メキシコ遺跡旅行【2】メリダ

2007/04/28 - 2007/05/08

マヤ文明の遺跡、チェチェン・イツァーやウシュマルを訪れる拠点としてメリダにやってきました。

2007年4月29日 メリダ到着後、市内をウロウロする。メリダ泊。市内のいろいろ。

エリア メリダ(メキシコ)

• 同行者: 一人旅

メキシコシティからメリダには1時間半弱で到着。メリダの空港は小さいがとてもきれい！トイレもきれいでこれまた感動！

空港を出たところでチケット制（前払い）の空港タクシー135ペソで、ホテルへ。メリダの中心地は碁盤目状になっていますが、一方通行が多い上、スピード制限のためのbumpが多いので目的地にたどり着くのがけっこう大変。ホテルには12時ごろつきました。

日曜日なので街は閑散としています。ホテル前の公園では地元の学校のダンス発表会みたいのが催されていました。でもそれ以外は静か･･･

ホテルチェックインが14時だったので、荷物だけ置かせてもらい、ユカタン人類学博物館へ急ぐ。日曜日は14時で閉館なのだ。しかも月曜日は休館日なので今日行っておかなければ！

博物館は中心地から北にあり、地図でみると遠いかと思ったけれど、すたすた歩いたら10分くらいでつきました。日曜日はほんとに静か。ひと気がありません。

馬車が普通に走っていました。観光用かな？

ユカタン人類学博物館は素敵な白いコロニアル調の邸宅。入場料37ペソ。

建物が素敵なので嬉しくなる。さらに中はクーラーが効いていて涼しい。

博物館の中はフラッシュ無しで撮影可能です。中の様子は「メキシコ遺跡旅行【3】メリダ−ユカタン人類学博物館」に詳しく載せました。面白いマヤ文明の遺物が沢山展示されています！

ここは州知事公邸を改装した建物らしく、建物自体なかなか見ものですよ。

ユカタン人類学博物館の前を通る Paseo de Montejo　通り。歩道が広く歩きやすい大通りです。

博物館を出て歩いていたら、かわいいお兄ちゃんがやってきて声をかけてきました。なんとか追い払いました。大通りと言えども日曜日だったので人通りがなく怖いくらいでした。女の子は気をつけましょう。

ユカタン人類学博物館から南へ少し歩いたところにある、モンテホ通りに面した立派な建物。

立派な建物の門。花の色が映えてきれい。

メリダのホテルは、Hotel Maison Lafitteという、メリダの中心の広場から３〜４ブロック位の中心地にあるかわいいホテル。ここはインターネットでメリダのホテルを調べまくった結果、立地・価格・きれいさなどから判断して気に入ってオンライン予約しました。

ホテルのWebsiteはここ：
www.maisonlafitte.com.mx/ing/ml_eng.htm

私は予約はホテルのサイトではなくて www.expedia.comでしました。支払いはホテルでペソで。一泊税・サービス料込みで770ペソでした。

Hotel maison Lafitteのベッドの上で。

これは一階（地上階）の一号室です。窓の外は中庭です。床はタイル張り。蚊がいます。

クーラーつきです。照明も適度にあり、高級ではないけれど一人旅には十分な部屋です。

扉の向こうに洗面台・クローゼットエリアと、トイレ・シャワー室があります。

バスタブはなくシャワー室がついています。写真だと良く見えないけれど、上からの固定シャワーのほかに両側の壁から４箇所、けっこう強い水圧ででてくる吹き出し口がついていました。そして写真下方に見えるように、石の椅子がついていました。どうやってそれを利用するのか結局よく分かりませんでした。椅子に座って両側から水圧のマッサージということだったのかなぁ？

ホテルの中庭。小さいプールもあります。朝食はこの庭に面した部屋です。ホテルの受付は人の良いフレンドリーなお兄さん・おじさんたちで、異常にニコニコしてきてちょっと怖いけれど、とても楽しく、また助けてくれる人たちでした。英語も通じます。

地球の歩き方など日本のガイドブックには載っていないホテルですので、宿泊客はメキシコ人や欧米人しか見かけませんでした。

街にでて散策。

街の中心地にあるユカタン大学の外観。立派な建物です。

公衆電話

日曜日ですので、町の中心にあるソカロと呼ばれる広場に屋台が沢山でてお祭りのようになっています。

ソカロの周辺は車が規制されていて、広い車道を人がウロウロしています。昼間は暑いのでまだ人の出が少ない。

ソカロから南にあるエリアは、地元の人の買い物をするお店などが並んでいる通りです。ルーカス・デ・ガルベス広場などごちゃごちゃした雰囲気がする街並みになります。ソカロより北側に比べて南側はちょっと雰囲気が悪いかもしれない。

歩道は狭いし、人がうろうろ歩道が混んでいるし、バスに乗り降りする人が詰まっていたりと、ついでに暑いし悠長にカメラをだす気力もなく、その辺の様子の写真を取れなかったのが残念。

そういう地元の雰囲気を味わいたいのであればソカロの南とか西のエリアに泊まるのがよいかも。観光用のきれいなエリアがよいのであれば、ソカロの周辺か北のエリア、Calle 60のメインストリートに近いエリアに泊まるのが良いかもです。

広場には緑があふれ、人々がベンチでぼーっと座ったり買い食いをしたり楽しく過ごしています。

ソカロ向かいの市庁舎（ピンクの建物！）の前にはステージが設けられ、地元の子供達と思われるグループが民族舞踊やバレエなどを披露していました。小さな発表会のような雰囲気。

ソカロの様子。

ソカロの東側に面して建つカテドラル。大きくそびえる建物です。

ソカロから１ブロックいったところにある小さな広場。大きな木が日陰を作っているしたでベンチに腰掛けてぼうっと道を眺めている人々がいました。のんびりとした日曜日の夕方です。

ソカロに面したアーケードの下にぼーっと座っていられそうなレストランを見つけたので、ここで１人ディナーをしました。

Sopa de Lima

鶏肉が入ったスープにパリパリしたトルティーヤが乗っているレモンの味付けがするスープ。おいしかった♪

欲張ってスープのほかにこれも注文してしまったが、１人には分量が多すぎた。

豚肉をユカタン風に味付けしたものらしい。それをトルティーヤにつつんで食べました。メキシコ料理ってすぐおなかがいっぱいになってしまうので、もったいなかったです。

夜の広場に集まる人びとをぼーっと眺め、どこからとなく聞こえてくる演奏などをぼーっと聞いて、のんびりとしたディナータイムを過ごしました。

夜になると、ソカロには人が出てきて賑わいが増します。

地元の人も観光客も、とりあえずここに集まってベンチに座っておしゃべりしたり子供を遊ばせたり、屋台で食べ物を買ったりして楽しく過ごしている様子です。

わーお！　道を占領してバンドの音楽にあわせて皆が踊っています！　サルサです。

サルサ好きの私はウズウズしました。ナンパな感じのメキシコ人おにいちゃんが誘ってくれますが、ここで踊って帰り夜道でついてきたらどうしようなどと考えてしまい、がんばって断り踊らずに眺めるに徹しました。

みてると意外とメキシコ人はサルサ踊れない人もいるみたい。

みんな楽しそう♪
メキシカンな夜を実感したメリダの第一日目でした。

夜は９時過ぎでしたが、ソカロから数ブロック北にあるホテルまでは徒歩で無事に帰ることができました。