2007/08/17 - 2007/08/20
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ライオンベラーさん
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実家の母親が脚が痛い、腰が痛いと言っているので、九州の黒川温泉に連れて行くことにしました。
高齢者なので、往路は飛行機、帰路は船、宿泊は温泉付きの貸し別荘という贅沢な旅にしました。
1日目は、鹿児島空港からレンタカーで桜島、日南海岸、青島、宮崎、阿蘇を経由して、大分県と熊本県の県境の温泉地まで走るという強行スケジュールを立てました。
しかし・・・
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ
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-
神戸空港を使ってみることにしました。
盆過ぎの高い時期でしたが、予約できただけでもよしとしなければならないでしょう。
そのとき分かったことですが、何と九州に飛ぶときは、福岡に飛ぼうが大分に飛ぼうが、熊本や長崎に飛 -
ぼうが、鹿児島に飛ぼうが、運賃はほとんど変わらないのです。
おお、それでは鹿児島に飛ぼう!
と、いうことで鹿児島に飛ぶことにしました。 -
神戸空港は関空や伊丹(大阪国際空港)と違って、よく空いていました。
税金を使っているのでもったいないことです。
将来的には伊丹の機能を全てこちらに移して、こちらをもっと充実させていけばどうでしょうか? -
環境にもいいし、伊丹の跡地も利用できます。
さて、飛行機の国内便に乗ることなど、めったに無いので、どんなフライトかわくわくしてきました。
離陸しました。 -
暑い地上と違って快適です。(外気温ー数十℃)
これまでの経験から、飛行機は全てのフライトで食事が出るものと思っていました。
でも、結局、このフライトでは最後まで食事は出なかったので、とてもがっかりしました。 -
また、65分のフライトだと思っていたのに、この時間は離着陸時間も含んでいました。
ですから、離陸後、30分も経たないうちに青島が見えたので驚きました。
しかし、飛行そのものは快適でした。 -
鹿児島空港に着きました。
予約していたレンタカーを借りて、出発しました。
少し行くと西郷さんの銅像がありました。
鹿児島まで近いと思ったので、国道で行きました。 -
しかしこれが大失敗!
渋滞で、たっぷり時間がかかってしまいました。
おまけに慣れない車ということもあって、母親がひどい車酔いにかかってしまいました。 -
休憩しようと城山展望台に行ったら、駐車場がいっぱいで停めることができません。
銀行の駐車場で利用する間、少し休んで、その後、さっそくフェリーで桜島に渡りました。(写真)
母親は車酔いでダウンしたままです。 -
車を停めて休みたいと言うので、そのまま桜島の恐竜公園に上がりました。
ここでしばらく休憩です。
エアコンをつけるためにエンジンはかけっぱなしです。 -
すごい!
石こう(?)で造られた恐竜がたくさんいます。
今にも動き出しそうです。
おお! 桜島の山頂も間近に見えます。 -
西洋人の青年が三脚で写真を撮っていました。
日本中をあちこち旅して回っているような格好をした、いかにもトラベラーといった感じの青年でした。
ごく普通に挨拶した後、私と恐竜の写真を撮ってもらいました。 -
暑い、暑い、暑い! 本当に暑い!
今日は長距離を移動しなければなりません。
でも時間は刻々と過ぎていきます。
母親は、少しは楽になったというけれども、まだま -
だここを出発できそうにはありません。
もうしばらく待つことにしましょう。
時間はもうすぐ2時になります。
予定では遅くとも1時にはここを出ていなければな -
りません。
青島はもうやめて、日南海岸の風景を楽しむだけにせざるを得ません。
この写真はこの公園から見た鹿児島行きのフェリーです。対岸の鹿児島まで15分ほどかかります。 -
ついに恐竜公園を出発しました。
左手は桜島の山頂、右手は鹿児島湾です。
本当に景色のいいドライブコースです。
道中、山頂がきれいなところで車を停めました。 -
地図や写真だけでは分かりません。
来てみて初めて、この山の雄大さを感じ取ることができました。
ここから噴出する火山灰が、鹿児島市内にも届くそうです。 -
前の写真は北向きで、この写真は南向きです。
海は鹿児島湾で、ここにはとてもたくさんの種類の魚がいるそうです。
ここを出たら、この道路を右(西)から左(東)向きに走って、日南海岸へ向かいます。 -
溶岩の風景が続くので、もっとよく見ておきたいと思って、展望台(写真の上の屋根)に行ってみることにしました。
駐車場に車を停めて、ひとりで駆け上がりました。
そこは、本当に異様な光景が広がっていました。 -
しかし、絶景でもありました。
また出発しました。
ひたすら日南海岸を目指して走り続けます。
時間はどんどん経っていきます。 -
前回の旅で、大分県と熊本県を訪れたので、九州であと残っているのは宮崎県だけです。
せっかくここまで来たので、今日はなんとしても宮崎県を訪れたいと思います。
そしてまた、本当にその県を訪れたと実感するため -
には、やはり県庁所在地を訪れておく必要があるように思います。
また、県庁に行くと、そこでは何かのイベントがあって、知事さんが出ておられるかも知れません。
そうすると、上手くいけば知事さんとツーショットの -
の写真に納まることも夢ではありません。
宮崎にはそんな期待もありました。
しかし、時間はもう4時を回っています。
予定到着時刻の7時を過ぎると、宿泊をキャンセル -
扱いにされてしまうかも知れません。
このまま宮崎に向かうべきか、それとも一切あきらめて、高速道路を使うべきか。
迷いに迷いましたが、そろそろ決断しなければなりません。 -
国道は距離的には短いけど信号待ちや渋滞もあります。
高速道路は距離が長くて料金もかかるけど、走行は楽です。
病人(?)にとっても楽でしょう。 -
よし!
