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サントリー山崎蒸溜所の工場見学がおすすめと聞き、工場見学は一応家族の趣味となってる我が家なので早速行くことに。<br />しかし私の本当の目的は大山崎山荘美術館。<br />サントリー山崎の近くなのでついでに寄ろう、ということにする。<br />大山崎美術館は出来た頃に一度行ったきりで、又行きたいと思っていたところだったのでこれはよい口実が出来た〜<br /><br />大山崎山荘は関西の実業家、加賀正太郎により大正の初期から昭和の初期にイギリスのチューダー様式を元に別荘として自らが設計、建てられたもの。<br />その後平成に入って荒廃が著しかった山荘はアサヒビール(株)の樋口廣太郎(当時社長)により修理補修され1996年春に美術館として開館した。<br />

大山崎山荘美術館へ

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2007/07/16 - 2007/07/16

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まゆまま

まゆままさん

サントリー山崎蒸溜所の工場見学がおすすめと聞き、工場見学は一応家族の趣味となってる我が家なので早速行くことに。
しかし私の本当の目的は大山崎山荘美術館。
サントリー山崎の近くなのでついでに寄ろう、ということにする。
大山崎美術館は出来た頃に一度行ったきりで、又行きたいと思っていたところだったのでこれはよい口実が出来た〜

大山崎山荘は関西の実業家、加賀正太郎により大正の初期から昭和の初期にイギリスのチューダー様式を元に別荘として自らが設計、建てられたもの。
その後平成に入って荒廃が著しかった山荘はアサヒビール(株)の樋口廣太郎(当時社長)により修理補修され1996年春に美術館として開館した。

同行者
家族旅行
交通手段
自家用車

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  • サントリー山崎蒸溜所で見学を終え、満足した私たちはそこから歩いて大山崎美術館へ向かった。<br />美術館までの道のりは元々山荘なだけにかなり山の中。<br />竹やぶが涼しげ。

    サントリー山崎蒸溜所で見学を終え、満足した私たちはそこから歩いて大山崎美術館へ向かった。
    美術館までの道のりは元々山荘なだけにかなり山の中。
    竹やぶが涼しげ。

  • トンネルが見えてきた。<br />このトンネルも国登録有形文化財となっている。<br />

    トンネルが見えてきた。
    このトンネルも国登録有形文化財となっている。

  • さらに歩くとレストハウスが。<br />こちらも国登録有形文化財の建物。

    さらに歩くとレストハウスが。
    こちらも国登録有形文化財の建物。

  • やっと門が見えてきて到着!

    やっと門が見えてきて到着!

  • 玄関の扉には繊細な模様が。

    玄関の扉には繊細な模様が。

  • 玄関の照明。

    玄関の照明。

  • 受付兼ミュージアムショップ。<br />写真撮影はてっきりダメだとばかり思っていたが新館と一部の展示室を除いてOKということで思わず詳細に撮ってしまいました〜

    受付兼ミュージアムショップ。
    写真撮影はてっきりダメだとばかり思っていたが新館と一部の展示室を除いてOKということで思わず詳細に撮ってしまいました〜

  • 青いタイルが貼られた暖炉。<br />この模様は何??

    青いタイルが貼られた暖炉。
    この模様は何??

  • 1階入ってすぐ左にある休憩スペースの照明。<br />この照明のデザインも素敵。<br /><br />この山荘の部屋ごとにそれぞれ違うデザインの照明が使われていてひとつひとつそのデザインを見ていくのはとても楽しい〜

    1階入ってすぐ左にある休憩スペースの照明。
    この照明のデザインも素敵。

    この山荘の部屋ごとにそれぞれ違うデザインの照明が使われていてひとつひとつそのデザインを見ていくのはとても楽しい〜

  • マーブルがかかったステンドグラス。廊下側から<br />この部屋の内側から見るとうっすらと光が差し込む窓が美しい・・<br />旧館ではこの内側の展示室のみ撮影禁止でした。

    マーブルがかかったステンドグラス。廊下側から
    この部屋の内側から見るとうっすらと光が差し込む窓が美しい・・
    旧館ではこの内側の展示室のみ撮影禁止でした。

  • こちらはブルーのマーブル風のステンドグラス。

    こちらはブルーのマーブル風のステンドグラス。

  • 照明と植物が合体している??

