2007/08/13 - 2007/08/15
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bunkichiさん
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灼熱地獄の都会はまっぴらご免と涼を求め、八ヶ岳に向かった。
確かに八ヶ岳の夜は涼しさを通り越し、むしろ寒かったから、当初の目的は達する事はできた。
だが、このところ本格的登山に、すっかりご無沙汰状態。
しかも9年ぶりの八ヶ岳登山、当然のことながら日頃の運動不足から体力の衰えは一目瞭然である。
結果として足を滑らせ、太ももをひどく打ち、長年愛用の登山靴の底が剥がれかかるといったアクシデントに見舞われ、肉体、靴ともボロボロの登山であった。
やはり、山を甘く見ては行けない。とワンパターンの反省とリベンジ登山を誓うのである。
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- 交通手段
- 自家用車
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-
車中泊にて、早朝に美濃戸山荘の近くに到着する。
ここまでは一般車が入ることができる。
だが美濃戸口からここまでの林道は、前回来た時に比べ、とくに下の方がひどく荒れており、四駆のそれなりの車でない限り、あまりお奨めできない。
1時間歩くことが苦でなければ、美濃戸口の駐車場に駐めた方が無難かもしれない。
しかも美濃戸口では一日の駐車料金は500円だが、美濃戸周辺は1000円である。 -
6時少し前、美濃戸分岐点を北沢ルートで行者小屋目指して出発した。
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沢のせせらぎを聞きながら、沢沿いを歩き、途中、3度ほど橋で沢を渡る。
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最後の沢超え後、ひたすら樹木林の急坂を登る。
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急坂を登りきると河原にでる。
ここまで来れば行者小屋まではもう少しだ。 -
八ヶ岳の山々が現れたが、日差しが強い。
-
行者小屋に8時過ぎに到着した。
\(@^o^)/
行者小屋
http://www.alles.or.jp/~akadake/top.html -
さっそく、本日の宿泊先であるテントを設営した。
ここでのテント設置は一人一泊、1000円。
なんでもトイレの浄化槽の導入に伴っての料金設定だとかで、これもいたしかたないことか。 -
テント設営後、ダラダラしていたら9時半近くまでなってしまった。
こりゃいかんと気合いを入れ、八ヶ岳主峰の赤岳目指して出発する。
最初こそ樹木林の中の緩い坂の出だしであったが... -
すぐにクサリと階段の続く、きつい岩場が始まる。
-
網の目の階段がひたすら続く、上から撮影すると大したことがないようだが、強い紫外線の中、もはや拷問状態である。
\(@;◇;@)/やめて〜 -
確かに下の風景は素晴らしいが...
息苦しい! -
拷問状態のなか、10時半過ぎにようやく中岳のコルにたどり着く。
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前方に阿弥陀岳が現れるが、立ち寄る気合いはなく、
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赤岳登頂を目指して、岩場を進む。
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苦しいながらも高山植物が美しい。
シナノオトギリ? -
タカネツメクサ?
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なんじゃこれは?
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おう!あと5分で頂上か♪
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またもや鉄ばしごが現れる。
行く手を妨げるが如く、障害物の連続だ。 -
ようやく山頂が現れる。
さっきの標識から10分近くたっているではないか! -
ワンパターンの三角点撮影。
11時半登頂達成だ!!
\(@^o^)/ ヤッホー!! -
山頂からの眺めは素晴らしい!!
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だが、
いつもの通り山頂はけっこう混んでる。
しかし、
私を歓迎するかのように(勝手な思いこみだが) -
横岳が美しい姿を現し、
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富士山が雲の上から頭を出し、
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登山道脇ではチシマギキョウが咲き、
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ミヤマシシウド?もキレイに咲いていた。
:\(*^▽^*)/: -
山頂での絶景を十分堪能し、本来ならば横岳、硫黄岳と縦走するのが定番コースだが、それは経験済みと自分の体力のなさの口実として、素直に地蔵尾根を通って行者小屋に戻ることとした。
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赤岳頂上小屋を横に通り過ぎると、
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またもやクサリの続く、いやなガレ場の坂が..。
下からはどんどん登ってくるので落石に注意しながら下る。 -
こんな所にもキレイな高山植物が咲いているではないか!
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どうにかこうにか下ることができた。
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赤岳展望荘を通り過ぎる。
ここは、食事バイキング、水洗トイレ完備、天の川天水五右衛門風呂付き。
次回はテント泊ではなく、ここに泊まりたいものだ。
赤岳天望荘 http://www.yatsugatake.gr.jp/ -
13時、地蔵仏に到着。
やたらこのお地蔵の頭をなでていたカップルがいたがなにかご利益があるのか? -
ここの下りもクサリと階段の連続のガレ場。
慎重に下っていたが、何でもない所で、足の疲労と油断のせいか、思わず足を滑らせ転倒した。
その際、左太ももを強く打つ。おまけに靴の底がパカパカするではないか!!
どうやら靴底が剥がれかかっているようだ。
ヽ(。_゜)ノ なんてこった! -
14時、痛んだ足と靴に気を遣い、どうにかこうにか行者小屋にたどり着いた。
-
見よ!この痛々しい靴を...
とりあえず、持っていたガムテープを貼り、靴紐で押さえ応急処置をする。 -
もはやどこにも行くことは無理なので、夕日に染まる赤岳をじっと待つこととした。
-
これだよ!これを待ってたんだ。
v(≧∇≦)v イェェ〜イ♪ -
翌朝、7時少し前に早々とテントをたたんで撤収。
脂汗を流し、約1時間50分近くかけ、我が愛車の待つ、美濃戸の山荘 やまのこ村に戻る。
あー辛かったが、きっとまた来るだろう。
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