ということで決断しました。
高速道路に向かいます。
入り口は都城(みやこのじょう)です。 -
だいぶ走りました。
都城の市内は混んでいます。
ここは、現在の知事が高校時代まで過ごされたところです。 -
偉大な人を生み出す風土の雰囲気のようなものを体感することができました。
電話すると、別荘には8時頃までに入ればいいということでした。やれやれです。 -
ようやくのことで、インターに到着し、高速道路に入りました。
高速道路を走りに走りました。
辺りは真っ暗です。
大分(だいぶ)疲れてきました。 -
熊本でインターを降りて、阿蘇方面に向かいます。
その後、またかなり走って、ようやくのことで目的の別荘を探し当てました。9時を回っていました。
やれやれということで、風呂(温泉)に入った後、くつろぎました。 -
翌朝はゆっくり休んでから出発しました。
まず、由布院に行ってみました。
この写真は由布院駅で、次の写真は駅から見た由布岳です。 -
その後、やまなみハイウェーを通って、黒川温泉に向かいました。
途中、この辺りの名物のだご汁(団子汁)を食べました。(次の写真)
少し辛かったので、薄味メニューがあれば健康にい -
いのにと思いました。
やまなみハイウェーに入りました。
前回、雨の中を暗くなってから走った道です。
やはり、昼間の方が断然いいと思いました。 -
途中、くじゅう自然動物園に寄りました。
私がひとりで入りました。
小動物がたくさんいました。
写真はニホンジカです。 -
展望台もありました。
-
ラマ?
-
エミューさん、こんにちは。
-
こんにちは。
-
こんにちは!
-
こんにちは!!!
-
あひるさんがいました。
-
どこへいくのでしょうか?
-
ついていってみましょう。
-
道を渡りました。
-
ラマさんのところへ来ました!
-
ラマさん、こんにちは。
-
ポニー
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ロバ
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ニホンジカ
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ニホンジカ
-
ニホンジカ
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ヒツジ
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ヒツジ
-
ヒツジ
-
ヒツジ
-
バイソン
-
入り口のところにウサギもいました。
自然動物園を出た後、黒川温泉に向かいました。 -
自然の中を走って、黒川温泉に到着しました。
まず、山みず木という温泉旅館に行ってみました。
駐車場はいっぱいでしたが、何とか停めることが出来ました。 -
1200円で三軒の露天風呂に入れるという、入湯手形を買いました。
男湯(名目上は混浴)は、少し混んでいましたが林の中にあって、十分に風情を感じることができました。 -
横に小さな川が流れています。
岩場から川に降りてみると、よりいっそうの風情を感じることができました。
川の水は温水ではありませんでしたが、ひんやりとして気持ちがよかったです。 -
まわりの木々ではせみが鳴いていました。
温泉を出て、阿蘇に向かいました。
とても景色がいい道です。 -
すごい、すごい。
広大な斜面全体が牧場で、ウマやらウシやらがたくさんいます。
写真は中腹の馬乗り場です。
ここに阿蘇火山博物館があります。 -
残念ながら5時で閉館になてしまって入れませんでした。
中岳行きのロープウェイも、もう終わっていましたが、幸い有料道路は、まだ通れました。
車で山上まで上がっていきました。 -
うわあ、すごい、すごい、素晴らしい!
阿蘇の山上は一面の溶岩で、すごい光景です。
残念ながらここでも母親は、疲れてしまって車の中で休んでいたので、私がひとりで火口を見に行ってきました。 -
案内図です。
-
あちこちにこのようなシェルターがあります。
緊急時にはここに逃げ込みます。
入り口は火山弾が飛んでくるのと反対の方向になっているので逃げ込めば当たりません。 -
溶岩の場合はどうでしょうか?
入り口から流れ込んで来る前に冷えて固まってしまうのでしょうか?
しかし、同時に火山ガスでやられてしまう可能性もあります。 -
実に怖いことです。
これは身代わり不動さんです。
異変が起こったとき、この不動さんが身代わりになってくれるので、私たちが助かるというしくみになっているようです。 -
あれ、お願い地蔵さんもあります。
この火山が願い事をかなえてくれるのでしょうか?