    照明と植物が合体している??

  • 展示室にはアサヒビール初代社長の山本為三郎が収集した陶器を中心としたコレクション。<br />河井寛次郎、濱田庄司、バーナードリーチ、芹沢圭介、黒田辰秋などの「民藝」の作品他が展示されている。

    展示室にはアサヒビール初代社長の山本為三郎が収集した陶器を中心としたコレクション。
    河井寛次郎、濱田庄司、バーナードリーチ、芹沢圭介、黒田辰秋などの「民藝」の作品他が展示されている。

  • 展示室の中にはところどころこのようなソファが置かれていてゆっくりと休みながら鑑賞できるようになっている。<br />すわり心地が良過ぎてお尻に根が生えてしまいそう。<br />旦那と子どもたちはここでしばし休憩・・

    展示室の中にはところどころこのようなソファが置かれていてゆっくりと休みながら鑑賞できるようになっている。
    すわり心地が良過ぎてお尻に根が生えてしまいそう。
    旦那と子どもたちはここでしばし休憩・・

  • テラスからは最初に建てられた木造の「白雲楼」と呼ばれた望楼が見える。<br />この塔の上から加賀氏が工事を指揮したといわれている。

    テラスからは最初に建てられた木造の「白雲楼」と呼ばれた望楼が見える。
    この塔の上から加賀氏が工事を指揮したといわれている。

  • 2階へ上がる階段。

    2階へ上がる階段。

  • 2階へ上がる階段にはマリア像が描かれた色合いの美しいステンドグラスが。

    2階へ上がる階段にはマリア像が描かれた色合いの美しいステンドグラスが。

  • このステンドグラスにこの照明の取り合わせも素敵〜

    このステンドグラスにこの照明の取り合わせも素敵〜

  • 2階から3階へ上がる階段。<br />ここからは立ち入り禁止。

    2階から3階へ上がる階段。
    ここからは立ち入り禁止。

  • 黄色い色のステンドグラス。<br />このガラスを通して差し込む光も又違った感じで趣がある。

    黄色い色のステンドグラス。
    このガラスを通して差し込む光も又違った感じで趣がある。

  • お風呂、トイレが付いた洗面所。<br />タイルの色がとても魅力的〜

    お風呂、トイレが付いた洗面所。
    タイルの色がとても魅力的〜

  • 浴槽を使ったアートが繰り広げられている。

    浴槽を使ったアートが繰り広げられている。

  • トイレのドアノブも凝っている。

    トイレのドアノブも凝っている。

  • 3階の天井から下がる豪華絢爛なシャンデリア。

    3階の天井から下がる豪華絢爛なシャンデリア。

  • 2階のカットガラスを使用した窓から外を覗く。

    2階のカットガラスを使用した窓から外を覗く。

  • 2階カフェのテラスからは木津川、宇治川、桂川が合流して淀川となる壮大な風景を眺めることができる。

    2階カフェのテラスからは木津川、宇治川、桂川が合流して淀川となる壮大な風景を眺めることができる。

  • テラスにあった石の台。<br />椅子?

    テラスにあった石の台。
    椅子?

  • カフェのテラスの片隅にあるこのタイルはアサヒビール東京大森工場竣工時、昭和37年に建設施工会社の大林組から、アサヒビール初代社長・山本為三郎の意向を汲んで新しい工場を飾るに相応しい記念品として寄贈されたもの。<br />当館開館時に大森工場から移設された。<br /><br />バーナード・リーチ作の陶板は鳥や兎、仏塔、井戸、そしてビールの原料であるホップの模様などを具象表現している。

    カフェのテラスの片隅にあるこのタイルはアサヒビール東京大森工場竣工時、昭和37年に建設施工会社の大林組から、アサヒビール初代社長・山本為三郎の意向を汲んで新しい工場を飾るに相応しい記念品として寄贈されたもの。
    当館開館時に大森工場から移設された。

