同里'07秋

2007/09/24 - 2007/09/24

上海体育館からのバスで同里鎮(江蘇省呉江市)へ日帰り旅行。この地方に多々ある江南水郷の中で、同里は周荘、甪直と並び三明珠と称されているとのこと。鎮全体は思っていた以上に広くて全部は回りきれず、見所の一園(退思園)、二堂(嘉蔭堂、崇本堂)、三橋(太平橋、吉利橋、長慶橋)を中心にのんびりと水郷の雰囲気を楽しみました。

エリア 中国

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

ターミナルでバスを降りて、電動カートのような乗り物で古鎮区入り口まで移動。入って最初に渡る中川橋から左に見える泰来橋。

平日の午前で観光客もまだ少ないからか、人通りの少ない明清街。

得春橋から眺める水路。この日は天気に恵まれた。

蘇州の古典庭園とともに世界遺産に登録されている退思園。こじんまりとしているが落ち着いた感じ。

蘇州式の庭園には欠かせない奇岩「太湖石」は退思園にも取り入れられている。

退思園の別名は貼水園。さて、水に浮いているように見えるか!?

退思園の中の池を囲む眺め、その1

退思園の中の池を囲む眺め、その2

退思園の中の池を囲む眺め、その3

退思園の中の池を囲む眺め、その4

退思園の中の池を囲む眺め、その5

退思草堂の額

歴史文物陳列館の中、2階から民家を眺める。展示内容は、日本人にとっては心が痛むものも。

三橋景点、水路に架かる長慶橋

三橋景点、水路に架かる吉利橋

崇本堂は嘉蔭堂とともに二堂と呼ばれ、同里の主要な景点となっている

三橋景点、水路に架かる太平橋

三橋景点、長慶橋を反対側から

嘉蔭堂へは裏口から？入ってしまった

観劇場のような造りの嘉蔭堂内部

観劇場のような造りの嘉蔭堂2階部分

嘉蔭堂の入り口はこちらでした

豚の骨付きもも肉を江南地方特有の甘い醤油で煮込んだ「状元蹄」。周荘や朱家角では「万三蹄」と呼ばれていた。プリプリした食感はコラーゲンか？味は少し濃かったが、角煮のようでおいしかった。食べた後、水路端で地元の人が巨大な毛抜き？で「状元蹄」になる前の「足」の毛を抜いていたのを目撃・・・。

水路には石灰の白壁がとても映える

三橋の手前にある茶館で休憩

三橋景点、水路に架かる長慶橋

三橋景点、水路に架かる吉利橋

お茶請けに頼んだ、左側の「百果蜜餻」はさくさくしたパイのよう。右側の名前は何というのだろう。

細い路地が所々に残る

いくつか水郷を見てきたが、民家の前の水路につながれていることが多いような・・・また、違う形でも・・・食卓に上がるのかな・・・

珍珠塔景点は退思園よりも広かった

中川北路にある、昼食に状元蹄を食べた店。おばちゃんの呼び込みに誘われて特に何も考えずに入ったが、おいしかった。

右手前に見えるのが、行きに乗った電動カートのような乗り物。正面の建物が、上海からのバス停の前にあるインフォメーション。

この旅行記へのコメント （2）

• nao0880さん 2007/10/08 03:48:51

  状元蹄

  Vermeerさん、こんにちは。
  同里に行かれたのですね。
  この写真は状元蹄でしたね、食べましたか？
  同じものが周庄では万三蹄と呼ばれているように理解しています。
  私も少し食べましたが、1本となるとちょっと食べ切れませんでした。
  秋の同里はよかったですか。
  私は雪の降る日と、猛暑の日に訪れました。
  秋もいいだろうなあと思っていましたが、機会に恵まれていません。
  私の同里の旅行記を整理しているところで、急な出張。
  今はシンガポールで仕事をしているところです。
  では、また。

  Leprechaunさん からの返信 2007/10/08 12:02:40

  RE: 状元蹄

  訪問ありがとうございます。私も朱家角で見た「万三蹄」だと思っていましたが同里では「状元蹄」でした。何か謂れなどはあるのでしょうか？また味付けは同じなのでしょうか？「万三蹄」は食べたことがありません。4人で1本を頼み、特に私の妻と母は「コラーゲンが！」と大変お気に召していたようです、もちろんおいしかったですよ。水路端で「状元蹄」になる前の足の毛を大きな毛抜きで処理している光景を見かけました。同里は思っていたよりも広く、全てを見て回るにはとても1日では足りませんでした。nao0880さんの旅行記は大変参考になりました。