何か変な気がします。
それとも何か謂(いわ)れでもあるのでしょうか? -
うわぁ、火口です。
底は熱湯の湖です。
すごい色をしています。
ここへ来るまではここまで期待していませんでした。 -
日本にこんなにすごいところがあるとは知りませんでした。
阿蘇山は、その地形が変わっているだけで、単に岩から煙が出ているか、いないかぐらいのところだと思っていました。 -
でも、本当にすごいところだということがよく分かりました。
ここが、火の国と呼ばれることも、大納得です。
この湯が次から次へと地中から大量に湧き出してきている・・・ そう、考えると私たちがふだん払って -
いる光熱費や水道代に換算してみたくなります。
これだけの量の湯をこの温度まで沸かすとしたら・・・
当然家計は大破産です。 -
帰り道には牛が歩いていました。
何か、ケニヤにいるような気持ちになってきます。
帰りにまた、黒川温泉に立ち寄りました。 -
辺りはもう、暗くなっていました。
今度は、新明館という温泉宿に行ってみました。
岩場をくりぬいて造られた露天風呂がありました。
幻想的な薄明かりの中に独特の風情がありました。 -
新明館を出てから食事をして、別荘に戻りました。
買ってきたビールを飲みました。
美味い!
もう、疲れも十分にとれました。 -
朝になりました。
チェックアウの日です。
片付けて掃除して、荷物をまとめました。
ジージーとセミが鳴く中を、出発しました。 -
時間は十時を回っていました。
また、黒川温泉にやってきました。
手形は3回分なので、これで最後です。 -
今度は山河旅館に行ってみました。
入り口は、本当に何の変哲もない山村の民家のようなところでした。
しかし、入ってみると、実に趣がある棟が点在していました。 -
露天風呂は林の中にあります。
早朝なので男湯(名目は混浴)は私ひとりです。
周りの木々でセミが鳴いていて、何ともいえない気分です。 -
若い女性が二人で覗きに来ましたが、私が入っていたので女湯の方へ行ってしまいました。
早朝なので誰もいないと思って、こちら(混浴)に入るつもりだったのでしょう。
山河旅館を出た後、写真のようなみやげ物店で、 -
休憩しながら、別府へ向かいました。
雨が降ってきました。
山道を走って、また、アフリカンサファリに入りました。 -
いろいろなゾーンを進んで行くうちに、前回のことを思い出しました。
サファリを出ると、2時になろうとしていました。
帰りのフェリーは4時発です。 -
雨は一向に止みません。
本当は、この後別府で地獄巡りをするつもりでしたが、時間がありません。
別府湾が見渡せる展望露天風呂も、この雨では何も見えないでしょう。
-
ああああ、私の靴の底が取れかかっています。
このままでは、船の中も歩けません。
荷物を送った後、乗船手続きをして、その後靴を買いにいくことにしましょう。 -
今日は日曜日です。
荷物を宅配するために郵便局を探しましたが、どこも閉まっています。
宅配の看板も見当たりません。 -
土産などを買い込んだので、荷物は持ちきれないほどになっています。
時間も迫っています。
ああ、どうしよう。 -
!
そうだ、コンビニから宅配できるはずだ!
コンビニがありました。
やっと、荷物を送ることができました。 -
さあ、いよいよ乗船手続きです。
早くから予約していたので、無事完了しました。
年寄りがいるので、1等船室です。
まだこの上に特等やスウィートルームもありますが -
1等で十分です。
さあ、この後、靴を買って、レンタカーを返さなければなりません。
レンタカーの返却は3時半、出港は4時です。 -
もう、ほとんど時間がありません。
ホームセンターがありました。
広いところです。
ようやくのことで靴売り場を探し出しました。 -
さあ、次はレンタカーの返却です。
もう、時間は3時半を回ってしまいました。
着きました。
手続きをしました。 -
母親は船乗り場で待っています。
間に合うでしょうか?
タクシーをつかまえるつもりでしたが、レンタカーの店員の方が車で乗船場まで送ってくれるサービスがついていました。 -
ラッキー!
到着しました。
時間は4時少し前です。
間に合いました! -
靴を履き替えて、古い靴はゴミ箱に捨てました。
いよいよ乗船です。
船室は初めてなのでわくわくします。
思ったより広い! -
よく空いていました。
出港しました。
快適です。
別府に着きました。 -
ここで大勢乗り込んできました。
何とここは6時40分発です。
ここから乗れば、もっと余裕がありました。
食事もビュッフェ形式でしたが、メニューがたくさんあって、内容もグッドです。
窓の外に虹が見えました。
揺れも少なく、快適な船旅でした。
(完)
ライオンベラー再び九州へ飛ぶ 07夏 [写真版]http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10196469/
ライオンベラー再び九州へ飛ぶ 07夏 [写真版] セレクション http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10318596/
※ 次回の旅は大坂です。(http://4travel.jp/traveler/wanyamapori/album/10184492/)
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