2003/06/15 - 2003/06/19
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naohisaoneさん
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港からダウンタウンまで、10数キロあまり...この地を訪れる事があれば、ぜひその道を歩いてみるといい。アメリカらしいだだっ広く埃っぽいアスファルトを歩いていると、やけに空と雲が近くに見える。「とうとう、あの白い雲には、手が届きそうで届かなかった...」など不思議にセンチな気分に浸っていた。100日のワールドクルーズの最終地。
かつてのゴールドラッシュの面影もなく、今の混沌とした自分にはちょうどいい...そう思えた。
かたわらで一緒に歩く彼女、思えば縁の不思議を感じさせる。日本に帰ってからは、もう会う事はない...そう言えずに。澄み切った空気を吸い、美しいフィヨルドを見てきて、少し浄化されたみたいだ。「やさしいね!」彼女がそう言うたび、僕らの旅路も終わっていくんだよ....人とは、なんて身勝手だろう、自分の都合の良さにあきあきして笑えてきた。
起伏のある一本道の向こうに空とこの道、出会う場所が本当にある様に思えていた...日本に着く10日前の事だった。
人は進化し続けるのならば、僕の人生の中でも、小さな成長の歩みを止める事はないのだろう。だとしたら、そんなに悲観的に生きる必要はないかも知れない。それは、あきれる程、楽観する彼女を見ていたら、「どうにかなるものさ...」と思えるから不思議なものだ。進むことを止めない限り、想像つかない出会いや祝福があるのも否定できない。そんなことを思いながら、一歩、一歩歩いていると行過ぎた黄色いスクールバスが僕らのそばにバックしてきた。そこには、この旅で知り合えた聡明な紳士が僕らを見つけて、運転手に頼んでくれたようだった。聞くと徒歩では1時間近くはかかるらしい...。(知り合えて良かった)何せ、紳士は僕ら以外のえらぶった婦人や自慢したがる金持ちを見つけても、けっしてバスを止めるようには言わなかったのだから。
明日、何が起こるか、はたして想像どうりであるのかは知るところではないが、ひとつ変わったのは来るべき明日に、どう取り組むかは自分で選ぶことができるということだ。そして、それが案外、人が思う「しあわせ」というものへ通じていたりするのだから。少なくとも、僕がたどりついたと思った「頂」では、決して手にいれることができなかったのだから...。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kaz-ykさん 2008/04/24 01:01:06
- はじめまして
- naohisaoneさん 今晩は
100日に世界一周とは、とは立派!
バスを止めて貰えなんてご人徳
続編をお待ちしています。
- naohisaoneさん からの返信 2008/04/24 11:55:09
- kaz-ykさんへ
- > 初めまして...ご覧いただきありがとうございます☆
> ブログ拝見しました。大ベテランさんですね!
> 同じような価値感をお持ちの方にお読みいただき、感激です。
>
> 気持ちが高ぶってきましたら続編を書きます。
> (できるだけ、海外にいる時の研ぎ澄まさせた感覚を思い出したら)
>
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