    バーナード・リーチ作の陶板は鳥や兎、仏塔、井戸、そしてビールの原料であるホップの模様などを具象表現している。

  • こちらは濱田庄司作の陶板で柄杓を使って大胆な流描きを行い、縞、格子、曲線などを描きリーチの作品とは対照的な抽象の美を見せている。

    こちらは濱田庄司作の陶板で柄杓を使って大胆な流描きを行い、縞、格子、曲線などを描きリーチの作品とは対照的な抽象の美を見せている。

  • カフェのテラスに面しているステンドグラスは乳白色のピンク、紫系

    カフェのテラスに面しているステンドグラスは乳白色のピンク、紫系

  • 自然光が採り入れられた階段からは新館となっている。<br />新館は安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」とも呼ばれる地中に位置するギャラリー。<br />本館や庭園との調和に配慮して山荘の傾斜を利用し地下室として設計されている。<br /><br />円柱形のギャラリーには印象派のモネ晩年の傑作「睡蓮」他アサヒビール社所蔵の絵画などが展示されている。<br /><br />

    自然光が採り入れられた階段からは新館となっている。
    新館は安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」とも呼ばれる地中に位置するギャラリー。
    本館や庭園との調和に配慮して山荘の傾斜を利用し地下室として設計されている。

    円柱形のギャラリーには印象派のモネ晩年の傑作「睡蓮」他アサヒビール社所蔵の絵画などが展示されている。

  • ここから庭園へ下りていく階段が。

    ここから庭園へ下りていく階段が。

  • 山の斜面を利用して造られた庭園。

    山の斜面を利用して造られた庭園。

  • 庭園の蓮池から新館の階段室を望む。<br />庭園の睡蓮と新館のギャラリーにはモネの睡蓮が見れる。

    庭園の蓮池から新館の階段室を望む。
    庭園の睡蓮と新館のギャラリーにはモネの睡蓮が見れる。

  • 庭園から山荘を。

    庭園から山荘を。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • crosswordさん 2007/07/22 07:54:05
    おはようございます。
    まゆままさんへ

    ちょっとご無沙汰しています。もうすぐ沖縄行きですね。
    準備は進んでいますか〜!

    さて大山崎山荘美術館、ちらりと見ましたが
    すごくいいところですね。
    建物や調度品のディテールの凝ったところに
    先人の思いを見るようです。
    懐かしさや味わい深さが十分に伝わってきました。
    あとは眺めがいいですね。
    緑だったり庭だったり、住まいの極みを見る
    思いでした。

    そうそう、私のほうは結局夏は由布院と鹿児島に決定しました。
    また旅行記をお楽しみに!
    沖縄、家族みなさんで楽しんできてください!

    crossword

    まゆまま

    まゆままさん からの返信 2007/07/22 20:44:14
    RE: おはようございます。
    crosswordさん、こんばんは〜!
    お元気でしたか〜?
    沖縄いよいよ三日後と迫ってきました〜
    ひとりで盛り上がって”旅のしおり”など作っていましたが・・
    ほんとに行きたいところや食べたいものがたくさんあるんで四日では全然足りません〜

    大山崎山荘旅行記の途中、見ていただきありがとうございます。
    ほんとに建物の内部もひとつひとつ凝っていてあちこちに目が釘付けになりました〜
    この山荘を造った加賀氏のようにお金に糸目をつけず自分で設計して
    こだわりの館が建てれたらいいですよね〜
    館にたどり着くには結構上り道でしたがたくさん歩いただけあってさすがに眺めはとてももよかったです!
    庭の池に浮かぶ睡蓮とモネが描いた睡蓮を一緒に見れるのもポイント高いですね〜

    crosswordさんは鹿児島と湯布院ですか〜!
    いいですね〜〜
    鹿児島といえば旦那と二人の時に行きにフェリーで志布志まで行って九州を縦断旅したことが。
    砂蒸し風呂が10分も我慢できないくらい熱くて衝撃を受けたことがあります。
    かなり懐かしいです!
    又crosswordさんの旅行記楽しみにしていますね〜〜

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