、ビーチ周辺はリゾート施設の建設中で民家も商店もなく、飲み物1本買うことができない始末。しかも、陸からビーチに降りる通路すらすぐには見つからない!・・・そんな超ド田舎のビーチです。
で、やっとビーチに辿り着き、人気の無い片隅にポツンと建つダイビングサービスサービスにチェックイン。太陽サンサン、喧騒も無し、あまりにノンビリし過ぎてダイビングをするより昼寝をしたい気分になる、不思議なダイビング施設です。

今回はビーチの沖合いに潜ってみました。このポイントへ行くには前述のほったて小屋から、まず全器材を背負ってビーチを300m程歩きます。更に、水に入ったら沖合いへ向かって約500m水面移動をしてから潜降します。ハッキリ言って潜降ポイントに到着した時点で息あがってフラフラです!
中国のダイビングインストラクターは人民解放軍海兵隊の経験者が多いので、なにしろタフです。今回は、ダイビング用ではない4〜5人乗りの小さなボートで沖合いへ出て、ポイント水面で器材を海面に放り投げ、同時に水へ飛び込み水面装着と同時に潜降!・・・という特殊部隊のような早業潜水スタイルも経験しました。

ダイビングを終えてビーチへ戻ってくると、陸で待っていた中国人スタッフが蟹を手に乗せて持ってきました。食べられるのかどうか分かりませんが、訪れる人の少ないビーチなので普通に生息しているようです。デカイ貝殻を相手に鋏を振り上げていました。

昼食は市内近くへ戻ってレストランへ。最近の日本のアジアンミールブームの中で、徐々に日本でもお店が増えてきている中国・海南島の名物料理「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。茹でた鶏肉に辛味のソースをお好みで付けて、御飯といっしょに。

最後の夕飯は三亜の街で人気の海鮮料理レストラン「東郊椰林海鮮城」に。ここは4階建てのビルがそっくりレストランになっていて、オープンスペースから宴会場・個室まで、そのキャパシティーは数百人規模というマンモスレストランです。
店内の生簀に入れられている海鮮食材を選んで、調理方法や味付けを係員に指示するという中国らしいオーダースタイル。とてもとても観光客の日本人には真似できそうにありませんが、まるで市場のような活気があって店内は賑やかです。
魚介類以外にも海南島名物の鶏肉や、中国名物の豚肉も揃えています。それらは館内に専門の調理場があり、コック達が大きな中華包丁を振り回してダイナミックな調理を見せてくれます。
また、中国では食材の芸術的加工が盛んです。これは調理人の腕の見せ所なのですが、瓜や大根・蕪(かぶ)などの実を見事なまでに刳り貫いたり削ったりして、様々な造形を作り出します。それらが料理やデザートの飾りとして添えられて出てくるのも、中国での食事の楽しみです。

3泊4日という旅はあっというまに過ぎ、いよいよ中国のリゾートアイランド海南島ともお別れです。 帰路も往路と同じく、中国南方航空便で広州へ飛び、そこから全日空便に乗り換えて東京(成田)へ帰ってきました。

同行者
社員・団体旅行
交通手段
タクシー
航空会社
ANA
  • 中国ではまだまだ滑走路を歩行移動させられる空港が多く残っています。

    中国ではまだまだ滑走路を歩行移動させられる空港が多く残っています。

  • なんとも簡単な造りのポントゥーンからのエントリーです。

    なんとも簡単な造りのポントゥーンからのエントリーです。

  • 3日目の質素&ノンビリとしたダイビングサービスです。

    3日目の質素&ノンビリとしたダイビングサービスです。

  • 水中生物は・・・こんなもんかな。もう少しコーラルな魚たちも居ましたけど。

    水中生物は・・・こんなもんかな。もう少しコーラルな魚たちも居ましたけど。

  • 文中にも登場するビーチの蟹くんです。

    文中にも登場するビーチの蟹くんです。

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